英検2級一次試験まであと1週間。「直前まで勉強した方が良いことは分かっているけど、何を優先すれば良いかわからない」という方のために、どんな風に学習に取り組めば良いか、英検対策が専門の現役オンライン英会話講師がお教えします。
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今回はライティングが苦手な人に読んで欲しい、直前までにすべきことをまとめます!

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直前対策は2パターン

英作文にはマルかバツかの答えがないので、「直前まで英作文を書いて、果たして効果があるのだろうか?」と思う方がいるかもしれません。

しかし、ライティングももちろん直前まで取り組んだ方が良いです。実際、私の生徒さんの中には「直前に解いた予想問題とほぼ同じ問題が出た!」という方もいます。

ライティングは、弱点に合わせた効果的な学習法が2パターンあります

パターンその1

書く内容はすぐに思いつくけど、それを英語にするのが苦手な場合
手元にある問題を解いて英作文を完成させることをがんばる。数をこなさなくてもよいので、英語に出来ない表現があれば辞書で調べ、英作文を完成させることに力を入れます。

目標は使える英語表現を一つでも増やすことです。

本番で使える英語表現を増やすことが目標なので、完成させた英作文は英語の先生や英会話講師に添削してもらうとさらに効果的です。

直前であまり時間がないので、たった1本完成させるだけでも上出来です。

それから、それまでに完成させた英作文を時間が許す限り音読練習(理想は暗唱ができるくらい)して、本試験で確実に書けるようにします。

パターンその2

英語にするのはできるけど、書く内容がなかなか思いつかない場合
手元にある問題を使って日本語で作文する。その際、2つの理由を箇条書きするだけでもOKです。重要なポイントは一問でも多くの問題に触れて、問題のパターンを知ること。

そして自分なりの意見をまとめることです。

目標はどんな問題が出ても、とりあえず何かを書けるようにすることです。

どんなに豊富な語彙を持っていても、伝える内容がなければ英作文は書けません。

私が英検1級に挑戦時、書く内容が思いつかないのが一番の悩みの種でした。

そこで私は英作文を完成させることをがんばるより、書く内容を日本語で考えるようにしました。

そうすると日本語の新聞を読んでいるときでも、練習が出来ます。

例えば日本の教員不足の記事を読んだときは、「教員の数を増やすために日本政府は何をすべきか?」というようなテーマを考え、それについて2つのポイントを考えてみました。
→①教員の給料を上げる。②業務量を減らすため、外部の講師や顧問を雇う。とここまで思いつけばあとは英語にすれば良いので、なんとか英作文は出来ます。

こういうテーマを考えるのは、意識的に問題に多く触れることでだんだん出来るようになっていきます

添削を受けるべき?

もちろん、書いた作文は信頼できる英語の先生や英会話講師、英文添削サービスを利用し、添削してもらうのが一番です。

表現や文法の間違いを指摘してもらえることはもちろん、自分とは全く違った視点に触れることができるので、様々なテーマに対応する力がつきます

ただ英会話スクールを探したり、添削サービスのアカウントを取ってサービスを利用し始めるには相応の時間と労力がいります。

すでに添削してもらったことがあったり、英会話を利用中でない限り、直前対策としては1問でも問題に取り組んだ方が良いです。

まとめ

英検英作文は絶対的な答えのない問題なので、コツが掴みにくい分野ではあります。

ただ2級英作文は問題に多く触れることで、使いまわしの効く表現に出合えたり、解答のコツをつかめたりします。

直前といってもあきらめず、練習を続けて下さい。

ではこれから英検2級一次試験に挑戦する皆さんが、ご自身の実力を出し切れることを祈っております!

Good luck!

▼私のワールドトークプロフィールページはこちら
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