英語学習者のみなさま、朝日出版社が発売している "CNN English Express"とアルクの出版する"English Journal"をご存知ですか?
*当記事は広告リンクを含みます。
どちらもセレブへのインタビューや、ニュースなど、生の英語を学習素材として英語を学べる月刊の雑誌です。
語彙や表現の解説が豊富なのはもちろん、ほとんど全ての記事に音源がついていることから、語彙を増やすことはもちろん、リスニング・ライティングの練習をしつつ時事英語を学べる雑誌です。
先日、数年ぶりに2誌を読んだところ面白く、音源を再生するアプリが便利で、これはブログで紹介するしかない!と思いました。
今回は両誌の素晴らしい点について、解説します!
アメリカのニュースが元となっているので、聞ける英語は、ほとんどがレポーターやアナウンサーの話す滑らかなアメリカ英語。
音源は日本語の解説も読み上げがあり、誌面を読まないで聞いているだけでも、かなりの情報量を吸収できます。
▼CNN EEを6年ぶりに読むきっかけについては前の記事に書きました
世界で活躍する俳優、音楽家、アスリート、ビジネスマンから一般人まで、世界中の人の話が聴けるのが楽しいです。さまざまなバックグラウンドを持つ人々の英語や文化だけでなく、その国の国民性や価値観にも触れることができるので、視界が広がります。
CNN EEがニュースを主に扱っているのに対し、EJは映画や音楽、スポーツ界の著名人などのインタビューが豊富なので、芸能やエンタメの語彙に多く触れられるのも特徴。
記事の音声はもちろん、 ニュースで読み上げられた生の音声のほか、ナレーターの読み上げた聞き取りやすい音声、1.5倍速の音声、ポーズ(音声の空白部)付きの音声もあり、聴いているだけでもリスニングの練習になります。
アプリでは、再生速度を0.5倍から2倍速まで自在に変えることができ、その際の音質も良いので英語力や練習メニューに応じて使い分けることができます。
また別冊付録として、リスニング・ディクテーション(書き取り)の30ページほどの問題集がついてきます。スマホとこの薄い冊子だけで練習ができるので便利です。
リスニングやディクテーションをする箇所は、当然のことながらニュースで重要となる部分。そのため、問題を解くだけでニュースで使われた重要語句に自然と触れられるようにできています。
私は一冊終わるのにかかった時間は、答え合わせを含めて1時間10分でした。
私は今のところ付録のリスニングとディクテーション問題を解いただけですが、ポーズのついた音源を使って、音読をしたり、音源にぴったりついて音読するシャドーイングをするとさらに負荷をかけた練習になり、リスニングだけでなくスピーキング力の底上げに役に立ちます。
本誌で扱っているのはニュースが主なので、環境問題や社会問題に関する時事英語に多く触れられるのが特長。そのため、英検準1級以上の英作文・面接対策にもなります。
そしてこの「ALCO」がとっても便利!再生が簡単なだけでなく、なんとスクリプト(原稿)も表示されます。
聞き慣れない単語やつづりがうろ覚えで確認したい時など、わざわざEJ本誌を開いて見るほどではないけどモヤモヤする時にとっても便利です。
本誌を持ち歩いていない出先でもスクリプトの内容をチェックできるので、スキマ時間学習に最高です。
またアプリでは、再生速度を0.5倍から2.5倍速まで8段階で変えることができます。スロー再生した時の音質は「リストレ」の方が良いですが、全く問題ないレベルです。
「ALCO」の優れた点は、任意の場所を繰り返し再生する機能「A - Bリピート」が付いている点。
例えば、インタビューの中に聞き取れない数語(時間にして1秒程度)があった場合、開始地点をA、終了地点をBとして設定すると、そのAとBの部分だけが繰り返し再生される機能です。
冠詞やリンキングなどを聞き取る練習として効果的な、負荷の高いリスニング練習「ディクテーション」をする際に最高な機能です。
聞こえた音をそのまま紙に書き取るディクテーションでは、聞き取れない箇所は何度も繰り返し聴くことになるので、一度A-Bを設定してしまえばずっと再生されるこの機能は便利です。
私が洋楽のディクテーションに、Sonyのウォークマンを使い続ける理由がこのA-Bリピート機能です。
▼ディクテーションに関する記事
EJは インタビュー記事がメインの内容であるため日常会話表現に触れる機会は少ないですが、会話で成り立つコラムもあるので、すでにある程度の英会話ができる人にとって役立つ表現を学ぶこともできます。
また音源のCDの取り込みが面倒で、買ってから放置してしまったことも。
というのも、私の使っているCDプレーヤーは起動が遅く、再生が始まった頃にはやる気が半分になっていたり、PCで再生すると横になって聴けないため(トラックを変える度に体を起こさないといけない)、かなりハードルが高かったのですよね。
でもこれからはとっても便利なスマホのアプリをフル活用して、楽しめそうです。
さまざまな英語に触れることで、英語の処理能力を上げることができるので、試験対策にもなります。目的や興味に合わせて、ぜひ読んでみてほしいです。
ちなみに、両誌とも定期購読ができます。
わざわざ書店まで買いに行く必要もなく割引もありお得になるので、私も利用してみようかと検討中。
私はオンライン書店の富士山マガジンサービスを、定期的に利用しています。週刊英字新聞の定期購読の取り扱いもあり、便利です。
▼CNN EE - 富士山マガジン 定期購読 商品ページ
CNN English Express 定期購読
▼EJ - 富士山マガジン 定期購読 商品ページ
English Journal 定期購読
リーディング力を上げるには洋書もおすすめ>>初めて読む洋書としておすすめのペーパーバック10選【英検2級/TOEIC600点レベル向け】
英語学習に役立つ本の記事一覧>>カテゴリ:おすすめの本と英字新聞
スポンサーリンク
*当記事は広告リンクを含みます。
どちらもセレブへのインタビューや、ニュースなど、生の英語を学習素材として英語を学べる月刊の雑誌です。
語彙や表現の解説が豊富なのはもちろん、ほとんど全ての記事に音源がついていることから、語彙を増やすことはもちろん、リスニング・ライティングの練習をしつつ時事英語を学べる雑誌です。
先日、数年ぶりに2誌を読んだところ面白く、音源を再生するアプリが便利で、これはブログで紹介するしかない!と思いました。
今回は両誌の素晴らしい点について、解説します!
2誌それぞれの特徴
CNN English Express
CNN English Express (以下CNN EE)はCNNというアメリカのニュース専門チャンネルで実際に放送された、世界のニュースの解説が主な内容。アメリカのニュースが元となっているので、聞ける英語は、ほとんどがレポーターやアナウンサーの話す滑らかなアメリカ英語。
音源は日本語の解説も読み上げがあり、誌面を読まないで聞いているだけでも、かなりの情報量を吸収できます。
▼CNN EEを6年ぶりに読むきっかけについては前の記事に書きました
English Journal
English Journal (以下EJ)は特定の国だけではなく、英語を第二言語として習得した人々のインタビューも聴くことができるので、様々な国のアクセントに慣れることができます。世界で活躍する俳優、音楽家、アスリート、ビジネスマンから一般人まで、世界中の人の話が聴けるのが楽しいです。さまざまなバックグラウンドを持つ人々の英語や文化だけでなく、その国の国民性や価値観にも触れることができるので、視界が広がります。
CNN EEがニュースを主に扱っているのに対し、EJは映画や音楽、スポーツ界の著名人などのインタビューが豊富なので、芸能やエンタメの語彙に多く触れられるのも特徴。
【英語学習の強い味方】久々に読んだら驚いた良い点
CNN EEのここがすごい!
リスニング音源は、PCでは専用のページからダウンロードできるほか、スマホやタブレットではCNN EE専用のアプリ、「リスニングトレーナー」(リストレ)を使うことができます。記事の音声はもちろん、 ニュースで読み上げられた生の音声のほか、ナレーターの読み上げた聞き取りやすい音声、1.5倍速の音声、ポーズ(音声の空白部)付きの音声もあり、聴いているだけでもリスニングの練習になります。
アプリでは、再生速度を0.5倍から2倍速まで自在に変えることができ、その際の音質も良いので英語力や練習メニューに応じて使い分けることができます。
また別冊付録として、リスニング・ディクテーション(書き取り)の30ページほどの問題集がついてきます。スマホとこの薄い冊子だけで練習ができるので便利です。
リスニングやディクテーションをする箇所は、当然のことながらニュースで重要となる部分。そのため、問題を解くだけでニュースで使われた重要語句に自然と触れられるようにできています。
私は一冊終わるのにかかった時間は、答え合わせを含めて1時間10分でした。
私は今のところ付録のリスニングとディクテーション問題を解いただけですが、ポーズのついた音源を使って、音読をしたり、音源にぴったりついて音読するシャドーイングをするとさらに負荷をかけた練習になり、リスニングだけでなくスピーキング力の底上げに役に立ちます。
本誌で扱っているのはニュースが主なので、環境問題や社会問題に関する時事英語に多く触れられるのが特長。そのため、英検準1級以上の英作文・面接対策にもなります。
EJのここがすごい!
音源の再生は、PCではCNN EE同様、専用のページからのダウンロードできるほか、EJ専用のアプリ「ALCO」が用意されています。そしてこの「ALCO」がとっても便利!再生が簡単なだけでなく、なんとスクリプト(原稿)も表示されます。
聞き慣れない単語やつづりがうろ覚えで確認したい時など、わざわざEJ本誌を開いて見るほどではないけどモヤモヤする時にとっても便利です。
本誌を持ち歩いていない出先でもスクリプトの内容をチェックできるので、スキマ時間学習に最高です。
またアプリでは、再生速度を0.5倍から2.5倍速まで8段階で変えることができます。スロー再生した時の音質は「リストレ」の方が良いですが、全く問題ないレベルです。
「ALCO」の優れた点は、任意の場所を繰り返し再生する機能「A - Bリピート」が付いている点。
例えば、インタビューの中に聞き取れない数語(時間にして1秒程度)があった場合、開始地点をA、終了地点をBとして設定すると、そのAとBの部分だけが繰り返し再生される機能です。
冠詞やリンキングなどを聞き取る練習として効果的な、負荷の高いリスニング練習「ディクテーション」をする際に最高な機能です。
聞こえた音をそのまま紙に書き取るディクテーションでは、聞き取れない箇所は何度も繰り返し聴くことになるので、一度A-Bを設定してしまえばずっと再生されるこの機能は便利です。
私が洋楽のディクテーションに、Sonyのウォークマンを使い続ける理由がこのA-Bリピート機能です。
▼ディクテーションに関する記事
EJは インタビュー記事がメインの内容であるため日常会話表現に触れる機会は少ないですが、会話で成り立つコラムもあるので、すでにある程度の英会話ができる人にとって役立つ表現を学ぶこともできます。
気負わず読みます
以前、CNN EEやEJを含め英語学習の月刊誌を買うと、全部使い尽くして元を取ろう!と思っていました。
そうすると読む前に音源聞いて、リスニング問題解いて、ディクテーションして…となり、体調の良い日を探している間に情報が古くなって結局読まず…ということを繰り返していました。
今回は今の体調で出来るだけでいいや、と割り切って読み始めました。
そうすると読む前に音源聞いて、リスニング問題解いて、ディクテーションして…となり、体調の良い日を探している間に情報が古くなって結局読まず…ということを繰り返していました。
今回は今の体調で出来るだけでいいや、と割り切って読み始めました。
また音源のCDの取り込みが面倒で、買ってから放置してしまったことも。
というのも、私の使っているCDプレーヤーは起動が遅く、再生が始まった頃にはやる気が半分になっていたり、PCで再生すると横になって聴けないため(トラックを変える度に体を起こさないといけない)、かなりハードルが高かったのですよね。
でもこれからはとっても便利なスマホのアプリをフル活用して、楽しめそうです。
まとめ
私のようにCD再生がネックでCNN EEとEJを読んでこなかった方には、2誌とも本当におすすめです。さまざまな英語に触れることで、英語の処理能力を上げることができるので、試験対策にもなります。目的や興味に合わせて、ぜひ読んでみてほしいです。
ちなみに、両誌とも定期購読ができます。
わざわざ書店まで買いに行く必要もなく割引もありお得になるので、私も利用してみようかと検討中。
私はオンライン書店の富士山マガジンサービスを、定期的に利用しています。週刊英字新聞の定期購読の取り扱いもあり、便利です。
▼CNN EE - 富士山マガジン 定期購読 商品ページ
CNN English Express 定期購読
▼EJ - 富士山マガジン 定期購読 商品ページ
English Journal 定期購読
関連記事
時事英語を学ぶには週刊英字新聞もおすすめ>>初心者におすすめの週刊英字新聞と購読方法【富士山マガジン利用が超便利】リーディング力を上げるには洋書もおすすめ>>初めて読む洋書としておすすめのペーパーバック10選【英検2級/TOEIC600点レベル向け】
英語学習に役立つ本の記事一覧>>カテゴリ:おすすめの本と英字新聞
コメント