小学生の頃、宿題やテストの答案に先生が押すスタンプってありましたよね?

とてもいい出来には「たいへんよくできました」 
いい出来には「よくできました
そして惜しくも不正解には「惜しい!

今日ランゲージエクスチェンジパートナーである友人と話していたらこの「惜しい!」について面白いことを聞きました。

その友人(アメリカ人)は大学時代、日本語を専攻していたのですが、提出した課題に先生からもらう「惜しい!」に大変ショックを受けたそうです(!)
 
というのも「惜しい」は英語に訳すと"almost"。でも課題の評価に"almost"と言われると「もう少しだ!」という前向きな響きではなく、「もうちょっとだったのに(ダメだなぁ)」と言われているように感じたそうです。

英語圏(少なくてもアメリカ)で同じような状況では:

Awesome! / Amazing! / Fantastic! が「たいへんよくできました
Good job! が「よくできました
そして「惜しい!」には Nice job!  がピッタリらしいです。

英語圏は褒める文化だというのは頭で理解していたつもりでいましたが、ここまでとは思っていなかったです。

文化の違いからから来る言葉の発想、面白いですね。

日本語と英語の感覚の違い その他の記事>>こちら

今日の英検1級単語:
recuperate  動詞 (病気・損失などから)回復する
'A statement said: "Zayn has been signed off with stress and is flying back to the UK to recuperate."' ゼインはストレスにより(ツアーを)中止し、療養のためイギリスに帰国中です。BBC News 20 March 15

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