McFly (マクフライ)はイギリス出身の4人組。純粋なラブソングから少し皮肉っぽい曲まで、ポップに奏でるバンドです。
今回はそんなMcFly (マクフライ)の魅力がたっぷり伝わる名曲15曲をご紹介します!
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▶聞き取り難易度の見方
▶#1 I'll Be Ok
▶#2 All About You
▶#3 The Heart Never Lies
▶︎#4 Just My Luck
▶︎#5 One For The Radio
▶︎#6 Star Girl
▶︎#7 Sorry's Not Good Enough
▶︎#8 That Girl
▶︎#9 Smile
▶︎#10 Party Girl
▶︎#11 That's The Truth
▶︎#12 Obviously
▶︎#13 Transylvania
▶︎#14 Sink or Sing
▶︎#15 Mad About You
▶︎収録アルバム
▶︎まとめ
▶︎関連記事
2004年のデビューシングル "5 Colours in Her Hair" で全英1位を獲得し、デビューアルバムも堂々の1位。
2016年に活動を休止していましたが、2020年に約10年ぶりにニューアルバムを引っ提げて活動再開。
TomとDannyのきれいなハモりが魅力ですが、時々Dougieもリードを歌います。
ちなみに当記事の曲順は、純粋に私の好きな順番です♪
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リンキングは二つ以上の単語が繋がって、まるで一つの単語のように発音される現象です。(It's all about youがイッツォーラ バウ ユーのようにくっついて発音。)多ければ多いほど聞き取りが難しくなります。
Daughtryの歌は全体的に単語と単語の間が弱調により、発音されない音が多いため、聞き取り難易度は全体的に高めです。バラードも同様の理由で難しいです。難易度が高く、聞き取るのは大変なので、初心者はサビの部分だけの聞き取り練習をするなど、分量で調節すると良いと思います。
▼リスニングの練習には聞き取って紙に書く練習法「ディクテーション」もおすすめ。
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・語彙表現★★☆☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★☆☆☆
「すべてが上手く行かず、笑い方すらも忘れてしまった。友達もみんな上手く行っている。晴れているのに自分にだけ雨が降っているみたい。そんなときは自分に言い聞かせてほしい、うまくいくようになるさ(=I'll be ok)って」
マクフライは最年長メンバーが私と同い年。この曲の発売当時、体調が悪くて勉強も生活も思うようにいかないとき、友人たちがどんどん進学・就職して自分だけ取り残された気分になったときに何度も聴いて自分を励ましていました。
自分と同世代の彼らのメッセージは心に響きました。
テンポが速く、リンキングが強いですが、内容がシンプルで分かりやすいです。マクフライは発音に癖があり、全体的に聞き取りは難しいですが、この曲は容易です。
2005年発売のセカンドアルバム"Wonderland"からのセカンドシングル。
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・語彙表現★★☆☆☆・発音の癖★★★☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★☆☆☆
「君が僕の人生を価値のあるものにしてくれる」「君の願いは全てこたえてあげる」と大切な人について歌った曲。TomとDannyの最高のハモリが光るバラードです。
Tomが当時の彼女(現奥さん)に書いた曲で、情景が目の前に浮かぶような歌詞が秀逸。
タイトルにもある"It's all about you."は訳すのが難しいですが、「君がすべて」「君がいてこその僕の人生さ」という感じです。
テンポはゆっくりなうえ、難しい言葉は使われていません。聞き取り難易度はやや容易です。
セカンドアルバム "Wonderland"からのリードシングルで、彼らにとって3度目の全英1位獲得曲。
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・語彙表現★☆☆☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★☆☆☆
「君が失敗するようなことがあっても、僕がすぐそばで支えてあげる。信じられないなら、僕の目を見るといい。心は嘘をつかないから」
上手くいく日もそうでない日も、二人の関係は平坦ではないけど、それでも恋人同士。心のままに相手を大切にするという曲です。
テンポがゆっくりで、難しい語彙も使われていないので、聞き取りは比較的容易です。
2007年発売のベスト盤 "All The Greatest Hits" からのシングル曲 (全英3位獲得)。
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・語彙表現★★★☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★★☆☆・総合難易度★★★★☆
タイトルの "just my luck"は何かがっかりするようなことがある時、物事が上手くいかない時に「(やっぱり)ツイてないなぁ」という意味の慣用表現。
曲では、にわかに訪れた恋に戸惑いつつ、ワクワクが止まらずに「僕はめったに恋なんてしないのに、ツイてないな」と歌っています。
ニヤけ顔まで想像できてしまいそうなほどのワクワク感が伝わってくる歌詞が楽しいです。
テンポは比較的ゆっくりですが、ところどころリンキングが強く聞き取りは難しいです。
全米デビューアルバム「Just My Luck」(日本盤はなし)に収録。
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・語彙表現★★★☆☆・発音の癖★★★☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★★★☆
「俺らのことを嫌いなふりして、一緒に歌ってるんじゃないよ」とサビにあるように、世間からの批判や、評価を俺らは気にしないよというメッセージソング。
ロックですが、どこかキャッチーなサウンドが好きです。
テンポが速いのと、主語を省略した下りが次々と歌われるので、聞き取り難易度は高いです。
4枚目のスタジオアルバム "Radio: ACTIVE" からのリードシングル (全英2位獲得)。
以前のレコード会社とは音楽の方向性が合わなくなり、マクフライのメンバーが立ち上げたレコード会社から発売されたアルバム。
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・語彙表現★★★☆☆・発音の癖★★★☆☆・リンキング★★★☆☆・総合難易度★★★★★
大好きな女の子にキスをされ、恋の始まりにワクワクしつつ、相手の行動の意図がわからず右往左往。そんな楽しい曲です。
恋心を宇宙の無重力空間にいるような、ふわふわした感覚を多彩な比喩で例えている歌詞が面白いです。
テンポが速く、語彙も難しく、リンキングも強いです。聞き取りは今回紹介した曲の中で一番難しいです。私が聞き取り練習を断念した数少ない1曲です。
2006年発売のサードアルバム "Motion in the Ocean" からのセカンドシングル。
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・語彙表現★☆☆☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★☆☆☆☆
「ごめん、じゃ全然足りないよ。どうして別れようとするんだい?君のことをぞんざいに扱ったことないよ。だから変わらない君でいて」というサビだけで、終わろうとする恋の歌だということがわかります。
切ない歌詞ですが、綺麗なハモリ、キャッチーなメロディが私のお気に入りポイント
テンポもゆっくりで、発音も明瞭、歌詞の分量もさほど多くないので、聞き取り難易度はかなり易しめです。
サードアルバム "Motion in the Ocean" 収録。
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・語彙表現★★☆☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★★★☆
「この世のものとは思えないほどの美女。彼女と仲良くなり、太陽の下で何時間も楽しくおしゃべり。こんなかわいい子と付き合えるなんて信じられない」という妄想ともリアルともわからない歌詞が続きます。
しかし「その3日後、彼女は別の男といた…」いうオチ。
「寂しさだけが俺の友達さ」という切なさが漂います。
10代の若者の一方通行の恋が、瑞々しく歌われています。この切なくもリアルな歌詞と、テンポの良い曲調が好きです。
テンポが速い上、リードとバックコーラスが重なる部分が多いので、聞き取り難易度は高いです。
2004年発売のデビューアルバム "Room on the 3rd Floor" からの3枚目のシングル (全英3位獲得)。
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・語彙表現★★☆☆☆・発音の癖★☆☆☆☆・リンキング★☆☆☆☆・総合難易度★☆☆☆☆
「自分の見た目が悪くても落ち込まないで。恋愛が上手くいかなくても、他にも相手はいくらでもいるさ。だからハッピーでいて、そのしかめっ面はやめちゃおう。笑って、笑って」という励ましソング。
笑顔になれる曲なので、大好きです。
シンプルでストレートな歌詞、明瞭な発音と少なめの分量の歌詞で、洋楽を使った聞き取り練習になれていない方にもおすすめです。
2008年発売の4枚目のスタジオアルバム "Radio: ACTIVE" 収録。
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・語彙表現★★☆☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★★☆☆
パーティガールの魅了され、虜になってしまい、自由になりたいけど抗えない、そんな関係を歌った曲です。
アコースティックなサウンドの多いMcFlyですが、この曲はそれまでとうって変わって、ダンス系のロック。曲調は違いますが、マクフライらしさは健在で、私は好きです。
テンポが速く、リンキングも強いため、聞き取り難易度はやや難です。
2010年発売の5枚目のスタジオアルバム "Above the Noise" からのリードシングル。
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・語彙表現★★☆☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★★★☆・総合難易度★★★★☆
相手が自分より周りの言うことを真に受け、それによってこじれ、終わった関係。尽くした相手からの仕打ちに寂しさが漂う曲です。
歌詞は寂しいですが、メロディが好きです。
バラードですが、音の変化、弱調、脱落などがあり、聞き取りは難しいです。
2010年発売の5枚目のスタジオアルバム "Above the Noise" からのサードシングル。
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・語彙表現★★★☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★★★☆
絶対に手に入らない高嶺の花に恋をし、彼女のことを考えるのは時間の無駄、と頭では分かっていても気になってしまう、という曲です。
若かりし10代のマクフライによる、実に10代らしい歌詞が魅力の曲です。
歌詞の意味の切れ目が独特で、どの文がどこと繋がっているのか、聴きながらすぐに理解するには相当なリスニング力が必要です。なので、聞き取り難易度はかなり高いです。
デビューアルバム "Room on the 3rd Floor" (2004年発売)からの2枚目のシングル (全英1位獲得)。
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・語彙表現★★★★☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★★★★
曲の内容は、歌詞を読んでも正直よく分かりませんが、Dougieの高音のボーカルと、メロディが気に入っています。
テンポが速く、脈略のなさそうな単語が次々と現れる上、リンキングも強いので、聞き取り難易度は今回紹介した曲の中で2番目に高いです。
2006年発売のサードアルバム "Motion in the Ocean" からの4枚目のシングル (全英1位獲得)。
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・語彙表現★☆☆☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★☆☆☆
「周りが上手くやっているように見えて、息をするのもつらいことがあるけど、自分の思いはちゃんと伝えないといけないよ」というメッセージが心に響きます。
全体の聞き取りさほど難しくないのですが、ところどころ音の脱落もあり、文法・語彙力でカバーしないといけない箇所があるので、完全に聞き取ろうとすると難しいです。
2020年発売の最新アルバム"Young Dunb Thrills" 収録。
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・語彙表現★★☆☆☆・発音の癖★☆☆☆☆・リンキング★★★☆☆・総合難易度★★★☆☆
歌詞では「〜について怒っている」という意味の「mad about + もの・事」と「(人)に夢中である」という意味の 「mad about +人」 をかけて…
「君は変えられないこと、言葉にできないこと、傷ついたことに対して怒っている(mad)けど、僕は君に夢中(mad)なんだ」と複雑な胸中をうまく表現しています。
この上手い歌詞もマクフライの魅力。
歌詞の分量が多く、リンキングが強く、弱調による音の脱落も多いため、聞き取り難易度は高めです。
2020年発売の最新アルバム"Young Dunb Thrills" 収録。
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"That Girl", "Obviously"
セカンドアルバム (2005年)
"I'll Be Ok", "All About You"
アメリカデビューアルバム (2006年)
"Just My Luck", "I'll Be Ok", "All About You", "Obviously"
サードアルバム (2006年)
"Sorry's Not Good Enough", "Star Girl", "Transylvania"
初のベスト盤 (2007年)
"I'll Be Ok", "All About You", "The Heart Never Lies", "Obviously", "That Girl"
4枚目のスタジオアルバム (2008年)
"One For the Radio", "Smile"
5枚目のスタジオアルバム (2010年)
"Party Girl", "That's the Truth"
2枚目のベスト盤 (2012年)
"I'll Be Ok", "All About You", The Heart Never Lies", "Star Girl", "One For the Radio", "Transylvania", "That Girl (Original 2003 Demo)"
6枚目のスタジオアルバム (2020年)
"Sink or Sing", "Mad About You"
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メロディもハモリも最高なバンドです。
ぜひ聴いてみて下さい!
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今回はそんなMcFly (マクフライ)の魅力がたっぷり伝わる名曲15曲をご紹介します!
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目次
▶簡単にMcFlyの紹介▶聞き取り難易度の見方
▶#1 I'll Be Ok
▶#2 All About You
▶#3 The Heart Never Lies
▶︎#4 Just My Luck
▶︎#5 One For The Radio
▶︎#6 Star Girl
▶︎#7 Sorry's Not Good Enough
▶︎#8 That Girl
▶︎#9 Smile
▶︎#10 Party Girl
▶︎#11 That's The Truth
▶︎#12 Obviously
▶︎#13 Transylvania
▶︎#14 Sink or Sing
▶︎#15 Mad About You
▶︎収録アルバム
▶︎まとめ
▶︎関連記事
簡単にMcFlyの紹介
もともとBustedのメンバーになる予定だったTomが、Dannyと出会い、そこにHarryとDougieが加わりMcFlyが誕生しました。2004年のデビューシングル "5 Colours in Her Hair" で全英1位を獲得し、デビューアルバムも堂々の1位。
2016年に活動を休止していましたが、2020年に約10年ぶりにニューアルバムを引っ提げて活動再開。
TomとDannyのきれいなハモりが魅力ですが、時々Dougieもリードを歌います。
ちなみに当記事の曲順は、純粋に私の好きな順番です♪
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聞き取り難易度の見方
各曲の下に聞き取り難易度を★5つの評価でつけました。★が多いほど難易度が高いです。語彙の難しさは、英検1級単熟語がたくさん出てくるもの、辞書に載っていないような俗語が多いものが★5つです。リンキングは二つ以上の単語が繋がって、まるで一つの単語のように発音される現象です。(It's all about youがイッツォーラ バウ ユーのようにくっついて発音。)多ければ多いほど聞き取りが難しくなります。
Daughtryの歌は全体的に単語と単語の間が弱調により、発音されない音が多いため、聞き取り難易度は全体的に高めです。バラードも同様の理由で難しいです。難易度が高く、聞き取るのは大変なので、初心者はサビの部分だけの聞き取り練習をするなど、分量で調節すると良いと思います。
▼リスニングの練習には聞き取って紙に書く練習法「ディクテーション」もおすすめ。
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#1 I'll Be Ok
・語彙表現★★☆☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★☆☆☆
「すべてが上手く行かず、笑い方すらも忘れてしまった。友達もみんな上手く行っている。晴れているのに自分にだけ雨が降っているみたい。そんなときは自分に言い聞かせてほしい、うまくいくようになるさ(=I'll be ok)って」
マクフライは最年長メンバーが私と同い年。この曲の発売当時、体調が悪くて勉強も生活も思うようにいかないとき、友人たちがどんどん進学・就職して自分だけ取り残された気分になったときに何度も聴いて自分を励ましていました。
自分と同世代の彼らのメッセージは心に響きました。
テンポが速く、リンキングが強いですが、内容がシンプルで分かりやすいです。マクフライは発音に癖があり、全体的に聞き取りは難しいですが、この曲は容易です。
2005年発売のセカンドアルバム"Wonderland"からのセカンドシングル。
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#2 All About You
・語彙表現★★☆☆☆・発音の癖★★★☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★☆☆☆
「君が僕の人生を価値のあるものにしてくれる」「君の願いは全てこたえてあげる」と大切な人について歌った曲。TomとDannyの最高のハモリが光るバラードです。
Tomが当時の彼女(現奥さん)に書いた曲で、情景が目の前に浮かぶような歌詞が秀逸。
タイトルにもある"It's all about you."は訳すのが難しいですが、「君がすべて」「君がいてこその僕の人生さ」という感じです。
テンポはゆっくりなうえ、難しい言葉は使われていません。聞き取り難易度はやや容易です。
セカンドアルバム "Wonderland"からのリードシングルで、彼らにとって3度目の全英1位獲得曲。
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#3 The Heart Never Lies
・語彙表現★☆☆☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★☆☆☆
「君が失敗するようなことがあっても、僕がすぐそばで支えてあげる。信じられないなら、僕の目を見るといい。心は嘘をつかないから」
上手くいく日もそうでない日も、二人の関係は平坦ではないけど、それでも恋人同士。心のままに相手を大切にするという曲です。
テンポがゆっくりで、難しい語彙も使われていないので、聞き取りは比較的容易です。
2007年発売のベスト盤 "All The Greatest Hits" からのシングル曲 (全英3位獲得)。
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#4 Just My Luck
・語彙表現★★★☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★★☆☆・総合難易度★★★★☆
タイトルの "just my luck"は何かがっかりするようなことがある時、物事が上手くいかない時に「(やっぱり)ツイてないなぁ」という意味の慣用表現。
曲では、にわかに訪れた恋に戸惑いつつ、ワクワクが止まらずに「僕はめったに恋なんてしないのに、ツイてないな」と歌っています。
ニヤけ顔まで想像できてしまいそうなほどのワクワク感が伝わってくる歌詞が楽しいです。
テンポは比較的ゆっくりですが、ところどころリンキングが強く聞き取りは難しいです。
全米デビューアルバム「Just My Luck」(日本盤はなし)に収録。
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#5 One For The Radio
・語彙表現★★★☆☆・発音の癖★★★☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★★★☆
「俺らのことを嫌いなふりして、一緒に歌ってるんじゃないよ」とサビにあるように、世間からの批判や、評価を俺らは気にしないよというメッセージソング。
ロックですが、どこかキャッチーなサウンドが好きです。
テンポが速いのと、主語を省略した下りが次々と歌われるので、聞き取り難易度は高いです。
4枚目のスタジオアルバム "Radio: ACTIVE" からのリードシングル (全英2位獲得)。
以前のレコード会社とは音楽の方向性が合わなくなり、マクフライのメンバーが立ち上げたレコード会社から発売されたアルバム。
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#6 Star Girl
・語彙表現★★★☆☆・発音の癖★★★☆☆・リンキング★★★☆☆・総合難易度★★★★★
大好きな女の子にキスをされ、恋の始まりにワクワクしつつ、相手の行動の意図がわからず右往左往。そんな楽しい曲です。
恋心を宇宙の無重力空間にいるような、ふわふわした感覚を多彩な比喩で例えている歌詞が面白いです。
テンポが速く、語彙も難しく、リンキングも強いです。聞き取りは今回紹介した曲の中で一番難しいです。私が聞き取り練習を断念した数少ない1曲です。
2006年発売のサードアルバム "Motion in the Ocean" からのセカンドシングル。
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#7 Sorry's Not Good Enough
・語彙表現★☆☆☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★☆☆☆☆
「ごめん、じゃ全然足りないよ。どうして別れようとするんだい?君のことをぞんざいに扱ったことないよ。だから変わらない君でいて」というサビだけで、終わろうとする恋の歌だということがわかります。
切ない歌詞ですが、綺麗なハモリ、キャッチーなメロディが私のお気に入りポイント
テンポもゆっくりで、発音も明瞭、歌詞の分量もさほど多くないので、聞き取り難易度はかなり易しめです。
サードアルバム "Motion in the Ocean" 収録。
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#8 That Girl
・語彙表現★★☆☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★★★☆
「この世のものとは思えないほどの美女。彼女と仲良くなり、太陽の下で何時間も楽しくおしゃべり。こんなかわいい子と付き合えるなんて信じられない」という妄想ともリアルともわからない歌詞が続きます。
しかし「その3日後、彼女は別の男といた…」いうオチ。
「寂しさだけが俺の友達さ」という切なさが漂います。
10代の若者の一方通行の恋が、瑞々しく歌われています。この切なくもリアルな歌詞と、テンポの良い曲調が好きです。
テンポが速い上、リードとバックコーラスが重なる部分が多いので、聞き取り難易度は高いです。
2004年発売のデビューアルバム "Room on the 3rd Floor" からの3枚目のシングル (全英3位獲得)。
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#9 Smile
・語彙表現★★☆☆☆・発音の癖★☆☆☆☆・リンキング★☆☆☆☆・総合難易度★☆☆☆☆
「自分の見た目が悪くても落ち込まないで。恋愛が上手くいかなくても、他にも相手はいくらでもいるさ。だからハッピーでいて、そのしかめっ面はやめちゃおう。笑って、笑って」という励ましソング。
笑顔になれる曲なので、大好きです。
シンプルでストレートな歌詞、明瞭な発音と少なめの分量の歌詞で、洋楽を使った聞き取り練習になれていない方にもおすすめです。
2008年発売の4枚目のスタジオアルバム "Radio: ACTIVE" 収録。
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#10 Party Girl
・語彙表現★★☆☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★★☆☆
パーティガールの魅了され、虜になってしまい、自由になりたいけど抗えない、そんな関係を歌った曲です。
アコースティックなサウンドの多いMcFlyですが、この曲はそれまでとうって変わって、ダンス系のロック。曲調は違いますが、マクフライらしさは健在で、私は好きです。
テンポが速く、リンキングも強いため、聞き取り難易度はやや難です。
2010年発売の5枚目のスタジオアルバム "Above the Noise" からのリードシングル。
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#11 That's The Truth
・語彙表現★★☆☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★★★☆・総合難易度★★★★☆
相手が自分より周りの言うことを真に受け、それによってこじれ、終わった関係。尽くした相手からの仕打ちに寂しさが漂う曲です。
歌詞は寂しいですが、メロディが好きです。
バラードですが、音の変化、弱調、脱落などがあり、聞き取りは難しいです。
2010年発売の5枚目のスタジオアルバム "Above the Noise" からのサードシングル。
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#12 Obviously
・語彙表現★★★☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★★★☆
絶対に手に入らない高嶺の花に恋をし、彼女のことを考えるのは時間の無駄、と頭では分かっていても気になってしまう、という曲です。
若かりし10代のマクフライによる、実に10代らしい歌詞が魅力の曲です。
歌詞の意味の切れ目が独特で、どの文がどこと繋がっているのか、聴きながらすぐに理解するには相当なリスニング力が必要です。なので、聞き取り難易度はかなり高いです。
デビューアルバム "Room on the 3rd Floor" (2004年発売)からの2枚目のシングル (全英1位獲得)。
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#13 Transylvania
・語彙表現★★★★☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★★★★
曲の内容は、歌詞を読んでも正直よく分かりませんが、Dougieの高音のボーカルと、メロディが気に入っています。
テンポが速く、脈略のなさそうな単語が次々と現れる上、リンキングも強いので、聞き取り難易度は今回紹介した曲の中で2番目に高いです。
2006年発売のサードアルバム "Motion in the Ocean" からの4枚目のシングル (全英1位獲得)。
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#14 Sink or Sing
・語彙表現★☆☆☆☆・発音の癖★★☆☆☆・リンキング★★☆☆☆・総合難易度★★☆☆☆
「周りが上手くやっているように見えて、息をするのもつらいことがあるけど、自分の思いはちゃんと伝えないといけないよ」というメッセージが心に響きます。
全体の聞き取りさほど難しくないのですが、ところどころ音の脱落もあり、文法・語彙力でカバーしないといけない箇所があるので、完全に聞き取ろうとすると難しいです。
2020年発売の最新アルバム"Young Dunb Thrills" 収録。
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#15 Mad About You
・語彙表現★★☆☆☆・発音の癖★☆☆☆☆・リンキング★★★☆☆・総合難易度★★★☆☆
歌詞では「〜について怒っている」という意味の「mad about + もの・事」と「(人)に夢中である」という意味の 「mad about +人」 をかけて…
「君は変えられないこと、言葉にできないこと、傷ついたことに対して怒っている(mad)けど、僕は君に夢中(mad)なんだ」と複雑な胸中をうまく表現しています。
この上手い歌詞もマクフライの魅力。
歌詞の分量が多く、リンキングが強く、弱調による音の脱落も多いため、聞き取り難易度は高めです。
2020年発売の最新アルバム"Young Dunb Thrills" 収録。
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収録アルバム
デビューアルバム(2004年)"That Girl", "Obviously"
セカンドアルバム (2005年)
"I'll Be Ok", "All About You"
アメリカデビューアルバム (2006年)
Just My Luck
posted with カエレバ
サードアルバム (2006年)
"Sorry's Not Good Enough", "Star Girl", "Transylvania"
初のベスト盤 (2007年)
"I'll Be Ok", "All About You", "The Heart Never Lies", "Obviously", "That Girl"
4枚目のスタジオアルバム (2008年)
"One For the Radio", "Smile"
5枚目のスタジオアルバム (2010年)
"Party Girl", "That's the Truth"
2枚目のベスト盤 (2012年)
"I'll Be Ok", "All About You", The Heart Never Lies", "Star Girl", "One For the Radio", "Transylvania", "That Girl (Original 2003 Demo)"
6枚目のスタジオアルバム (2020年)
"Sink or Sing", "Mad About You"
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まとめ
前向きで明るく、どこかコミカルな歌詞が魅力のマクフライ。メロディもハモリも最高なバンドです。
ぜひ聴いてみて下さい!
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