私、ゆっきーは先週、風邪を引きまして熱を出しました。
熱は最高38.8℃まで上がり、1日中上がりっぱなしだったのでかなりきつかったです。5日間安静にし、現在は頭痛と鼻水、咳が残っていますが、だいぶ良くなりました。
さてそんなわけで、今回はアメリカ人の友達に協力を依頼し、風邪の引き始めから完治するまでの状況を表す自然な英語表現をまとめました。
Photo: Pinoko
まず今回の風邪の最初の症状は喉の痛み。
「上あごが腫れて唾が飲み込めない」(おかげでよく眠れませんでした・・・。)
「喉が焼けるように痛い」(声も酷く出しにくかったです。)
さぁ、あなたなら何と言いますか?
こんな風に言えます
"My upper jaw is swollen and I can't swallow."
※"swell"は自動詞で「腫れる」の意味があると辞書には書いてありますが、体の一部が腫れる場合、原因が病気であれ怪我であれ、"be swollen"という形で使うのが普通だそうです。×My upper jaw swells.
"My throat is burning."
※"burn=焼ける"という単語で表現できます。今、焼けるように痛い、なので "is burning"と現在進行形。
さてその次は熱!38.8℃の熱が出ていた時はとにかく:
「関節全部が痛すぎてバラバラになりそう」
"All my joints ridiculously hurt as if they're gonna(=going to) break apart."
「熱で頭が解けそう」
"It's so hot. I feel like my head is melting."
さらに寒気が酷く、32℃の真夏日に毛布五枚重ねで何とか寒さをしのぎました:
「超寒い。氷の布団に入ってるような気分」
"I feel deathly cold. It's like I'm in an ice bed."
※"deathly"とよく似た単語で"deadly"という単語がありますが、こちらは「死ぬほど(危険な)」という意味で、使い方は全然違うそうです。例:A deadly heat wave swept the nation. 命に関わるほどの猛烈な熱波がその国を襲った。
そして頑張って休んだ苦労が報われます:
「熱は平熱まで下がったよ」
"My temperature has come back down to normal."
次は(少々汚いですが)鼻水が減ってきます:
「鼻水が減ってきた、治るのも近いな」
"My nose isn't running so much anymore, so I must be getting better."
おかゆばかりだったのが、そろそろ味があって噛めるものがほしい:
「食欲が出てきたみたい。固形物が食べたい」
"My appetite is coming back. I want something solid."
あるいは"My appetite is coming back. I'd(=would) like to start eating solid foods again." ※foodと単数形でもOK.
私の場合は特に、一度風邪を引くと治るまで時間が掛かるので、シャワーを中々浴びることが出来ません。
とにかく全身がかゆいです:
「あぁー、もう!全身がかゆくて死にそう!」
"Oh, man! I'm so itchy all over! It's driving me nuts!"
※"I'm so itchy"だけでも「体がとてもかゆい」という意味ですが、"all over"で「全身の至る所が」という意味合いを強調できます。あと"It's driving me nuts!"の"it"は「かゆさ」。「かゆさが私をイカれさせる」 が文字通りの意味ですが、「イライラする!」や「もういやだ!」という意味を表します。
そして喉の痛みも軽くなり、時々痰が絡んだり、咳が出たりする程度になりました:
「ちょっと痰が絡むけど、それ以外は大分良くなった」
"I still have phlegm, but other than that, I'm feeling much better."
※「痰」は"phlegm"(発音はフレム)で無冠詞。使う動詞は"have"。
そんな状態になると気を付けないといけないのは、無理をしないこと。ぶり返す可能性がありますからね。
「病み上がり」を辞書で調べると"convalescence"なる単語が出てきますが、英語圏の友人たちが使っているのを一度も聞いたことがありません。ではどういう風に言うのでしょう?
「病み上がりだから、大事にしないと」
"I need to take it easy especially after having a cold."
※「大事にする」は"take it easy"、「病み上がり」は"after having a cold=風邪を引いた後なので"として表現できます。
風邪がぶり返すは"relapse"という単語が使えます。
「ぶり返しちゃうから、しばらくは無理しないようにしないと」
"I want to avoid having a relapse, so I need to take it easy for a while."
※"have a relapse"で「ぶり返す」の意味です。名詞の"relapse"の前には冠詞の"a"が必要です。
"I don't want to relapse, so I need to take it easy for a while."
※"relapse"は動詞でも使えます。
また、病み上がりの人に対しても使えますね。
「無理するとまた寝込むことになるよ」
"If you push yourself too hard, you will have to go back to bed."
「また寝込むことになっちゃうから、しばらくは無理しちゃだめだよ」
"You don't want to relapse, so take it easy for a while."
ちなみに、"on the mend"という表現も「病み上がり」に近い表現ですが、まだ完全には治っていない状態を表すそうです。
How are you doing?「調子はどう?」と聞かれて・・・
「まだ治りかけだけど、まぁ、大丈夫だよ」
"I'm on the mend, but I'm good."
いよいよ完全に回復しました。 看病してくれた家族に感謝です。
「看病してくれてありがとう。本当に助かりました」
"Thank you for taking care of me. I really appreciate your help."
風邪の引き始めから、完治まで色々と伝えなくてはいけないことが多いですね。
熱風邪を引いてしまった時のために練習しておきましょう(?)
では。
>>体調不良英会話シリーズ 今までの記事へ
今日の英検1級単語:スポンサーリンク
熱は最高38.8℃まで上がり、1日中上がりっぱなしだったのでかなりきつかったです。5日間安静にし、現在は頭痛と鼻水、咳が残っていますが、だいぶ良くなりました。
さてそんなわけで、今回はアメリカ人の友達に協力を依頼し、風邪の引き始めから完治するまでの状況を表す自然な英語表現をまとめました。
Photo: Pinoko
風邪の引き始め
まず今回の風邪の最初の症状は喉の痛み。
「上あごが腫れて唾が飲み込めない」(おかげでよく眠れませんでした・・・。)
「喉が焼けるように痛い」(声も酷く出しにくかったです。)
さぁ、あなたなら何と言いますか?
こんな風に言えます
"My upper jaw is swollen and I can't swallow."
※"swell"は自動詞で「腫れる」の意味があると辞書には書いてありますが、体の一部が腫れる場合、原因が病気であれ怪我であれ、"be swollen"という形で使うのが普通だそうです。×
"My throat is burning."
※"burn=焼ける"という単語で表現できます。今、焼けるように痛い、なので "is burning"と現在進行形。
熱との格闘
さてその次は熱!38.8℃の熱が出ていた時はとにかく:
「関節全部が痛すぎてバラバラになりそう」
"All my joints ridiculously hurt as if they're gonna(=going to) break apart."
「熱で頭が解けそう」
"It's so hot. I feel like my head is melting."
さらに寒気が酷く、32℃の真夏日に毛布五枚重ねで何とか寒さをしのぎました:
「超寒い。氷の布団に入ってるような気分」
"I feel deathly cold. It's like I'm in an ice bed."
※"deathly"とよく似た単語で"deadly"という単語がありますが、こちらは「死ぬほど(危険な)」という意味で、使い方は全然違うそうです。例:A deadly heat wave swept the nation. 命に関わるほどの猛烈な熱波がその国を襲った。
そして頑張って休んだ苦労が報われます:
「熱は平熱まで下がったよ」
"My temperature has come back down to normal."
治り始め
次は(少々汚いですが)鼻水が減ってきます:
「鼻水が減ってきた、治るのも近いな」
"My nose isn't running so much anymore, so I must be getting better."
おかゆばかりだったのが、そろそろ味があって噛めるものがほしい:
「食欲が出てきたみたい。固形物が食べたい」
"My appetite is coming back. I want something solid."
あるいは"My appetite is coming back. I'd(=would) like to start eating solid foods again." ※foodと単数形でもOK.
シャワー問題と病み上がり
私の場合は特に、一度風邪を引くと治るまで時間が掛かるので、シャワーを中々浴びることが出来ません。
とにかく全身がかゆいです:
「あぁー、もう!全身がかゆくて死にそう!」
"Oh, man! I'm so itchy all over! It's driving me nuts!"
※"I'm so itchy"だけでも「体がとてもかゆい」という意味ですが、"all over"で「全身の至る所が」という意味合いを強調できます。あと"It's driving me nuts!"の"it"は「かゆさ」。「かゆさが私をイカれさせる」 が文字通りの意味ですが、「イライラする!」や「もういやだ!」という意味を表します。
そして喉の痛みも軽くなり、時々痰が絡んだり、咳が出たりする程度になりました:
「ちょっと痰が絡むけど、それ以外は大分良くなった」
"I still have phlegm, but other than that, I'm feeling much better."
※「痰」は"phlegm"(発音はフレム)で無冠詞。使う動詞は"have"。
そんな状態になると気を付けないといけないのは、無理をしないこと。ぶり返す可能性がありますからね。
「病み上がり」を辞書で調べると"convalescence"なる単語が出てきますが、英語圏の友人たちが使っているのを一度も聞いたことがありません。ではどういう風に言うのでしょう?
「病み上がりだから、大事にしないと」
"I need to take it easy especially after having a cold."
※「大事にする」は"take it easy"、「病み上がり」は"after having a cold=風邪を引いた後なので"として表現できます。
風邪がぶり返すは"relapse"という単語が使えます。
「ぶり返しちゃうから、しばらくは無理しないようにしないと」
"I want to avoid having a relapse, so I need to take it easy for a while."
※"have a relapse"で「ぶり返す」の意味です。名詞の"relapse"の前には冠詞の"a"が必要です。
"I don't want to relapse, so I need to take it easy for a while."
※"relapse"は動詞でも使えます。
また、病み上がりの人に対しても使えますね。
「無理するとまた寝込むことになるよ」
"If you push yourself too hard, you will have to go back to bed."
「また寝込むことになっちゃうから、しばらくは無理しちゃだめだよ」
"You don't want to relapse, so take it easy for a while."
ちなみに、"on the mend"という表現も「病み上がり」に近い表現ですが、まだ完全には治っていない状態を表すそうです。
How are you doing?「調子はどう?」と聞かれて・・・
「まだ治りかけだけど、まぁ、大丈夫だよ」
"I'm on the mend, but I'm good."
治ったー!
いよいよ完全に回復しました。 看病してくれた家族に感謝です。
「看病してくれてありがとう。本当に助かりました」
"Thank you for taking care of me. I really appreciate your help."
風邪の引き始めから、完治まで色々と伝えなくてはいけないことが多いですね。
熱風邪を引いてしまった時のために練習しておきましょう(?)
では。
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今日の英検1級単語:
wane 名詞<力・影響が>衰える、弱まる
“The official said it was too early to say whether the outbreak may be on the wane given that new cases are expected at the new site.” 政府関係者は、新たな感染が別の場所で確認されると見込まれるため、流行が下火になったとするのは時期尚早であると述べた。(The Japan Times on Sunday June 28, 2015)
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