スポーツに勝ち負けはつきもの。その勝ち負けを生き生きと表現出来たら、英語話者の友達との会話も弾むことでしょう。
当記事では、アメリカ人の友達に教わった、どんな風に勝ったのか、または負けたのかを表す自然な表現をまとめます。
例文は、分かりやすく「卓球の試合に大差で勝った・負けた」にしました。主語を入れ替えるだけで、勝者と敗者どちらの立場も表現できるようになるので、ぜひ参考にして下さい!
I won by a huge amount in the table tennis match.
卓球の試合で大差をつけて勝った。
I won by a huge gap in the table tennis match.
卓球の試合に大差で勝った。
"amount"の代わりに"gap"、"score"や"many points"を使っても同じ意味です。
I won the table tennis match by many points.
卓球の試合に大量得点して勝った。
"won"のすぐ後に試合を置いても同じ意味になります。
He won by a huge score in the table tennis match.
彼は卓球の試合で大差をつけて勝った。
自分が大差で勝った、彼が大差で勝ったと客観的事実を述べています。
I lost by a huge gap in the table tennis match.
卓球の試合で大敗した。
「負けた」場合には、"lose"の過去形"lost"を使って表現できます。
ネイティブの友人は実際の試合の勝ち負けはもっと感情的に語ることが多いので、ネイティブで上のような表現をする人はまずいないと言っていました。
では続いて、ネイティブがよく使う生き生きとした表現を7つ紹介します。
対戦相手を"he"として例文と共にご紹介。対戦相手が女性の場合、"she"や"her"に変えればそのまま使えます。
I crushed him in the table tennis match.
卓球の試合で圧倒的な差をつけて勝った。
逆に受け身にすることで、「惨敗した」と言うことができます。
I got crushed in the table tennis match.
卓球の試合でボロ負けした。
He crushed me in the table tennis match.
卓球の試合で彼にボロ負けした。
I beat him very badly in the table tennis match.
卓球の試合で対戦相手をボコボコにした。
I got beaten very badly in the table tennis match.
卓球の試合でボコボコにされた。
He beat me very badly in the table tennis match.
卓球の試合で対戦相手にボコボコにされた。
注意:"beat"の代わりに"beat up"とすると、実際に「ぶん殴ってボコボコにする」という、「ケガをさせる」という意味になってしまうので注意。
ただ英語では"crap"は「しまった!」「やってしまった…。」という意味の感嘆詞としてもよく使われるので、日本語の「クソ」ほど下品ではないですが、やはり家族や親しい友人以外の前では使わない方が無難です。
I kicked the crap out of him in the table tennis match.
卓球の試合で相手をコテンパンにやっつけた。
I got the crap kicked out of me in the table tennis match.
卓球の試合でコテンパンにされた。
He kicked the crap out of me in the table tennis match.
卓球の試合で相手にコテンパンにされた。
注意:"the crap"の"the"をなくして"crap"だけにしてしまうと、文字通りの排泄物という意味になってしまうので要注意です!
I kicked his butt in the table tennis match.
卓球の試合で、相手に何もさせない大勝だった。
I got my butt kicked in the table tennis match.
卓球の試合で、手も足も出なかった。
He kicked my butt in the table tennis match.
卓球の試合で、相手に手も足も出ないほど負けた。
I obliterated him in the table tennis match.
卓球の試合では、相手を完全な試合運びでやっつけた。
I got obliterated in the table tennis match.
卓球の試合で、完全な試合運びで負けた。
He obliterated me in the table tennis match.
卓球の試合で、相手の完全な試合運びで負けた。
I massacred him in the table tennis match.
卓球の試合で、一方的に勝利した。
I got massacred in the table tennis match.
卓球の試合は一方的な展開で、惨敗した。
He massacred me in the table tennis match.
卓球の試合は相手の一方的な展開で、惨敗した。
I annihilated him in the table tennis match.
卓球の試合で相手を完膚なきまでにやっつけた。
I got annihilated in the table tennis match.
卓球の試合で、完膚なきまでにやっつけられた。
He annihilated me in the table tennis match.
卓球の試合で、相手に完膚なきまでにやっつけられた。
We won by a huge gap in the game.
私たちは試合で大差をつけて勝った。
"we"のところに好きなチームを入れて大勝したことを表せます。
例) The Ibaraki Robots won the game by many points.
茨城ロボッツは試合に大勝した。
実際のチームを想像しながら英作文をすると覚えやすいので、ぜひ試してみてください。ちなみにアメリカ人の友達曰く、チーム名には"the"を付けます。ただイギリス英語ではどうやら"the"はつけないようです。
They crushed us in the game.
彼ら(対戦チーム)に惨敗した。
"they"に勝ったチーム名を、"us"に負けたチーム名を入れることで、どんな試合だったのか表現出来ます。
例) The Kashima Antlers crushed their opponents in the game.
鹿島アントラーズは試合で、対戦チームを圧倒して勝った。
サッカーファンの皆さんは、ぜひ好きなチームで「大勝した」「大敗した」という英作文をして、実際に使ってみてください。
☆ちなみに「試合」や「競技会」を表す英語は、卓球やテニス、空手などの一対一の試合は"match"を使い、バスケやサッカーなど団体競技は"game"を使うのが一般的です。
またチアリーディングなどの審査競技は"competition"や"tournament"、"event"を使います。
ぜひ上記の表現を一つでも良いので、覚えて使ってみてください。(おすすめは"crush"です。)
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【体の不調英会話】「かぶれる」って英語で言えますか?
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当記事では、アメリカ人の友達に教わった、どんな風に勝ったのか、または負けたのかを表す自然な表現をまとめます。
例文は、分かりやすく「卓球の試合に大差で勝った・負けた」にしました。主語を入れ替えるだけで、勝者と敗者どちらの立場も表現できるようになるので、ぜひ参考にして下さい!
一般的な表現
"win by a huge amount"で「大差をつけて勝利する」という意味です。I won by a huge amount in the table tennis match.
卓球の試合で大差をつけて勝った。
I won by a huge gap in the table tennis match.
卓球の試合に大差で勝った。
"amount"の代わりに"gap"、"score"や"many points"を使っても同じ意味です。
I won the table tennis match by many points.
卓球の試合に大量得点して勝った。
"won"のすぐ後に試合を置いても同じ意味になります。
He won by a huge score in the table tennis match.
彼は卓球の試合で大差をつけて勝った。
自分が大差で勝った、彼が大差で勝ったと客観的事実を述べています。
I lost by a huge gap in the table tennis match.
卓球の試合で大敗した。
「負けた」場合には、"lose"の過去形"lost"を使って表現できます。
ネイティブの友人は実際の試合の勝ち負けはもっと感情的に語ることが多いので、ネイティブで上のような表現をする人はまずいないと言っていました。
では続いて、ネイティブがよく使う生き生きとした表現を7つ紹介します。
カジュアルだけど生き生きとした表現
crush
crushは「押し潰す」という意味なので、「相手を圧倒する」という感覚を伝えられます。対戦相手を"he"として例文と共にご紹介。対戦相手が女性の場合、"she"や"her"に変えればそのまま使えます。
I crushed him in the table tennis match.
卓球の試合で圧倒的な差をつけて勝った。
逆に受け身にすることで、「惨敗した」と言うことができます。
I got crushed in the table tennis match.
卓球の試合でボロ負けした。
He crushed me in the table tennis match.
卓球の試合で彼にボロ負けした。
beat
"beat"は「(続けざまに)打つ・叩く」という意味なので、「対戦相手をボコボコにして勝った」という言い方ができます。I beat him very badly in the table tennis match.
卓球の試合で対戦相手をボコボコにした。
I got beaten very badly in the table tennis match.
卓球の試合でボコボコにされた。
He beat me very badly in the table tennis match.
卓球の試合で対戦相手にボコボコにされた。
注意:"beat"の代わりに"beat up"とすると、実際に「ぶん殴ってボコボコにする」という、「ケガをさせる」という意味になってしまうので注意。
kick the crap out of
"crap"は「クソ」という意味で、「クソが出るほどに相手を蹴り倒した」という、日本語にするとかなり乱暴な表現です。ただ英語では"crap"は「しまった!」「やってしまった…。」という意味の感嘆詞としてもよく使われるので、日本語の「クソ」ほど下品ではないですが、やはり家族や親しい友人以外の前では使わない方が無難です。
I kicked the crap out of him in the table tennis match.
卓球の試合で相手をコテンパンにやっつけた。
I got the crap kicked out of me in the table tennis match.
卓球の試合でコテンパンにされた。
He kicked the crap out of me in the table tennis match.
卓球の試合で相手にコテンパンにされた。
注意:"the crap"の"the"をなくして"crap"だけにしてしまうと、文字通りの排泄物という意味になってしまうので要注意です!
kick one's butt
"butt"は「尻」という意味。文字通りの意味は「尻を蹴る」ですが、これも相手に大勝したという意味になります。I kicked his butt in the table tennis match.
卓球の試合で、相手に何もさせない大勝だった。
I got my butt kicked in the table tennis match.
卓球の試合で、手も足も出なかった。
He kicked my butt in the table tennis match.
卓球の試合で、相手に手も足も出ないほど負けた。
obliterate
obliterateは「〜を完全に消し去る」という意味で、「存在がなくなるまでやっつける」というニュアンスがあります。I obliterated him in the table tennis match.
卓球の試合では、相手を完全な試合運びでやっつけた。
I got obliterated in the table tennis match.
卓球の試合で、完全な試合運びで負けた。
He obliterated me in the table tennis match.
卓球の試合で、相手の完全な試合運びで負けた。
massacre
massacreは「大虐殺する」という意味で、かなり誇張した言い方ですが、「大差」をまるで虐殺するが如く、一方的な試合運びであることを表しています。I massacred him in the table tennis match.
卓球の試合で、一方的に勝利した。
I got massacred in the table tennis match.
卓球の試合は一方的な展開で、惨敗した。
He massacred me in the table tennis match.
卓球の試合は相手の一方的な展開で、惨敗した。
annihilate
annihilateは「(町・敵)を全滅・壊滅させる」という意味です。「完膚なきまでにやっつける」という意味で使えます。発音は「アナイアレイト」と少し変わっているので注意です。I annihilated him in the table tennis match.
卓球の試合で相手を完膚なきまでにやっつけた。
I got annihilated in the table tennis match.
卓球の試合で、完膚なきまでにやっつけられた。
He annihilated me in the table tennis match.
卓球の試合で、相手に完膚なきまでにやっつけられた。
バスケットボールなどの団体競技の場合
上記の表現の主語を"we"、"they"やチーム名にすることで、表現できます。We won by a huge gap in the game.
私たちは試合で大差をつけて勝った。
"we"のところに好きなチームを入れて大勝したことを表せます。
Bリーグ(B1)の場合
Akita Northern Happinets (秋田ノーザンハピネッツ), Alvark Tokyo (アルバルク東京), Chiba Jets Funabashi (千葉ジェッツ), Levanga Hokkaido (レバンガ北海道), Sun Rockets Shibuya (サンロッカーズ渋谷), Utsunomiya Brex (宇都宮ブレックス), Kawasaki Brave Thunders (川崎ブレイブサンダース), Niigata Albirex BB (新潟アルビレックスBB), San-en NeoPhenix (三遠ネオフェニックス), SeaHorses Mikawa (シーホース三河), Toyama Grouses (富山グラウジーズ), Yokohama B-Corsairs (横浜ビー・コルセアーズ), Kyoto Hannaryz (京都ハンナリーズ), Nagoya Diamond Dolphins (名古屋ダイヤモンドドルフィンズ), Osaka Evassa (大阪エヴェッサ), Ryukyu Golden Kings (琉球ゴールデンキングス), Shiga Lakestars (滋賀レイクスターズ), Shimane Susanoo Majic (島根スサノオマジック)
Akita Northern Happinets (秋田ノーザンハピネッツ), Alvark Tokyo (アルバルク東京), Chiba Jets Funabashi (千葉ジェッツ), Levanga Hokkaido (レバンガ北海道), Sun Rockets Shibuya (サンロッカーズ渋谷), Utsunomiya Brex (宇都宮ブレックス), Kawasaki Brave Thunders (川崎ブレイブサンダース), Niigata Albirex BB (新潟アルビレックスBB), San-en NeoPhenix (三遠ネオフェニックス), SeaHorses Mikawa (シーホース三河), Toyama Grouses (富山グラウジーズ), Yokohama B-Corsairs (横浜ビー・コルセアーズ), Kyoto Hannaryz (京都ハンナリーズ), Nagoya Diamond Dolphins (名古屋ダイヤモンドドルフィンズ), Osaka Evassa (大阪エヴェッサ), Ryukyu Golden Kings (琉球ゴールデンキングス), Shiga Lakestars (滋賀レイクスターズ), Shimane Susanoo Majic (島根スサノオマジック)
例) The Ibaraki Robots won the game by many points.
茨城ロボッツは試合に大勝した。
実際のチームを想像しながら英作文をすると覚えやすいので、ぜひ試してみてください。ちなみにアメリカ人の友達曰く、チーム名には"the"を付けます。ただイギリス英語ではどうやら"the"はつけないようです。
They crushed us in the game.
彼ら(対戦チーム)に惨敗した。
"they"に勝ったチーム名を、"us"に負けたチーム名を入れることで、どんな試合だったのか表現出来ます。
Jリーグ(J1)の場合
Hokkaido Consadole Sapporo (北海道コンサドーレ), Vegalta Sendai (ベガルタ仙台), Kashima Antlers (鹿島アントラーズ), Urawa Reds (浦和レッズ), Kashiwa Reysol (柏レイソル), F. C. Tokyo (FC東京), Kawasaki Frontale (川崎フロンターレ), Yokohama F. Marinos (横浜Fマリノス), Yokohama FC (横浜FC), Shonan Belmare (湘南ベルマーレ), Shimizu S-Pulse (清水エスパルス), Nagoya Grampus (名古屋グランパス), Gamba Osaka (ガンバ大阪), Cerezo Osaka (セレッソ大阪), Vissel Kobe (ヴィッセル神戸), Sanfrecce Hiroshima (サンフレッチェ広島), Sagan Tosu (サガン鳥栖), Oita Trinita (大分トリニータ)
Hokkaido Consadole Sapporo (北海道コンサドーレ), Vegalta Sendai (ベガルタ仙台), Kashima Antlers (鹿島アントラーズ), Urawa Reds (浦和レッズ), Kashiwa Reysol (柏レイソル), F. C. Tokyo (FC東京), Kawasaki Frontale (川崎フロンターレ), Yokohama F. Marinos (横浜Fマリノス), Yokohama FC (横浜FC), Shonan Belmare (湘南ベルマーレ), Shimizu S-Pulse (清水エスパルス), Nagoya Grampus (名古屋グランパス), Gamba Osaka (ガンバ大阪), Cerezo Osaka (セレッソ大阪), Vissel Kobe (ヴィッセル神戸), Sanfrecce Hiroshima (サンフレッチェ広島), Sagan Tosu (サガン鳥栖), Oita Trinita (大分トリニータ)
例) The Kashima Antlers crushed their opponents in the game.
鹿島アントラーズは試合で、対戦チームを圧倒して勝った。
サッカーファンの皆さんは、ぜひ好きなチームで「大勝した」「大敗した」という英作文をして、実際に使ってみてください。
☆ちなみに「試合」や「競技会」を表す英語は、卓球やテニス、空手などの一対一の試合は"match"を使い、バスケやサッカーなど団体競技は"game"を使うのが一般的です。
またチアリーディングなどの審査競技は"competition"や"tournament"、"event"を使います。
まとめ
単に勝ち負けを伝えるだけでなく、どのように勝ったのか、または負けたのか伝えることができれば、より楽しく会話ができると思います。ぜひ上記の表現を一つでも良いので、覚えて使ってみてください。(おすすめは"crush"です。)
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私は慢性病をを持っていることから、体調に関する英語表現は得意で、いくつか記事を書いています。良かったら、そちらもご覧ください。▼体調に関する表現
【体の不調英会話】「かぶれる」って英語で言えますか?
【体調不良英会話】耳鳴りの音(キーン・モワーン・ゴー・シー・シュワシュワ・トゥフトゥフなど)英語で何と言う?
体調不良英会話一覧>>こちら
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