慢性病を持っていてもいなくても、 英語学習を続けていると、勉強がしんどくなる時が一度ならずあると思います。
私自身、英語学習は楽しくて続けている面が大きいですが、それでも勉強がしんどい日がたくさんあります。

当記事では、筋痛性能脊髄炎(ME)と闘いながら英語学習を続けてきた私が、勉強を始めた頃に学習を続けるために効果的だった方法や、大切にしていた考え方をまとめます。
そこで、自分の生活の中に英語学習を取り入れる、習慣化がとても重要です。勉強を始めた頃、英語学習を習慣にするために私が大事にしていたポイントがあるので、解説していきます。
①やる気頼みにしない
やる気はその日の体調や出来事で、驚くほど簡単になくなるものです。そのため、やる気がある時に、体調に余裕のある日にやる、というスタンスではできる日はほとんどありません。
病気持ちだと体調の波が激しく、やる気があっても身体がついてこられない日がほとんどのため、なおさらです。
そのために、学習時間を無理なく生活の中に取り込む必要があります。その点について②へ続く。
②定期的に配信される番組などを利用
私の場合はNHKラジオ英会話が習慣化の大きな助けになりました。毎日決まった時間に、決まった長さの番組がラジオから流れてくるため、生活のリズムの中に取り込むのが自然とできました。
私はMD(ミニディスク)に録音して聴いていましたが、使うMDの枚数を5枚(放送25回分)に制限し、それ以上の番組はためないようにしていました。
というのも、放送を聴かないとMDが足りなくなる上、未消化の放送をどのくらいためてしまっているのかも一目でわかるので、がんばれました。そしてMDの空き容量が増えるとそれが達成感に。
NHKラジオ講座は決まった時間に放送されるとはいえ、その時間に毎日、勉強ができるほど体調が良いとは限りません。そのために、自分の体調の良い時間に学習をするのが大切。③へ続く。
③1日の内で体調の良い時間を勉強にあてる
これが慢性病持ちで英語学習をする上で、最も重要な点です。
慢性病持ちの人は皆、多かれ少なかれ、1日の内での体調の大きな波があると思います。
私の場合は、朝の体調が一番悪く、昼から夕方にかけて調子が徐々に上がっていき、夕食後の夜8時から10時頃に頭が冴えるという日が多いです。
以前、テレビで「人間の脳は午前中が最も活発になる時間だから、勉強や頭を使う仕事は午前中に済ませた方が良い」という情報を見て試してみましたが、その後、恐ろしく体調を崩し、何日間も寝込むことになりました。
自分の体調のリズムを無視して勉強をするのは、かえって効率が悪いです。結果的に、体調を回復させるために勉強を中断しなければいけなくなることも。
自分にとって一番良い時間帯を見つけ、その時間を学習にあてるのが、長く無理なく続ける秘訣です。

また、勉強時間はタイマーを使って管理すると良いです。気分で勉強すると、長い時間連続で勉強したり、トイレに行くのを忘れてたり、体に思った以上の負荷をかけていることがあります。
タイマー目に入るところに置いておくことで、やり過ぎを避けられることがあります。
④やらないといけない環境に身を置く
私は英語学習を始めた当時(2001年)、16歳で定時制高校に通っていたので、普段から学習を続けていると定期テスト前に勉強しなくて良くなったため、やる気に繋がりました。
ただ私の高校のテストは中学のおさらいのような内容だったので、授業にさえ出ていれば問題ない点数は取れたので、それ自体は勉強が必須な環境とは言えませんでした。
それより、高校に月に1度か2度やってくるALTと上手に話せるようになりたくて、NHKラジオ英会話を欠かさず聴きました。
ラジオ講座を聴きながら、常にALTと話す時に使える表現がないか、考えながら練習。ALTとの会話で言えなかった表現があれば、次の機会では必ず言えるように、英作文して音読練習をしていました。
さらに「やらなくてはいけない環境」はお金で手に入れることもできます。⑤へ続く。
⑤お金を投資する
かけたお金は当然、無駄にしたくないので、やる気に繋がります。楽しくできる類のやる気ではなく「やらないともったいないし…」という、どちらかというと"負のやる気"ですが、きっかけはなんでも良いのです。
勉強はいざ始めると意外と楽しくなることもあり、そうなったらしめたものです。
私は28歳でオンライン英会話講師になるまで、アルバイトもしたことがなく、お金は常に貴重でした。NHKラジオ講座のテキストは当時、1冊350円で買えましたが、それでも収入のない私にとっては大きな投資で、無駄にしたくない思いは人一倍強かったです。
英検の受験料も、英検の問題集も同様で、「お金をかけるからには絶対に元を取ろう」という意識は常にありました。
その英検やTOEICといった資格試験は、習慣化にも役に立ちます。⑥へ。
⑥英語試験を目標にする
英検やTOEICなどの資格試験は、自分の英語力を客観視できることと、試験日を目標に勉強計画を立てられることから、習慣化におすすめです。

例えば、試験日から逆算して、それまでに「過去問を3回分解こう」「英作文問題を5問解こう」などと、具体的に予定を立てられるのがメリット。
病人の場合は、確保できる勉強時間が月に数時間と極端に少ないこともあれば、体調の波が激しく何十時間と勉強できる月と座ってすらいられない月があったりして、勉強計画が立てずらいことが多いです。
なので、勉強の予定は、「最低限このくらいなら出来るかな?」という風に立てると良いです。そして、「計画の変更は当たり前」と思って、柔軟に変えていくのが非常に重要となります。
そのため、何日も勉強を中断してしまうと、それまで学習した単語・熟語は忘却の彼方へ行ってしまいます。それではやる気も落ちます。
私はその日の体力レベルに応じた学習内容を段階的に用意しておくことで、学習を続けることができました。
具体例:
NHKラジオ講座の1回の放送を2回ずつ聴いていたのですが、体調の良い日は新しい放送を2回分聴き、体調の悪い日は一度聴いた放送(復習用)を2回分、あるいは1回分だけという聴き方をしました。
英検の勉強は、体調の良い日は新しい問題を解くことにし、体調の悪い日は既に解いた問題の復習に使う、という具合です。体調の悪い日には音読はやめ、リスニング問題を解くだけにする、という方法もよかったです。
私の英語学習において音読は絶対にやることに決めているのですが、これも体調に応じて大声で音読したり、囁きくらいの大きさにしたりして調節。
体調の悪い日は音読の必要のない、リスニング原稿の聞き取り練習だけする、という切り替えも。
友達と英会話をしたり、英会話イベントに参加するといった、体力を最も使う活動前は机に向かった勉強は無理せず、体調を整えることを優先することも。
基本的に、人と話したりや英作文をしたりといったアウトプットの方が、読んだり聴いたりといったインプットより体力が必要になります。
私は体調や体力に合わせて、どの学習が最適かを考えてその日の学習内容を決めています。
いつも目に入るところに置いておき、すぐに取り掛かれるようにすると、勉強のハードルがぐんと下がります。少なくても私の場合「勉強するのを忘れてしまった」という事態を避けられました。
・月刊学習誌やテスト問題を邪魔なところに置いておく
そして学習が済んだら片付ける、という風にすると、片付けたいという欲求もやる気に繋がりました。
・いつもの勉強時間にアラームを鳴らす
テレビを観ていていつもの勉強時間が過ぎてしまった、ということがないよう、アラームが鳴ったら何が何でも勉強に向かうということをしました。これ、結構しんどいです。でも効果的でした。
・5分取りかかって集中できなかったら、その日はきっぱりやめる
勉強を始めるときに、ストップウォッチで時間をはかり、5分経って勉強が全く手につかない時はきっぱりやめてしまうのも良いです。だらだらと机の前に座って勉強してるつもりになっても、体力を消耗するだけです。もし5分後にやる気が出てきたら、そのまま続ければOKです。5分でやめてもその日は勉強を続けたことになりますし、貴重な体力を温存できます。
英語学習が習慣になれば、こうしたことをしなくても、自然と勉強に意識が向くようになります。
私は韓国語を1年ほど勉強していた時期がありましたが、勉強しなくなってもう5年くらいになります。

勉強していた時期より、中断している期間の方が長いです。
この状態を「韓国語の習得に失敗した」と思う人が多いかもしれませんが、私にとって韓国語は「中断中」です。
また韓国語で話したい相手ができれば再開したいと思いますし、1年間の勉強でハングルの読み方が分かるようになっただけでも、それは成功だと思っています。
再開の予定はないですが、今は私にとって無期限の「中断中」です。
英語も同じで、挑戦するたびに3ヶ月、もしくは文字通り3日しか続かなかったとしても、それは中断しているだけで、決して失敗ではないと思います。
私自身、初心者の頃はMEが今ほど悪くはなかったですが、それでも体調を崩して数日から半月くらい、勉強が全くできなかったことが何度もあります。
勉強ができないことで自分を責めるより、そのエネルギーを、どう学習を続けられるようになるか、試行錯誤をしながら見つけていることに向けた方が良いです。
さらに慢性病を患っていると、予定通りに学習が進められることはほぼないと思った方がよいです。そのため、柔軟な学習計画と、やる気に左右されない勉強習慣が大事になってきます。
私自身、英語学習を習慣化できたことが、オンライン英会話講師として必要な英語力を身につけられた最大の要因だと思っています。
自分に合った勉強法を見つけるのは本当に大変ですが、どこかにあるはずです。諦めず探してください。私自身、これからも試行錯誤をしながら、がんばっていきますよ。
オンライン英会話も英語学習を続ける強力なツールです>>慢性病持ちでも【オンライン英会話】を続ける5つのコツ!
講師になるまでの学習歴>>私の英語学習歴 ~オンライン英会話講師になるまで~ | How I Learned English —Until I Became an English Tutor
英語試験の受験歴>>私が受験した英検1級から4級までの点数とTOEICスコア全記録
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私自身、英語学習は楽しくて続けている面が大きいですが、それでも勉強がしんどい日がたくさんあります。

当記事では、筋痛性能脊髄炎(ME)と闘いながら英語学習を続けてきた私が、勉強を始めた頃に学習を続けるために効果的だった方法や、大切にしていた考え方をまとめます。
学習を続ける上で外せないポイント【習慣化】
言語は一朝一夕に習得できるものではなく、数ヶ月単位、数年単位で学習を続け、ようやく使えるようになっていくものです。そのため、いわゆる一夜漬けのような勉強法では、英語を使えるようにはなりません。そこで、自分の生活の中に英語学習を取り入れる、習慣化がとても重要です。勉強を始めた頃、英語学習を習慣にするために私が大事にしていたポイントがあるので、解説していきます。
①やる気頼みにしない
やる気はその日の体調や出来事で、驚くほど簡単になくなるものです。そのため、やる気がある時に、体調に余裕のある日にやる、というスタンスではできる日はほとんどありません。
病気持ちだと体調の波が激しく、やる気があっても身体がついてこられない日がほとんどのため、なおさらです。
そのために、学習時間を無理なく生活の中に取り込む必要があります。その点について②へ続く。
②定期的に配信される番組などを利用
私の場合はNHKラジオ英会話が習慣化の大きな助けになりました。毎日決まった時間に、決まった長さの番組がラジオから流れてくるため、生活のリズムの中に取り込むのが自然とできました。
私はMD(ミニディスク)に録音して聴いていましたが、使うMDの枚数を5枚(放送25回分)に制限し、それ以上の番組はためないようにしていました。
【MD(ミニディスク)とは】
2000年代前半に普及していた、録音用メモリディスクです。書き込み・消去が自在に行えるディスクで、USBフラッシュメモリに似ています。録音時間は主に60分、74分、80分の3種類がありました。MD再生ドライブは、据え置き型の音楽再生機器にはほぼ標準で搭載されていました。懐かしい。
2000年代前半に普及していた、録音用メモリディスクです。書き込み・消去が自在に行えるディスクで、USBフラッシュメモリに似ています。録音時間は主に60分、74分、80分の3種類がありました。MD再生ドライブは、据え置き型の音楽再生機器にはほぼ標準で搭載されていました。懐かしい。
というのも、放送を聴かないとMDが足りなくなる上、未消化の放送をどのくらいためてしまっているのかも一目でわかるので、がんばれました。そしてMDの空き容量が増えるとそれが達成感に。
NHKラジオ講座は決まった時間に放送されるとはいえ、その時間に毎日、勉強ができるほど体調が良いとは限りません。そのために、自分の体調の良い時間に学習をするのが大切。③へ続く。
③1日の内で体調の良い時間を勉強にあてる
これが慢性病持ちで英語学習をする上で、最も重要な点です。
慢性病持ちの人は皆、多かれ少なかれ、1日の内での体調の大きな波があると思います。
私の場合は、朝の体調が一番悪く、昼から夕方にかけて調子が徐々に上がっていき、夕食後の夜8時から10時頃に頭が冴えるという日が多いです。
以前、テレビで「人間の脳は午前中が最も活発になる時間だから、勉強や頭を使う仕事は午前中に済ませた方が良い」という情報を見て試してみましたが、その後、恐ろしく体調を崩し、何日間も寝込むことになりました。
自分の体調のリズムを無視して勉強をするのは、かえって効率が悪いです。結果的に、体調を回復させるために勉強を中断しなければいけなくなることも。
自分にとって一番良い時間帯を見つけ、その時間を学習にあてるのが、長く無理なく続ける秘訣です。

また、勉強時間はタイマーを使って管理すると良いです。気分で勉強すると、長い時間連続で勉強したり、トイレに行くのを忘れてたり、体に思った以上の負荷をかけていることがあります。
タイマー目に入るところに置いておくことで、やり過ぎを避けられることがあります。
④やらないといけない環境に身を置く
私は英語学習を始めた当時(2001年)、16歳で定時制高校に通っていたので、普段から学習を続けていると定期テスト前に勉強しなくて良くなったため、やる気に繋がりました。
ただ私の高校のテストは中学のおさらいのような内容だったので、授業にさえ出ていれば問題ない点数は取れたので、それ自体は勉強が必須な環境とは言えませんでした。
それより、高校に月に1度か2度やってくるALTと上手に話せるようになりたくて、NHKラジオ英会話を欠かさず聴きました。
ラジオ講座を聴きながら、常にALTと話す時に使える表現がないか、考えながら練習。ALTとの会話で言えなかった表現があれば、次の機会では必ず言えるように、英作文して音読練習をしていました。
さらに「やらなくてはいけない環境」はお金で手に入れることもできます。⑤へ続く。
⑤お金を投資する
かけたお金は当然、無駄にしたくないので、やる気に繋がります。楽しくできる類のやる気ではなく「やらないともったいないし…」という、どちらかというと"負のやる気"ですが、きっかけはなんでも良いのです。
勉強はいざ始めると意外と楽しくなることもあり、そうなったらしめたものです。
私は28歳でオンライン英会話講師になるまで、アルバイトもしたことがなく、お金は常に貴重でした。NHKラジオ講座のテキストは当時、1冊350円で買えましたが、それでも収入のない私にとっては大きな投資で、無駄にしたくない思いは人一倍強かったです。
英検の受験料も、英検の問題集も同様で、「お金をかけるからには絶対に元を取ろう」という意識は常にありました。
その英検やTOEICといった資格試験は、習慣化にも役に立ちます。⑥へ。
⑥英語試験を目標にする
英検やTOEICなどの資格試験は、自分の英語力を客観視できることと、試験日を目標に勉強計画を立てられることから、習慣化におすすめです。

例えば、試験日から逆算して、それまでに「過去問を3回分解こう」「英作文問題を5問解こう」などと、具体的に予定を立てられるのがメリット。
病人の場合は、確保できる勉強時間が月に数時間と極端に少ないこともあれば、体調の波が激しく何十時間と勉強できる月と座ってすらいられない月があったりして、勉強計画が立てずらいことが多いです。
なので、勉強の予定は、「最低限このくらいなら出来るかな?」という風に立てると良いです。そして、「計画の変更は当たり前」と思って、柔軟に変えていくのが非常に重要となります。
体調・体力に合わせた柔軟な学習計画の立て方
英語初級者のうちは、基礎を学んでいる段階で、勉強すればするほど伸びていくので、モチベーションを比較的維持しやすい時期ではあります。しかし、単語や熟語をなかなか覚えられられず、同時に、少しでも休むとすぐ忘れてしまう段階でもあります。そのため、何日も勉強を中断してしまうと、それまで学習した単語・熟語は忘却の彼方へ行ってしまいます。それではやる気も落ちます。
私はその日の体力レベルに応じた学習内容を段階的に用意しておくことで、学習を続けることができました。
具体例:
NHKラジオ講座の1回の放送を2回ずつ聴いていたのですが、体調の良い日は新しい放送を2回分聴き、体調の悪い日は一度聴いた放送(復習用)を2回分、あるいは1回分だけという聴き方をしました。
英検の勉強は、体調の良い日は新しい問題を解くことにし、体調の悪い日は既に解いた問題の復習に使う、という具合です。体調の悪い日には音読はやめ、リスニング問題を解くだけにする、という方法もよかったです。
私の英語学習において音読は絶対にやることに決めているのですが、これも体調に応じて大声で音読したり、囁きくらいの大きさにしたりして調節。
体調の悪い日は音読の必要のない、リスニング原稿の聞き取り練習だけする、という切り替えも。
友達と英会話をしたり、英会話イベントに参加するといった、体力を最も使う活動前は机に向かった勉強は無理せず、体調を整えることを優先することも。
基本的に、人と話したりや英作文をしたりといったアウトプットの方が、読んだり聴いたりといったインプットより体力が必要になります。
私は体調や体力に合わせて、どの学習が最適かを考えてその日の学習内容を決めています。
勉強のハードルを下げるちょっとしたコツ
・勉強道具を机の上に出しっぱなしにするいつも目に入るところに置いておき、すぐに取り掛かれるようにすると、勉強のハードルがぐんと下がります。少なくても私の場合「勉強するのを忘れてしまった」という事態を避けられました。
・月刊学習誌やテスト問題を邪魔なところに置いておく
そして学習が済んだら片付ける、という風にすると、片付けたいという欲求もやる気に繋がりました。
・いつもの勉強時間にアラームを鳴らす
テレビを観ていていつもの勉強時間が過ぎてしまった、ということがないよう、アラームが鳴ったら何が何でも勉強に向かうということをしました。これ、結構しんどいです。でも効果的でした。
・5分取りかかって集中できなかったら、その日はきっぱりやめる
勉強を始めるときに、ストップウォッチで時間をはかり、5分経って勉強が全く手につかない時はきっぱりやめてしまうのも良いです。だらだらと机の前に座って勉強してるつもりになっても、体力を消耗するだけです。もし5分後にやる気が出てきたら、そのまま続ければOKです。5分でやめてもその日は勉強を続けたことになりますし、貴重な体力を温存できます。
英語学習が習慣になれば、こうしたことをしなくても、自然と勉強に意識が向くようになります。
外国語を学ぶ上で「失敗はない」という考え方
「三日坊主=失敗」と考えてしまう人が世の中には多いようですが、私はそうは思いません。学習をやめない限りそれは「中断」という考え方です。私は韓国語を1年ほど勉強していた時期がありましたが、勉強しなくなってもう5年くらいになります。

勉強していた時期より、中断している期間の方が長いです。
この状態を「韓国語の習得に失敗した」と思う人が多いかもしれませんが、私にとって韓国語は「中断中」です。
また韓国語で話したい相手ができれば再開したいと思いますし、1年間の勉強でハングルの読み方が分かるようになっただけでも、それは成功だと思っています。
再開の予定はないですが、今は私にとって無期限の「中断中」です。
英語も同じで、挑戦するたびに3ヶ月、もしくは文字通り3日しか続かなかったとしても、それは中断しているだけで、決して失敗ではないと思います。
私自身、初心者の頃はMEが今ほど悪くはなかったですが、それでも体調を崩して数日から半月くらい、勉強が全くできなかったことが何度もあります。
勉強ができないことで自分を責めるより、そのエネルギーを、どう学習を続けられるようになるか、試行錯誤をしながら見つけていることに向けた方が良いです。
まとめ
英語の勉強に限らず、何かを学ぶ時は、予定通りに学習が進むことの方が稀だと思います。さらに慢性病を患っていると、予定通りに学習が進められることはほぼないと思った方がよいです。そのため、柔軟な学習計画と、やる気に左右されない勉強習慣が大事になってきます。
私自身、英語学習を習慣化できたことが、オンライン英会話講師として必要な英語力を身につけられた最大の要因だと思っています。
自分に合った勉強法を見つけるのは本当に大変ですが、どこかにあるはずです。諦めず探してください。私自身、これからも試行錯誤をしながら、がんばっていきますよ。
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講師になるまでの学習歴>>私の英語学習歴 ~オンライン英会話講師になるまで~ | How I Learned English —Until I Became an English Tutor
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