私が英検1級一次試験合格のために買った問題集と参考書は合計6冊。
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その全てをまんべんなく使ったわけではなく、買ってはみたもののあまり使わなかったものもあれば、あまり期待せずに買ってとても役に立ったものもあります。
今回は私の英検1級合格に役立った本、そうでもなかった本の感想をまとめたいと思います。そして、これらの本をどのように使ったのかもご紹介します。
英検1級一次試験結果の記事はこちら▼
勉強しながら語彙を増やし、さらに長文では日本語訳や解説で確実に理解できているのか確認しながら進めていきたかった私にはぴったりでした。この本をまずは一通り解きました。
使い方:
①問題を解き、初めて見る単語・意味が全く分からない単語には下線を引き、見たことはあるけど、1秒以内に意味が出てこない単語は四角で囲います。
②答え合わせをして、自信を持って正解したものには問題の左横に○印、適当・消去法で正解したものには△、不正解にはX印をつけます。
③下線を引いた語、四角で囲った語は全て英英辞典で意味を調べ、ノートに書き込む。例文が辞書になく、さらにネットでも見つからない場合はネイティブの友人に例文を作ってもらう。
④二周目はXと△印の問題を重点的に学習。
解き方は上の集中ゼミと同じく、解く際に問題の隣に印をつけ、繰り返し練習する時の目印にしました。
以前は音声CDは別売でしたが、現在はダウンロードで手に入れることが出来ます(その分、本体価格は少々上がりました)。
英検公式ホームページにある過去問をダウンロードして使えば十分、という意見をよく聞きますが、旺文社の過去問には二次試験の問題も各回2セット(10トピック・一冊で合計60トピック)あるので、これは二次試験対策に猛烈に役に立ちました。
音声も30トピック分の解答例が用意されているので、めまいがひどく目を開けて勉強できなかったときにはこの音声が非常に役に立ちました。
実は準1級合格まで、過去問は一度も買ったことがなく、正直あまり期待していませんでした。
しかし解答には日本語の訳も付いており役に立ちますし、何よりこの一冊で6回分ものテストを解くことが出来るので、繰り返し練習できればかなり力を付けることができます。
特に自分の意見を論理的に述べるということに関して、日本で生まれ育った私にとって本当に不慣れで、そもそも何を言ったらいいのかすら分からないというところからのスタートでした。
そのため、エッセイは文化的な違いを意識して書くなど、丁寧な解説のある本書は私のまさに欲していた情報で、控えめに言っても感動しました。
この本に関する記事はこちら▼
使い方:
①予習は一切なしで、時間を測り、英作文。
②書いた内容をネイティブの友人に見てもらい、文法がおかしかったり不自然な言い回しがあったりするところにはチェックを入れてもらう。
③書き直したものを見てもらい、おかしなところを全て直し完成したら音読練習。
この練習方法で、英作文を13本しました。最初は2時間かかっても完成させられなかった英作文が、数をこなすごとに1時間に、そして最終的には40分程度で完成させることができるようになりました。
しかし、私の場合は50ページほど自分の知らない単語に印をつけ、それからダウンロードした音声をいくつか聴いたくらいで終わりました。ちなみにこの本は516ページあります。
この本があまり必要でなかったのには理由はあります。
私は2019年2月にTESOLという英語教授法の資格を取得したのですが、その講座を修了するまでの4年2ヶ月の間、ESL(英語教授)に関する海外ウェブサイトを読み漁り、本や教科書も買って勉強しました。
TESOLに関する記事はこちら▼
TESOLの勉強中は英検1級レベルの単語・熟語には当たり前のように遭遇しますし、必要な情報を速く、効率良く得るために語彙力はかなり付きました。
TESOLを勉強していなかったら、この本を使って勉強をする必要があったと思います。
しかも実際に出題された長文問題やリスニング問題が使われており、語彙だけでなく長文問題やリスニング対策にもなる優れもの。
2014年と15年に受験する前にはこの文単を、ディクテーション(聞き取った英文を書き取る練習)して音読練習をしました。そして出てきた単語を見て1秒で意味が分からない単語は全て英英辞典で意味を調べ、ノートに書き込むという方法で勉強しました。
効果は非常に高かったですが、6つのトピックを練習し終えた時点で、前述のTESOLの勉強に集中するため、1級の勉強は中断しました。
TESOL修了後は語彙問題より英作文を勉強する必要があったため、2019年の1級再挑戦時には全く使いませんでした。
そのため旺文社の英検1級英作文問題が終了したら取り掛かるつもりでした。しかし、2019年は一年を通して体調が悪く、ほとんど勉強できないまま一次試験を受けることになりました。
本の内容以前に、体調の理由から出番はありませんでした。
ただこれから英検準1級の作文対策などレッスンで指導できるなりたいので、この本を使って勉強したいと思っています。
今回は私にとって役に立った本の感想をまとめました。これから1級に挑戦する人の参考に、少しでもなれば幸いです。
前回の記事>>私が実践した英検1級二次面接試験の勉強法とおすすめの問題集 !
英検1級その他の記事を読む>>こちら
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その全てをまんべんなく使ったわけではなく、買ってはみたもののあまり使わなかったものもあれば、あまり期待せずに買ってとても役に立ったものもあります。
今回は私の英検1級合格に役立った本、そうでもなかった本の感想をまとめたいと思います。そして、これらの本をどのように使ったのかもご紹介します。
英検1級一次試験結果の記事はこちら▼
役に立った本
DAILY30日間 英検1級集中ゼミ 旺文社
英検1級受験を決めてからすぐに買った本です。日本語での解説が丁寧で、さらに出題の多い語彙などが載っていて、効率よく学習ができる点が良かったです。勉強しながら語彙を増やし、さらに長文では日本語訳や解説で確実に理解できているのか確認しながら進めていきたかった私にはぴったりでした。この本をまずは一通り解きました。
使い方:
①問題を解き、初めて見る単語・意味が全く分からない単語には下線を引き、見たことはあるけど、1秒以内に意味が出てこない単語は四角で囲います。
②答え合わせをして、自信を持って正解したものには問題の左横に○印、適当・消去法で正解したものには△、不正解にはX印をつけます。
③下線を引いた語、四角で囲った語は全て英英辞典で意味を調べ、ノートに書き込む。例文が辞書になく、さらにネットでも見つからない場合はネイティブの友人に例文を作ってもらう。
④二周目はXと△印の問題を重点的に学習。
英検1級過去6回全問題集 旺文社
それから、旺文社の「英検1級過去6回全問題集」は役に立ちました。私はこれを4回分解きました。
解き方は上の集中ゼミと同じく、解く際に問題の隣に印をつけ、繰り返し練習する時の目印にしました。
以前は音声CDは別売でしたが、現在はダウンロードで手に入れることが出来ます(その分、本体価格は少々上がりました)。
英検公式ホームページにある過去問をダウンロードして使えば十分、という意見をよく聞きますが、旺文社の過去問には二次試験の問題も各回2セット(10トピック・一冊で合計60トピック)あるので、これは二次試験対策に猛烈に役に立ちました。
音声も30トピック分の解答例が用意されているので、めまいがひどく目を開けて勉強できなかったときにはこの音声が非常に役に立ちました。
実は準1級合格まで、過去問は一度も買ったことがなく、正直あまり期待していませんでした。
しかし解答には日本語の訳も付いており役に立ちますし、何よりこの一冊で6回分ものテストを解くことが出来るので、繰り返し練習できればかなり力を付けることができます。
英検1級英作文問題 旺文社
私はネイティブの友人とのメールをやりとりする機会が日常的にあるので、英語を書くこと自体は得意です。しかし英検の英作文は全く話が別で、苦手意識しかありませんでした。
特に自分の意見を論理的に述べるということに関して、日本で生まれ育った私にとって本当に不慣れで、そもそも何を言ったらいいのかすら分からないというところからのスタートでした。
そのため、エッセイは文化的な違いを意識して書くなど、丁寧な解説のある本書は私のまさに欲していた情報で、控えめに言っても感動しました。
この本に関する記事はこちら▼
使い方:
①予習は一切なしで、時間を測り、英作文。
②書いた内容をネイティブの友人に見てもらい、文法がおかしかったり不自然な言い回しがあったりするところにはチェックを入れてもらう。
③書き直したものを見てもらい、おかしなところを全て直し完成したら音読練習。
この練習方法で、英作文を13本しました。最初は2時間かかっても完成させられなかった英作文が、数をこなすごとに1時間に、そして最終的には40分程度で完成させることができるようになりました。
あまり使わなかった本
英検1級でる順パス単 旺文社
いわゆる「パス単」です。本のタイトル通り、AからCまで試験に"でる順"に単語・熟語がリストになっており、全ての表現に例文付き。しかも例文全てにネイティブによる音声付きという、素晴らしい内容の本です。しかし、私の場合は50ページほど自分の知らない単語に印をつけ、それからダウンロードした音声をいくつか聴いたくらいで終わりました。ちなみにこの本は516ページあります。
この本があまり必要でなかったのには理由はあります。
私は2019年2月にTESOLという英語教授法の資格を取得したのですが、その講座を修了するまでの4年2ヶ月の間、ESL(英語教授)に関する海外ウェブサイトを読み漁り、本や教科書も買って勉強しました。
TESOLに関する記事はこちら▼
TESOLの勉強中は英検1級レベルの単語・熟語には当たり前のように遭遇しますし、必要な情報を速く、効率良く得るために語彙力はかなり付きました。
TESOLを勉強していなかったら、この本を使って勉強をする必要があったと思います。
英検1級文で覚える英単語 旺文社
いわゆる「文単」です。こちらも歴史・文化、社会・経済、科学・技術、環境・食糧、そして医学・心理という幅広い分野の長文が掲載されており、本の内容全ての音声が付属のCDに収録されています。しかも実際に出題された長文問題やリスニング問題が使われており、語彙だけでなく長文問題やリスニング対策にもなる優れもの。
2014年と15年に受験する前にはこの文単を、ディクテーション(聞き取った英文を書き取る練習)して音読練習をしました。そして出てきた単語を見て1秒で意味が分からない単語は全て英英辞典で意味を調べ、ノートに書き込むという方法で勉強しました。
効果は非常に高かったですが、6つのトピックを練習し終えた時点で、前述のTESOLの勉強に集中するため、1級の勉強は中断しました。
TESOL修了後は語彙問題より英作文を勉強する必要があったため、2019年の1級再挑戦時には全く使いませんでした。
結局使わなかった本
スーパーレベルライティング 植田一三
本書の解答例のレベルは非常に高く、合格レベルのエッセイが書ければ十分だった私とって優先順位は低かったです。
そのため旺文社の英検1級英作文問題が終了したら取り掛かるつもりでした。しかし、2019年は一年を通して体調が悪く、ほとんど勉強できないまま一次試験を受けることになりました。
本の内容以前に、体調の理由から出番はありませんでした。
ただこれから英検準1級の作文対策などレッスンで指導できるなりたいので、この本を使って勉強したいと思っています。
まとめ
参考書や問題集は、英語のレベルや日常でどの程度英語を使う機会があるかによって必要になる内容は大きく変わってくると思います。今回は私にとって役に立った本の感想をまとめました。これから1級に挑戦する人の参考に、少しでもなれば幸いです。
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