Canonの高級コンパクトデジタルカメラ【PowerShot G7X MarkⅡ】を母が購入し、少し使わせてもらったので、私自身が使っているSony α6000と比較し感想をまとめます!
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比較するα6000の写真は、全てキットレンズ(EPZ1650)で撮影したものです。当記事内の写真は切り取り、レタッチ一切なしです。
ーボケが簡単なレンズ性能
ー意外と速いオートフォーカス
ー軽い
ータッチパネルが使いやすい
ー見やすく自撮りが出来る180度回転可能なディスプレイ
ーコンデジとしてはかなりのレンズ性能
ーSony α6000と色彩を比較
ーフラッシュが優秀
▶まとめ
▶使用機材 | Equipment
▶関連記事
Aperture: ƒ/2.8, Focal Length: 36.8mm, Exposure Time: 1/1000, ISO: 125
絞りをf2.8の開放で撮ると、背景がここまでボケます。
Aperture: ƒ/11, Focal Length: 36.8mm, Exposure Time: 1/200, ISO: 400
上の写真と同じ被写体、同じ構図で絞りだけをf11にして変えて撮りました。絞りだけでこれだけの描写の違いが生まれます。
Aperture: ƒ/1.8, Focal Length: 8.8mm, Exposure Time: 1/400, ISO: 120
絞り開放最大のf1.8で撮りました。絞りを開放端にすると、描写が若干甘くなります。絞りはf4前後が描写が一番綺麗に思います。
Aperture: ƒ/2.5, Focal Length: 18.6mm, Exposure Time: 1/40, ISO: 6400
夜室内で撮影したため、ISO感度が6400と高いですが、ノイズも目立たずきれいに写っています。
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Aperture: ƒ/2.5, Focal Length: 8.8mm, Exposure Time: 1/250, ISO: 125
薄曇りの夕方3時に撮影したミツバチの写真です。焦点距離を「マクロモード」にし、オートフォーカスを「コンティニュアスオートフォーカス」に設定して撮影しました。
少々コツが要りますが、最初にミツバチにピントを合わせれば、ずっと合っていました。
Aperture: ƒ/4.5, Focal Length: 36.8mm, Exposure Time: 1/200, ISO: 125
河川敷で撮影していたら普通列車がやってきたので、絞り優先オートのまま撮影しました。ピントもすぐに合い、カメラまかせできれいな写真が撮れました。
Aperture: ƒ/1.8, Focal Length: 8.8mm, Exposure Time: 1/2000, ISO: 125
速いオートフォーカスは動きものを撮る時だけではなく、普段のスナップ写真にも力強い味方になってくれます。
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α6000はキットレンズ付きで460g。α6000もミラーレスとしてはかなり軽い方ですが、ポケットには入りません。
軽量・小型で、高い携帯性はやはりコンデジの魅力。
タッチパネルの操作だけでシャッターを切ることもできますが、こちらは意外と難しく、母も私も意図しないところで写真を撮りまくってしまったので、こちらの機能はオフにしてあります。
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私も母も自撮りは全くしないのであまり使わない機能ではありますが、ディスプレイの稼働範囲が広いので、低いところや高いところにあるものを撮影するにはとても便利なディスプレイです。
またホイールの下ボタンを長押しすることで、一発で最大の明るさに設定することができ、明るい太陽の下でも写真を確認できるので便利です。
さらにディスプレイの色彩の再現性が高く、ディスプレイで見た色がパソコンで見てもほぼ同じで、写真の完成イメージが掴みやすいです。
ピントの確認も、指でちょいちょいすぐにできるので素早くすることができます。
ファインダーが無いカメラは使い勝手が悪いイメージがあったので、G7X MarkⅡの使いやすさには驚きました。タッチパネルの使いやすさもあり、ディスプレイは見え方と色彩、使い勝手はa6000よりも遥かに良いです。
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Photo by Pinoko
Aperture: ƒ/4.5, Focal Length: 36.8mm, Exposure Time: 1/200, ISO: 125
2万円台のコンパクトデジタルでは、ゼラニウムの花の赤と葉っぱの緑が不自然な色に写りましたが、G7X MarkIIはその点素晴らしいです。
Photo by Pinoko
Aperture: ƒ/2.8, Focal Length: 22mm, Exposure Time: 1/1250, ISO: 200
安いコンパクトデジタルカメラだと四隅が暗くなったり、歪んだりします。しかし、G7X MarkIIは今まで使った限り、どのズーム域でもそういった現象は起きていません。
Photo by Pinoko
Aperture: ƒ/2.5, Focal Length: 16.8mm, Exposure Time: 1/800, ISO: 125
キャノンのイメージは緑や赤などの色彩がきついイメージがありましたが、自然な色味で意外でした。
Photo by Pinoko
Aperture: ƒ/3.5, Focal Length: 19.6mm, Exposure Time: 1/200, ISO: 125
夕方の薄暗い環境でも、光がたくさん入るレンズできれいに撮ることができます。
Photo by Pinoko
Aperture: ƒ/2.8, Focal Length: 36.8mm, Exposure Time: 1/200, ISO: 6400
ISOは高めですが、ノイズが驚くほど少ないです。
Photo by Pinoko
Aperture: ƒ/2.5, Focal Length: 15.2mm, Exposure Time: 1/125, ISO: 250
背景を簡単にぼかせるので、あまり掃除の行き届いていない部屋でも気軽に撮影できます。
Photo by Pinoko
Aperture: ƒ/2.8, Focal Length: 12.3mm, Exposure Time: 1/50, ISO: 125
毛の1本1本、きれいに写っています。
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Aperture: ƒ/4.5, Focal Length: 8.8mm, Exposure Time: 1/500, ISO: 125
夕暮れ時の川です。暗かったですが、それでも色彩に若干の違いが見てとれます。
Aperture: ƒ/5.6, Focal Length: 16mm, Exposure Time: 1/200, ISO: 100
こちらはα6000で撮影です。
Aperture: ƒ/2.5, Focal Length: 8.8mm, Exposure Time: 1/320, ISO: 125
こちらはパワーショットで撮影した写真。ホワイトバランスはオートです。
Aperture: ƒ/4, Focal Length: 18mm, Exposure Time: 1/100, ISO: 100
α6000。こちらもホワイトバランスはオートに設定して撮影しました。
Aperture: ƒ/3.5, Focal Length: 18.9mm, Exposure Time: 1/800, ISO: 500
G7X MarkII。道端に咲いていたコスモス。田舎なので、撮影中、私の後ろ1メートルほどを車が何台も時速40〜50キロでかっ飛ばして行きました。その風圧で何度も押されましたが、グリップがしっかりしているお陰でカメラを落とす心配はなかったです。
Aperture: ƒ/5.6, Focal Length: 35mm, Exposure Time: 1/80, ISO: 100
α6000。G7X MarkIIの方が若干彩度が強めかな、と思いますが、この赤・紫系の色では違いはあまり表れませんね。
あとG7X MarkIIは肌が綺麗に写ります。しかも、いかにも"いじりました感"がなく自然な仕上がり。そのため、うちでの記念撮影は、G7X MarkIIがメインカメラになりました。
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Aperture: ƒ/6.3, Focal Length: 33.5mm, Exposure Time: 1/6, ISO: 125
フラッシュ使用ですが、ネズミさんたちは全くテカっていません。
反射光を抑えた写真はα6000でも設定をすれば撮れますが、G7X MarkIIはカメラ任せで出来るところが美点。
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デジカメは今までSony一辺倒で、キヤノンのカメラはうちでは初めてです。そのため操作系の違い、各機能名称の違いなど覚えることが多いです。
何も考えなくてもきれいな写真が撮れるα6000に比べたら、このカメラを使いこなすには少々コツがいります。ただ、レンズの性能が一番活かせるズーム域では、驚くほどきれいな写真を撮ることができます。
何より携帯性が高いので、あちこち持ち歩いて気軽に写真を撮ることができるのが最大の魅力です。
購入する前はファインダーが無いことが最大の欠点になると思っていたのですが、無くても快適に使えています。
ちょっと遠くのものを撮りたい時は物足りなさを感じますが、街中のスナップだったり、記念写真だったり、道端の綺麗な花を撮ったりするには欠点の見つからない良いカメラです。
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SONY α6000
キットレンズ
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東京で撮影してきました>>街中スナップで大活躍【CANON PowerShot G7X MarkII】で撮影した東京写真
今までの写真記事を読む>>こちら
Sony α6000で撮影した写真記事>>こちら
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比較するα6000の写真は、全てキットレンズ(EPZ1650)で撮影したものです。当記事内の写真は切り取り、レタッチ一切なしです。
目次
▶PowerShot G7X MarkIIの特徴ーボケが簡単なレンズ性能
ー意外と速いオートフォーカス
ー軽い
ータッチパネルが使いやすい
ー見やすく自撮りが出来る180度回転可能なディスプレイ
ーコンデジとしてはかなりのレンズ性能
ーSony α6000と色彩を比較
ーフラッシュが優秀
▶まとめ
▶使用機材 | Equipment
▶関連記事
PowerShot G7X MarkIIの特徴
ボケが簡単なレンズ性能
Aperture: ƒ/2.8, Focal Length: 36.8mm, Exposure Time: 1/1000, ISO: 125
絞りをf2.8の開放で撮ると、背景がここまでボケます。
Aperture: ƒ/11, Focal Length: 36.8mm, Exposure Time: 1/200, ISO: 400
上の写真と同じ被写体、同じ構図で絞りだけをf11にして変えて撮りました。絞りだけでこれだけの描写の違いが生まれます。
Aperture: ƒ/1.8, Focal Length: 8.8mm, Exposure Time: 1/400, ISO: 120
絞り開放最大のf1.8で撮りました。絞りを開放端にすると、描写が若干甘くなります。絞りはf4前後が描写が一番綺麗に思います。
Aperture: ƒ/2.5, Focal Length: 18.6mm, Exposure Time: 1/40, ISO: 6400
夜室内で撮影したため、ISO感度が6400と高いですが、ノイズも目立たずきれいに写っています。
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意外と速いオートフォーカス
価格が税込6万円台とはいえ、レンズ一体型のコンパクトデジタルなので、オートフォーカスの速さはあまり期待していませんでした。しかし、いい意味で裏切られました。Aperture: ƒ/2.5, Focal Length: 8.8mm, Exposure Time: 1/250, ISO: 125
薄曇りの夕方3時に撮影したミツバチの写真です。焦点距離を「マクロモード」にし、オートフォーカスを「コンティニュアスオートフォーカス」に設定して撮影しました。
少々コツが要りますが、最初にミツバチにピントを合わせれば、ずっと合っていました。
Aperture: ƒ/4.5, Focal Length: 36.8mm, Exposure Time: 1/200, ISO: 125
河川敷で撮影していたら普通列車がやってきたので、絞り優先オートのまま撮影しました。ピントもすぐに合い、カメラまかせできれいな写真が撮れました。
Aperture: ƒ/1.8, Focal Length: 8.8mm, Exposure Time: 1/2000, ISO: 125
速いオートフォーカスは動きものを撮る時だけではなく、普段のスナップ写真にも力強い味方になってくれます。
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軽い
バッテリーとSDカードありで319gで軽いです。男物のコートやジャケットの内ポケットになら、すっぽり入ります。α6000はキットレンズ付きで460g。α6000もミラーレスとしてはかなり軽い方ですが、ポケットには入りません。
軽量・小型で、高い携帯性はやはりコンデジの魅力。
タッチパネルが使いやすい
ピント合わせや設定の変更、さらに撮影画像を拡大して確認する際、使えるタッチパネル。感度が良好で、私の比較的大きい指でも誤操作はほとんどないです。タッチパネルの操作だけでシャッターを切ることもできますが、こちらは意外と難しく、母も私も意図しないところで写真を撮りまくってしまったので、こちらの機能はオフにしてあります。
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見やすく自撮りが出来る180度回転可能なディスプレイ
私も母も自撮りは全くしないのであまり使わない機能ではありますが、ディスプレイの稼働範囲が広いので、低いところや高いところにあるものを撮影するにはとても便利なディスプレイです。
またホイールの下ボタンを長押しすることで、一発で最大の明るさに設定することができ、明るい太陽の下でも写真を確認できるので便利です。
さらにディスプレイの色彩の再現性が高く、ディスプレイで見た色がパソコンで見てもほぼ同じで、写真の完成イメージが掴みやすいです。
ピントの確認も、指でちょいちょいすぐにできるので素早くすることができます。
ファインダーが無いカメラは使い勝手が悪いイメージがあったので、G7X MarkⅡの使いやすさには驚きました。タッチパネルの使いやすさもあり、ディスプレイは見え方と色彩、使い勝手はa6000よりも遥かに良いです。
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コンデジとしてはかなりのレンズ性能
1メートルくらい離れて少々ズームをして撮影すると、レンズ性能を最大限生かすことができ、一番よく写る印象です。Photo by Pinoko
Aperture: ƒ/4.5, Focal Length: 36.8mm, Exposure Time: 1/200, ISO: 125
2万円台のコンパクトデジタルでは、ゼラニウムの花の赤と葉っぱの緑が不自然な色に写りましたが、G7X MarkIIはその点素晴らしいです。
Photo by Pinoko
Aperture: ƒ/2.8, Focal Length: 22mm, Exposure Time: 1/1250, ISO: 200
安いコンパクトデジタルカメラだと四隅が暗くなったり、歪んだりします。しかし、G7X MarkIIは今まで使った限り、どのズーム域でもそういった現象は起きていません。
Photo by Pinoko
Aperture: ƒ/2.5, Focal Length: 16.8mm, Exposure Time: 1/800, ISO: 125
キャノンのイメージは緑や赤などの色彩がきついイメージがありましたが、自然な色味で意外でした。
Photo by Pinoko
Aperture: ƒ/3.5, Focal Length: 19.6mm, Exposure Time: 1/200, ISO: 125
夕方の薄暗い環境でも、光がたくさん入るレンズできれいに撮ることができます。
Photo by Pinoko
Aperture: ƒ/2.8, Focal Length: 36.8mm, Exposure Time: 1/200, ISO: 6400
ISOは高めですが、ノイズが驚くほど少ないです。
Photo by Pinoko
Aperture: ƒ/2.5, Focal Length: 15.2mm, Exposure Time: 1/125, ISO: 250
背景を簡単にぼかせるので、あまり掃除の行き届いていない部屋でも気軽に撮影できます。
Photo by Pinoko
Aperture: ƒ/2.8, Focal Length: 12.3mm, Exposure Time: 1/50, ISO: 125
毛の1本1本、きれいに写っています。
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Sony α6000と色彩を比較
カメラメーカーにはそれぞれ個性があり、撮影した写真の色味に違いがあります。ソニーとキヤノン、やはり違いました。Aperture: ƒ/4.5, Focal Length: 8.8mm, Exposure Time: 1/500, ISO: 125
夕暮れ時の川です。暗かったですが、それでも色彩に若干の違いが見てとれます。
Aperture: ƒ/5.6, Focal Length: 16mm, Exposure Time: 1/200, ISO: 100
こちらはα6000で撮影です。
Aperture: ƒ/2.5, Focal Length: 8.8mm, Exposure Time: 1/320, ISO: 125
こちらはパワーショットで撮影した写真。ホワイトバランスはオートです。
Aperture: ƒ/4, Focal Length: 18mm, Exposure Time: 1/100, ISO: 100
α6000。こちらもホワイトバランスはオートに設定して撮影しました。
Aperture: ƒ/3.5, Focal Length: 18.9mm, Exposure Time: 1/800, ISO: 500
G7X MarkII。道端に咲いていたコスモス。田舎なので、撮影中、私の後ろ1メートルほどを車が何台も時速40〜50キロでかっ飛ばして行きました。その風圧で何度も押されましたが、グリップがしっかりしているお陰でカメラを落とす心配はなかったです。
Aperture: ƒ/5.6, Focal Length: 35mm, Exposure Time: 1/80, ISO: 100
α6000。G7X MarkIIの方が若干彩度が強めかな、と思いますが、この赤・紫系の色では違いはあまり表れませんね。
あとG7X MarkIIは肌が綺麗に写ります。しかも、いかにも"いじりました感"がなく自然な仕上がり。そのため、うちでの記念撮影は、G7X MarkIIがメインカメラになりました。
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フラッシュが優秀
被写体に直接にフラッシュを当てても、反射光が写り込まず、自然な色味で写るのが素晴らしいです。Aperture: ƒ/6.3, Focal Length: 33.5mm, Exposure Time: 1/6, ISO: 125
フラッシュ使用ですが、ネズミさんたちは全くテカっていません。
反射光を抑えた写真はα6000でも設定をすれば撮れますが、G7X MarkIIはカメラ任せで出来るところが美点。
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まとめ
デジカメは今までSony一辺倒で、キヤノンのカメラはうちでは初めてです。そのため操作系の違い、各機能名称の違いなど覚えることが多いです。
何も考えなくてもきれいな写真が撮れるα6000に比べたら、このカメラを使いこなすには少々コツがいります。ただ、レンズの性能が一番活かせるズーム域では、驚くほどきれいな写真を撮ることができます。
何より携帯性が高いので、あちこち持ち歩いて気軽に写真を撮ることができるのが最大の魅力です。
購入する前はファインダーが無いことが最大の欠点になると思っていたのですが、無くても快適に使えています。
ちょっと遠くのものを撮りたい時は物足りなさを感じますが、街中のスナップだったり、記念写真だったり、道端の綺麗な花を撮ったりするには欠点の見つからない良いカメラです。
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使用機材
CANON PowerShot G7X MarkIISONY α6000
キットレンズ
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この記事には英語版もあります>>Review of a Premium Compact Digital Camera【CANON PowerShot G7X MarkⅡ】: Quick AF and Great Portability東京で撮影してきました>>街中スナップで大活躍【CANON PowerShot G7X MarkII】で撮影した東京写真
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