英検一次試験という高い壁を乗り越えると、いよいよ二次面接試験が待っています。英語での面接試験・・・といっても一体なにをどう準備すればいいの?と困っている人も多いのではないでしょうか。
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試験内容
まず英検3級二次試験の試験内容を簡単にご説明します。試験は入室から退室まで全て英語で行われます。
入室し、着席し、簡単なあいさつが済んだら:
1 面接委員からパッセージ(文章)とイラストが印刷された「問題カード」が手渡されます。
2 「問題カード」に書かれたパッセージを20秒間黙読します。
3 パッセージを音読します。
4 それからパッセージに関する質問1問、イラストに関する質問が2問、最後にパッセージにもイラストにも関係のない質問2問が出題されます。それぞれの質問に英語で答えます。
5 「問題カード」を試験官に返し、退室します。
以上のような流れです。試験官は大抵日本人で、一対一の形式で行われます。
試験時間は約5分です。
英検公式ウェブサイトにも流れが詳しく載っています。面接試験が初めての方は必ずチェック!
▼英検公式ウェブサイト[外部リンク]
http://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_3/detail.html
オススメの対策本
旺文社「7日でできる! 英検3級二次試験・面接完全予想問題」
一番のオススメは旺文社の「7日でできる! 英検3級二次試験・面接完全予想問題」です。旺文社は各級を通して問題が自然。イラストも実際の「問題カード」に最も近く、本番を想定した練習には最適です。またパッセージのモデル音声を収録したCD付属で、音読のリズムをつかむ練習に使えます。
それから、初めて面接試験を受ける人の強い味方となるのが付属のDVD。面接の流れを実際に映像で見られるため、イメージをつかみやすいです。
ただ、DVDに出てくる受検者の回答はあくまで模範解答なので、ここまでのレベルで答えられなくても合格は十分可能です。DVDの人のように答えられないからといって落ち込まないように!
高橋書店「英検3級二次試験クリア模擬問題集」
もう少し練習したいという方には高橋書店の「英検3級二次試験クリア模擬問題集」がオススメです。こちらもパッセージは実際の試験に近く、練習に使えます。イラストもカラーで見やすく、本番で戸惑うことはないでしょう。面接形式の解説はイラスト付きで分かりやすいです。CD付きでパッセージの音読練習に使えます。
模擬問題数が10回分あり、量もこなせるので、二次試験に苦手意識がある人はとにかく練習あるのみ!
成美堂出版「英検3級二次試験完全予想模試」
それでもまだ十分とは思えない!という方には、成美堂出版の「英検3級二次試験完全予想模試」も使えます。こちらも模擬問題数が10回分と量がある点が魅力。2015年の改訂版からイラストを一新。パッセージの英文も自然になり、本番対策の強い味方となります。
面接形式の解説は一連の流れを示したイラストが2ページある他、各パート毎に詳しい説明が別ページにあるので、必要にして十分。こちらもCD付で、音声を聴きながらパッセージの音読練習が可能です。
ここまでやれば、自信をもって試験に臨めると思います。
以上の3冊はいずれも非常に質が高いです。パッセージ、イラスト、質問、全て本番の試験に近く、好みや価格で選んでも間違いはないと思います。
旺文社「英検過去問題集」
番外編としては旺文社の「英検過去問題集」を利用するのも手です。こちらには二次試験の面接の流れなどの解説はないため、初めて面接試験に挑戦する方には先に紹介した3冊をオススメします。しかし全て実際の試験で使われた問題なので、非常に効果的な練習が可能です。
なおパッセージの音声などを収録したCDは別売りでしたが、2019年度からはダウンロードやアプリで聴けるようになりました。
合格のコツ
パッセージの音読
スムーズに読もうとしてとにかく速く読みがちですが、自分で思っている以上にゆっくり丁寧に読むことが大切です。その方が結果的に発音もイントネーションも良くなります。音読に時間制限はありません。またゆっくり読むことで、パッセージの意味をつかみやすくなるので質問 No.1・2・3 が答えやすくなります。「どんな内容かな?」と書かれていることを理解しようと丁寧に読むことがベスト!
注意:パッセージはタイトルから読みます。読み忘れないようにしてください。
※発音の分からない単語表現があった場合は、つづりから想像して声に出してください。飛ばして読み進めてしまうと、理解できていないことがそれだけでバレてしまいます。つっかえながらでも構わないので、頑張って音読してくださいね。
面接では英語の知識だけでなく、コミュニケーションを取ろうとする姿勢も評価の対象となります。そのため、間違いはあまり気にせず、頭に浮かんだ英語を積極的に口にしてみるようにしましょう。
★オススメの聞き返し表現★
Pardon?(=なんとおっしゃったのですか?)
Sorry? (=すみません[聞き取れませんでした])
Could you repeat that? (=もう一度おっしゃって頂けませんか?)
特に"Sorry?"は簡単なうえに意外と丁寧な響きの表現なので、オススメです。ただし、語尾を上げて発音(Sorry?↑)しないと、ただ謝っているだけにしか聞こえないので注意!
面接の練習は誰かに面接官役をお願いし、自分の英語をチェックしてもらうのが一番よい方法です。学校の先生、塾の先生、あるいは友達にお願いするという手もあります。
友達が相手では心許ないかもしれませんが、練習するポイントは自分がちゃんと発信できているかです。そのため、自分の言いたいことがきちんと言えているかどうか、聞いてもらうだけでもかなりの練習になりますよ。
※発音の分からない単語表現があった場合は、つづりから想像して声に出してください。飛ばして読み進めてしまうと、理解できていないことがそれだけでバレてしまいます。つっかえながらでも構わないので、頑張って音読してくださいね。
質問に答える
面接官からの質問に答えるために重要なのは次の2点:1 質問の聞き取りに集中してください。
2 質問が聞き取れなかった場合は必ず聞き返してください。
1回聞き返すだけなら減点にはなりません。質問が理解できず的外れな回答をすると大きな減点になる可能性があります。また黙りこんでしまうと質問が打ち切られる場合もあります。
1回聞き返すだけなら減点にはなりません。質問が理解できず的外れな回答をすると大きな減点になる可能性があります。また黙りこんでしまうと質問が打ち切られる場合もあります。
面接では英語の知識だけでなく、コミュニケーションを取ろうとする姿勢も評価の対象となります。そのため、間違いはあまり気にせず、頭に浮かんだ英語を積極的に口にしてみるようにしましょう。
★オススメの聞き返し表現★
Pardon?(=なんとおっしゃったのですか?)
Sorry? (=すみません[聞き取れませんでした])
Could you repeat that? (=もう一度おっしゃって頂けませんか?)
特に"Sorry?"は簡単なうえに意外と丁寧な響きの表現なので、オススメです。ただし、語尾を上げて発音(Sorry?↑)しないと、ただ謝っているだけにしか聞こえないので注意!
まとめ
合格には数をこなすことが一番の近道です。面接の練習は誰かに面接官役をお願いし、自分の英語をチェックしてもらうのが一番よい方法です。学校の先生、塾の先生、あるいは友達にお願いするという手もあります。
友達が相手では心許ないかもしれませんが、練習するポイントは自分がちゃんと発信できているかです。そのため、自分の言いたいことがきちんと言えているかどうか、聞いてもらうだけでもかなりの練習になりますよ。
では本番の試験まで頑張って下さい!一次に受かったあなたならきっと出来ますよ!
Good luck! p(^_^ )
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