私は自分のレッスンで使うESLカードを自作しているのですが、使っているうちに摩擦で他のカードに色移りしたり、かすれたりして、少しずつ傷んできました。

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ESLカードはオンライン英会話講師としてこれから先も長く使いたいので、ラミネートをすることにしました。

…というのもありますが、単純にラミネートされたカードってかっこいい！と思ったのが購入の一番の理由です。

当記事では、ラミネーターを初めて使った感想と気づいた点についてまとめます。それからESLカードに使う用紙についても書きます。

選んだ機種

人生初のラミネーターだったので、どのくらいの値段のものが良いのかさっぱり分からなかったので、アイリスオーヤマのラミネーター特集記事を読んで色々と学習しながら選びました。

▼アイリスオーヤマ ラミネーター特集記事 [別ウインドウで開きます]
https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=09lamination

ラミネーターは質が悪いものを選ぶと、反ったり、波打ったり、濁ったりと仕上がりが悪くなるそうです。

ローラーが2本だと5千円以下と安価な代わりに、仕上がりがあまりよくないそう。対し、6本だと仕上がりは最高ではあるものの、2万円以上と高価になってしまうとのこと。


私はプロ仕様の必要はなく、かつサイズもA4以下で十分なので、アイリスオーヤマ【HSL-A44-R】に決めました。

今までカードといえば、A4の厚紙1枚に4つ印刷し、それを1枚1枚カッターで切り出していました。

定型ではないため、ラミネート加工するには捨て紙を挟んで加工した上にカッターで切り出す、という大変な手間がかかるため、はがきサイズに統一することにしました。

加工は意外と簡単

説明書を熟読したのち、作業開始。

加工前のラミネートフィルム(100μm = マイクロメートル)は半透明で、クリアファイルよりも柔らかいです。

写真ではわかりにくいですが、上部の2ミリ程度が接着されていて、そこに合わせて用紙を挟みます。


電源を入れて40秒弱で、緑色のランプが点灯し、準備完了です。電源を入れると同時にローラーが回り始め、ローラーは電源を切るまでずっと回転し続けます。

ラミネートフィルムに挟んだカードが左右にズレがないか、歪んでいないかを確認したら、加工開始です。


ローラーが回っているので向きに注意して、真っ直ぐゆっくり挿入すれば、あとは反対側から出てきます。


はがきサイズで、約30秒で反対側から出てきます。


ジャジャーン！あっという間にラミネート加工が完了しました！

半透明だったフィルムは、熱で加工され透明度が増しました。同時に硬さも出て、ちょっとやそっとのことでは折れません。

しかも表面がツルツルなため、レッスン中カードをシャッフルしやすくなりました。摩擦による色移りも気にしなくて良くなり、確実にレッスンはしやすくなりますね。

フィルムはアイリスオーヤマ純正品を使いました。

地元のホームセンターでも手に入るため、その継続購入のしやすさもアイリスオーヤマに決めた理由の一つです。

▼アイリスオーヤマ純正ラミネートフィルム100μm

▼アイリスオーヤマ純正ラミネートフィルム150μm

ラミネートフィルムは150μmも試してみましたが、そこまでの厚さは必要ないので、100μmのものを使うことに決めました。

気になったこと

・使用中・使用後は本体がかなり熱くなります。
使用後、室温15℃の部屋で40分放置しても、まだぬるかったです。
使わない時は箱にしまっておこうと思いますが、時間に余裕を持ってきっちり本体を冷ましてからしまわないと少々危険かなと思います。

・角が折れました。

今回ラミネート加工した13枚中、1枚だけ角が折れました。

最初のカードだったので、若干斜めに入れてしまったのか、急いで入れてしまったのか分かりません。折れた角は硬く、手で直そうとしても直せませんでした。

・使用中はプラスチックの焼ける匂いがします。
健康な人には全く気にならないレベルだと思いますが、加工中はプラスチックが焼ける匂いがします。

私は頭が痛くなったり吐き気がするほどでは無いですが、体に良いはずがないので、これからは換気の良いところで作業することにします。

・付属のクリーニングシートが詰まりました

レッスンで使うESLカードを45枚ほど加工したら30分経ったため、自動でヒーターが切れ"Ready" の緑ランプが消えました。そのため、一旦クリーニングシートを使ってローラーをきれいにしようとしたところ詰まりました。

音も無く詰まったのでパニクりましたが、本体右側にあるローラーの逆回転ボタンを押し続けたところ、無事に挿入口からシートが出てきてことなきを得ました。

再び使うとおそらく詰まるので、これからは説明書にある通り、クリーニングにはカレンダーなどの厚紙を使うことにします。

ESLカードに使う用紙

今回はがきサイズに統一するにあたって、郵便番号の枠線のないはがきサイズの厚紙を使うことにしました。

探してみたところ、郵便番号枠のない用紙はプリンターメーカーであるキャノンやエプソン純正はなく、コクヨとサンワサプライから発売されていることが分かりました。

コクヨははがきの厚さと同じ0.22ミリのものが1種類、サンワサプライは0.197ミリと0.255ミリの2種類を買いました。

▼厚み0.22mm

▼厚み0.255mm これが最も厚みがあります。

▼厚み0.197mm 

実際に印刷してみると、個人的には印刷画質はコクヨとサンワサプライ(薄)が少し上質な普通紙と同じくらいで、サンワサプライ(厚)は若干劣る感じでした。

色味は3種類とも、私の目には大した違いは見えませんでした。

強いて言うなら、コクヨがサンワサプライ(薄)よりコントラストが強く、陰影がはっきりしている印象。サンワサプライ(厚)は最も明るめな感じです。

厚みは0.255ミリは明らかに厚いですが、0.197ミリと0.22ミリは意外なほど違いは感じられません。

色味の違いもよく比べてみないと分からないくらいなので、今後はどちらか手に入りやすい方を使おうかと思っています。


ちなみに印刷設定ですが、うちで使っているキャノンのプリンター(6色インク)では、印刷用紙設定を「マットフォトペーパー」ではなく、「はがき」に設定し、さらに「よく使う印刷設定」のタブを「標準印刷」から「写真印刷」に切り替えて印刷したら一番きれいにできました。

これからが楽しみです

このラミネーターは、両親と兄からの誕生日プレゼントです。

カラーバリエーションも白と赤があり、お気に入りの赤を選びました。

今年はレッスンを現在の隔週から毎週開講にしたり、1日のコマ数も増やして講師としてどんどん成長していきたいと思っています。

体調の良い時を見計らって続々レッスン素材を作り、カードの劣化を気にせずどんどんレッスンをこなしていきたいです！

「カードがすぐにボロボロになってしまうなぁ」とお悩みのそこのあなた、ラミネーターおひとついかがですか〜？

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