先日「ミラーニューロンがあなたを救う」(大嶋信頼 著)という本の英語版を読み終えました。

私は自己啓発や心理学の本はあまり読まないのですが、この本は友人の翻訳した本なので、読んでみました。

なんでも彼女はこの本によって"心のマヒした状態"から解放されたとか。人生を変えるほどの本だったとのことなので興味津々。

Mirror Neurons Will Save Your Life (Kindle版)
*当記事は広告リンクを含みます。

この本が私にとって人生初の電子書籍。去年自分へのクリスマスプレゼントとして買ったNEXUS7(2013)にKindleアプリをインストールして、本をダウンロード。30分ほどで買い物完了。早っ!簡単っ!便利ですね。
140905MNWSYL
ただ、画面を見続けるのは大変でした。私のタブレットにはブルーライトを軽減させるフィルムを貼ってあるのですが、それでも15分も読んでいると目が痛くなりました。

試行錯誤の結果、PCメガネを掛けると良い事が分かり、問題は無事解決。さあ読書タイム!

本書によると、人は無意識の世界で自分以外の人間とミラーニューロンで繋がっていて、それはまるでインターネットで繋がるがごとく、世界のどこにいようとお互いに影響を与え続けるというのです。

ミラーニューロンのその特性は、良い影響を与える人とだけ繋がることが出来れば、自分をより高みへといざなってくれますが、逆に悪い影響を与える人と繋がってしまうと足を引っ張られてしまう。

本書ではその悪い影響の断つための心の使い方を、具体的に紹介しています。

個人的には、"Copying the 'cool guy'"という項目が一番面白かったです。

簡単に言うと「モテない人はモテる人を完全コピーしろ」ということで、外から見える部分を変えていくと不思議と中身も変わっていくということなのです。実践、実践!

日本語の本が元なので、日本の文化や習慣がどのように英語で表現されているかを見るのがとても楽しかったです。例えば、「ママチャリ」、「引きこもり」や「交番」など日本ならではのもの。

他にも有名な某栄養ドリンクCMの決め言葉、「ファイト―!いっぱぁぁつ!」 もありました。どんな風に訳されているかは本を実際に手に取って見てみて下さい。英語の勉強にとてもいいですよ。

英語の本の邦訳もいいですが、日本の本の英訳も面白いですね。

▼原書はこちら 

ミラーニューロンがあなたを救う!- 人に支配されない脳をつくる

関連記事
洋書が初めての人におすすめの10冊>>初めて読む洋書としておすすめのペーパーバック10選【英検2級/TOEIC600点レベル向け】

おすすめの本に関する記事一覧>>こちら


今日の英検1級単語:
clamor 名詞(大勢の人々の)騒々しい声、喧噪
"When I wrapped up my work and looked at the clock, the surrounding clamor filled my ears again."  (-From Mirror Neurons Will Save Your Life) 仕事を終え時計に目をやると、周りの喧騒がまた私の耳に入ってきた。
 
スポンサーリンク