「YouTubeとマンガでso much fun! バイリンガール英会話」を読みました!
*当記事は広告リンクを含みます。
ちかさんのYouTube動画が"so much fun"なのは誰もが知るところですが、紙媒体のマンガではいかに?!Let's find out!
▼バイリンガール英会話(YouTube[外部リンク])
https://www.youtube.com/channel/UCPlreGCqby4Qg9Vuem5scpw
私はちかさんの動画を2013年1月ごろ、ネットで職探しをしていたところ偶然発見。その動画の完成度の高さと英語の綺麗さに一目ぼれ。
その年の秋頃、ちかさんがDMM英会話とのタイアップ企画で1日限定講師を務めた時、レッスンを受けるため急いでDMM英会話のアカウントを取りました(予約は10秒で終了。結局受けられず(T_T))
またブログを始める時、Livedoorブログを選んだきっかけの一つがちかさんの公式ブログがLivedoorだったからです。英語に関わっている人間として、私と歳が近い(半月違い)こともありいつも刺激を受けています。
"Part 1"があいさつなどの基本的な表現、"Part 2"が気持ちを豊かに伝えるためのプチ応用表現、そして"Part 3"がシアトル生活に関する動画の解説集。
日常で使われる英語表現を自然に学べるのが魅力のちかさんの動画。その魅力はこの本でも存分に発揮されています。
例えば114ページに出てくる「せっかくだし」というフレーズ。日本語でよく使う割に学校の教科書で習うことはまずありません。
文化的な違いもあり、一言で表せる表現が少ないこともあり、中々表現しにくい言い回しです。しかしそこはさすが"バイリンガール"だけあり、すぐに使える表現を教えてくれます。
さらに117ページの食事中にむせた時に使える表現。慌てて飲んで、気管支に詰まってしまったという内容ですが、これもとっさに英語で言える学習者はほとんどいないのではないでしょうか。
私も非常に勉強になりました。
日本人が断るときについ言ってしまう"No, thank you"の意外な響きや、「なるほど」のつもりで"I see"を連発するとどういう風に聞こえるのか、日本語で丁寧に解説されているので、納得できます。
今まで、"日本人の間違った英語がネイティブの耳にはこんな風に聞こえます"、という解説本は数多く出版されてきました。しかしその例文が少々強引なものが多く、これから英語を使おうとしている人に恐怖心すら植え付けてしまいそうなものばかりでした。
その点、この「バイリンガール英会話」は、"ネイティブはこんな風に言ってもらうと気持ちよくコミュニケーションが出来るよ!"という視点で書かれているので、楽しく読み進めることが出来ます。
また英語で実際の会話に慣れてくると必ずぶつかる壁が、会話表現の乏しさ。感謝を伝えるのも"Thank you"と"I appreciate it"を連発してばかりで自分の英語の稚拙さに落ち込んだり。この本はそんな壁にぶち当たっている人に、感情豊かに伝える方法を教えてくれます!
あいづちといえば"Yeah"、"Right"、"Really?"を連発していた5年前の自分にこの本を読ませたいです。
さらに帰国子女——というよりネイティブのちかさんが書いただけあり、例文がとっても自然。シチュエーションにさえ気を付ければどの表現を使っても間違いはありません。
▲それから、巻末にちかさんの学生時代の写真などがあるので、ファンの方は英語のレベル関係なく必見です!
とはいえ、英検やTOEICの問題にも会話文は出てくるので、読んでみる価値はありますよ。
・実際に英語を使って働いている人はレベルを問わず役に立つこと間違いなし!
・結論として、ちかさんは動画でもマンガでもso much fun!!
ちかさんは、和製英語や日本語では一言で表せるけど英語にはない表現(「こだわりは英語で?〔#441〕YouTube[外部リンク])などに焦点を当てた動画レッスンも作られているので、こういった"バイリンガール力"を存分に生かした続編を期待したいです!
それから、ちかさんが発売したのはこの一冊だけではなく、「ネイティブ英語なんて必要ない! フレーズばかり暗記しても、あなたが英語を話せないワケ」という本も出版されています。
日本人の英語が上達しない理由について書かれているそうなので、こちらも読んでみたいと思います♪
2018年2月15日追記
バイリンガールちかさんの新しい本が2018年3月2日に発売されるそうです!
▼新しく発売される本はこちら
私も買って読んでみたいと思います(*'ω'*)
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ちかさんのYouTube動画が"so much fun"なのは誰もが知るところですが、紙媒体のマンガではいかに?!Let's find out!
著者について
吉田ちかさんは2017年5月現在、YouTubeチャンネルの登録者数が実に80万人を超える大人気動画クリエイター(ユーチューバー)。運営するチャンネル「バイリンガール英会話」の動画は、日本人のつまづきやすいポイントを押さえた、楽しく分かりやすいものばかり。英語学習者なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。▼バイリンガール英会話(YouTube[外部リンク])
https://www.youtube.com/channel/UCPlreGCqby4Qg9Vuem5scpw
私はちかさんの動画を2013年1月ごろ、ネットで職探しをしていたところ偶然発見。その動画の完成度の高さと英語の綺麗さに一目ぼれ。
その年の秋頃、ちかさんがDMM英会話とのタイアップ企画で1日限定講師を務めた時、レッスンを受けるため急いでDMM英会話のアカウントを取りました(予約は10秒で終了。結局受けられず(T_T))
またブログを始める時、Livedoorブログを選んだきっかけの一つがちかさんの公式ブログがLivedoorだったからです。英語に関わっている人間として、私と歳が近い(半月違い)こともありいつも刺激を受けています。
本の内容
動画を観ている人にはおなじみ、ちかさん演じる上司、さちこ、エリカ、そしてバイリンガールちかさんが登場。職場での様々なシチュエーションで使われる英会話表現を短編の物語で解説していくのが基本的な流れ。"Part 1"があいさつなどの基本的な表現、"Part 2"が気持ちを豊かに伝えるためのプチ応用表現、そして"Part 3"がシアトル生活に関する動画の解説集。
日常で使われる英語表現を自然に学べるのが魅力のちかさんの動画。その魅力はこの本でも存分に発揮されています。
例えば114ページに出てくる「せっかくだし」というフレーズ。日本語でよく使う割に学校の教科書で習うことはまずありません。
文化的な違いもあり、一言で表せる表現が少ないこともあり、中々表現しにくい言い回しです。しかしそこはさすが"バイリンガール"だけあり、すぐに使える表現を教えてくれます。
さらに117ページの食事中にむせた時に使える表現。慌てて飲んで、気管支に詰まってしまったという内容ですが、これもとっさに英語で言える学習者はほとんどいないのではないでしょうか。
私も非常に勉強になりました。
実際に英語を使いたい・使っている人におすすめ!
既に実際のビジネスの場で英語を使っている・使わざるを得ない社会人に猛烈におすすめします!日本人が断るときについ言ってしまう"No, thank you"の意外な響きや、「なるほど」のつもりで"I see"を連発するとどういう風に聞こえるのか、日本語で丁寧に解説されているので、納得できます。
今まで、"日本人の間違った英語がネイティブの耳にはこんな風に聞こえます"、という解説本は数多く出版されてきました。しかしその例文が少々強引なものが多く、これから英語を使おうとしている人に恐怖心すら植え付けてしまいそうなものばかりでした。
その点、この「バイリンガール英会話」は、"ネイティブはこんな風に言ってもらうと気持ちよくコミュニケーションが出来るよ!"という視点で書かれているので、楽しく読み進めることが出来ます。
また英語で実際の会話に慣れてくると必ずぶつかる壁が、会話表現の乏しさ。感謝を伝えるのも"Thank you"と"I appreciate it"を連発してばかりで自分の英語の稚拙さに落ち込んだり。この本はそんな壁にぶち当たっている人に、感情豊かに伝える方法を教えてくれます!
あいづちといえば"Yeah"、"Right"、"Really?"を連発していた5年前の自分にこの本を読ませたいです。
さらに帰国子女——というよりネイティブのちかさんが書いただけあり、例文がとっても自然。シチュエーションにさえ気を付ければどの表現を使っても間違いはありません。
▲それから、巻末にちかさんの学生時代の写真などがあるので、ファンの方は英語のレベル関係なく必見です!
動画ではなく、本で読む利点
本の魅力は何と言っても自分のペースで読めること。ちょっと気になったフレーズがあった時、わざわざPCやタブレットのYouTube動画を再生しなくても、いつでも確認できるというのは嬉しいです。
また動画を観ながら復習したい人のために、元ネタの動画のQRコードがついているので、スマホやタブレットのカメラでQRコードを読み取れば直ぐに観られます。今や500本を超える動画から探し出す必要がなく便利です。
私はこの本が発売された頃のちかさんの動画は全て観ました。しかし、今回改めて読んでみると覚えていなかったり、意識しないで流してしまったりした表現がたくさんあることに気が付きました。
自分の理解力に合わせてじっくり吸収できるのが楽しいです。とても良い復習になっています。
また動画を観ながら復習したい人のために、元ネタの動画のQRコードがついているので、スマホやタブレットのカメラでQRコードを読み取れば直ぐに観られます。今や500本を超える動画から探し出す必要がなく便利です。
試験英語を学びたい人には不向きかも
ただ誰にでも読みやすいマンガという形式ではありますが、英検やTEOICなどの資格試験に向けて勉強している人には不向きかもしれません。日常で使われる自然でカジュアルな表現が多く、そういった表現は試験にはあまり出てきませんからね。とはいえ、英検やTOEICの問題にも会話文は出てくるので、読んでみる価値はありますよ。
まとめ
・マンガだけど、試験英語に慣れた初心者には向かない。しかし読んでみるは価値はあり。・実際に英語を使って働いている人はレベルを問わず役に立つこと間違いなし!
・結論として、ちかさんは動画でもマンガでもso much fun!!
ちかさんは、和製英語や日本語では一言で表せるけど英語にはない表現(「こだわりは英語で?〔#441〕YouTube[外部リンク])などに焦点を当てた動画レッスンも作られているので、こういった"バイリンガール力"を存分に生かした続編を期待したいです!
それから、ちかさんが発売したのはこの一冊だけではなく、「ネイティブ英語なんて必要ない! フレーズばかり暗記しても、あなたが英語を話せないワケ」という本も出版されています。
日本人の英語が上達しない理由について書かれているそうなので、こちらも読んでみたいと思います♪
2018年2月15日追記
バイリンガールちかさんの新しい本が2018年3月2日に発売されるそうです!
▼新しく発売される本はこちら
私も買って読んでみたいと思います(*'ω'*)
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