接着剤も塗装も不要のカーモデル、ザ・スナップキットのシリーズ第12弾となる【ランボルギーニ アヴェンタドールS】を組み立てました!
アオシマから発売されている車模型シリーズ。32分の1サイズで、部品点数がかなり抑えられている上に、パーツ構成が非常によく考えられていて、気軽に組み立てられるプラモデルです。
私自身はこのシリーズの組み立ては4台目。だいぶ慣れてはきましたが、今回は実車の形状が複雑なため、組み立てに注意が必要な箇所が2つありました。
アヴェンタドールの組み立てで注意が必要な点も含めてまとめます!
プラスチックを成形するとき、金型から外しやすいように離型剤という少量の油を使うらしいのですが、それが製品の表面についている可能性があるために洗います。
塗装する場合にはやすりで表面を削るのでさほど問題ないですが、シールは後から剥がれる可能性が高いので、面倒ではありますが毎回洗っています。
洗ったらタオルで拭き取り、一晩乾燥させました。
用意した工具
用意した工具は前回同様、精密ニッパー、ピンセット、カッター、つまようじ、綿棒、ダイヤモンドやすり。今回はカッターとやすりは使いませんでした。
あと組み立てたのが昼間で明るかったためか、卓上ルーペも今回はいりませんでした。
あと名前はわからないのですが、右エアインテイク前の部品がうまくはまらず、取り付けてもすぐにぽろりと落ちてしまったので、接着剤で固定しました。
接着剤で固定したら次はリア周り。
複雑なテールライト周りは3つの部品で構成されていて、さらに下部にはディフューザーがつきます。
う〜ん、かっこいい。
これだけ複雑な形状ながら、接着剤いらずでパチパチとはまっていきます。これでボティのシール貼りと組み立ては終了。
作業時間はここまででちょうど1時間でした。
次は内装の組み立てに入りますが、いきなりここで注意点です。
切り取り注意!
車内はダッシュボード、シート、ドアが一体成形となっており、ドアとダッシュボードを引き起こして、バスタブのような形にすることで完成します。
バスタブのような形で固定するため、ダッシュボード両側にダボがついており、ドア側の穴に差し込んで固定する仕組みです。
しかし、このダボがゲート(=枠とパーツを繋ぐ部分)と見分けがつきにくいため、誤って切り取ってしまうと大変です。
ダボを切り取らないよう、パーツを切り離すときは説明書をよく見て行ってください。
何を隠そう、私がこのシリーズで初めて組み立てたToyota 86でダボを切り取ってしまい、真鍮線を使って何とか完成させたことがあります。
▼真鍮線を使ってダボ代わりにした86の記事はこちら
ただここさえ気をつければ、内装はシールも少なく、難しいところはありませんでした。
ダッシュボードの助手席側には"Lamborghiniの文字が刻印されています。この上にシールを貼ってわからなくなるというのに、すごいこだわりですね。
完成した内装。助手席側のダッシュボードの"Lamborghini"の文字の上にシールを貼りました。
内装は半ツヤで上質な仕上がり。ドア取っ手周りのシルバーのシールがいいアクセントになっています。
さていよいよ、あとはホイールのシールを貼ったら、シャシーとボディをはめれば完成というところまできました。
…が、ホイールのシール貼りで問題発生。
シールの出来の良さを証明することに…。
ホイールは前が20インチ、後ろ21インチの異径ホイール。もちろんその違いもきっちり再現されており、シールもホイールも別々のものを使います。
ここで私が混乱したのが、E9の部品にはシール10を貼り、E10の部品にはシール9を貼るという手順。
説明書を読んだものの、E9にはシール9を貼り、E10にはシール10を貼るだろうと勝手に思い込んだまま、リアホイールにフロントホイール用のシールを貼ってしまいました(しかも左右両側)。
いざフロントホイールにシールを貼ろうとしたら、サイズが合わず…。間違いに気づいたのはこの時。
貼ってしまったシールを剥がしてやり直しをすることにしました。
剥がし途中の様子。このくしゃくしゃぶりに、完全に終わったと思いました。破れないように丁寧に剥がし、場所を慎重に決め、真ん中を綿棒でしっかり貼り付けてからリムに向かって貼っていきました。
写真を撮る余裕はなく、集中して作業。
シールの丈夫さと復元性の高さはハンパなく、貼り直しがきれいに出来ました!
▲これが貼り直したホイールです。上の写真のくしゃくしゃ状態と同じシールとは思えませんね。
リアホイールのシールも丁寧に貼り付けたら、シャーシも完成!
ボディを一度はめると取り外すのはほぼ不可能なので、内装もこれで見納め。
ほこりをブロワで念入りに吹き飛ばし、窓ガラス内側の指紋をよく拭き取ったら、完成!!
シールの貼り直しもありましたが、2時間13分でできました!
低く、ワイドなフォルムがかっこいい〜!しっかりとツライチで、大径ホイールが決まってます。
ボディカラーはパールホワイト。メタリックが少し入っています。
光の当たり方や背景の色によってボディの色がかなり違って見えます。
純白のように見えたり、わずかに黄色味がかって見えたり。飽きのこない色です。
Lamborghiniのロゴもくっきり。
組み立ててみて、ミラーステーの形状が左右で異なることに初めて気が付きました。
ローアンドワイドなフォルム。かっこいいですね〜。
特徴的な尖ったノーズも見事に再現。
真正面から。
センターコンソールがいいです。この角度で見るとフェンダーラインがフェラーリ360モデナに似てると思いました。模型は色々な角度から見ることができるのが楽しいです。
チラリと見えるハンドルがいい感じです。
苦労したエアインテイクのシール貼り。もう一台作るなら、ガンダムマーカーで塗るのも良いかと思いました。
リアディフューザーも完全再現。排気口の黒もシールでの再現です。
トランクリッドのエンジン上部を覆う部分はモールドではなく、しっかり抜けています。
今まで組み立てた全4台。各車の大きさの違いもきっちり再現されているので、比べるのも面白いです。
あれほどまでにくしゃくしゃになったシールがシワ一つない状態になるなんて、驚きました。
失敗したと思っても、諦めず組み立てることが大事ですね。
さて先日、なんと私の一番好きな車・GR86が来年1月に発売されることが発表されました。まだ半年先のことですが、今から楽しみです!
11月にはイニシャルDに登場するFDや、年末には新旧カウンタックの発売も予定されているので、ワクワクが止まりません!
まだ組み立てていない車が2台あるので、出来たらまた記事にします。お楽しみに〜。
シリーズ2台目に組み立てた車>>アオシマ【ザ・スナップキット】32分の1「スズキ・ジムニー」を組み立てました!
シリーズ最初に組み立てた車>>アオシマ【ザ・スナップキット】32分の1「トヨタ86」を組み立てました!
ザ・スナップキットシリーズの記事一覧>>タグ:楽プラ
車と模型の記事一覧>>カテゴリ:大好きな車
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アオシマから発売されている車模型シリーズ。32分の1サイズで、部品点数がかなり抑えられている上に、パーツ構成が非常によく考えられていて、気軽に組み立てられるプラモデルです。
私自身はこのシリーズの組み立ては4台目。だいぶ慣れてはきましたが、今回は実車の形状が複雑なため、組み立てに注意が必要な箇所が2つありました。
アヴェンタドールの組み立てで注意が必要な点も含めてまとめます!
組み立て
今回も台所用の食器洗剤で洗うところから開始。プラスチックを成形するとき、金型から外しやすいように離型剤という少量の油を使うらしいのですが、それが製品の表面についている可能性があるために洗います。
塗装する場合にはやすりで表面を削るのでさほど問題ないですが、シールは後から剥がれる可能性が高いので、面倒ではありますが毎回洗っています。
洗ったらタオルで拭き取り、一晩乾燥させました。
用意した工具
用意した工具は前回同様、精密ニッパー、ピンセット、カッター、つまようじ、綿棒、ダイヤモンドやすり。今回はカッターとやすりは使いませんでした。
あと組み立てたのが昼間で明るかったためか、卓上ルーペも今回はいりませんでした。
直線基調のデザインなので、塗料があるなら塗ってしまった方が、早く綺麗にできそうな気がしました。
それからのシール貼りは、順調に進みました。
それからのシール貼りは、順調に進みました。
あと名前はわからないのですが、右エアインテイク前の部品がうまくはまらず、取り付けてもすぐにぽろりと落ちてしまったので、接着剤で固定しました。
接着剤で固定したら次はリア周り。
複雑なテールライト周りは3つの部品で構成されていて、さらに下部にはディフューザーがつきます。
う〜ん、かっこいい。
これだけ複雑な形状ながら、接着剤いらずでパチパチとはまっていきます。これでボティのシール貼りと組み立ては終了。
作業時間はここまででちょうど1時間でした。
次は内装の組み立てに入りますが、いきなりここで注意点です。
切り取り注意!
車内はダッシュボード、シート、ドアが一体成形となっており、ドアとダッシュボードを引き起こして、バスタブのような形にすることで完成します。
バスタブのような形で固定するため、ダッシュボード両側にダボがついており、ドア側の穴に差し込んで固定する仕組みです。
しかし、このダボがゲート(=枠とパーツを繋ぐ部分)と見分けがつきにくいため、誤って切り取ってしまうと大変です。
ダボを切り取らないよう、パーツを切り離すときは説明書をよく見て行ってください。
何を隠そう、私がこのシリーズで初めて組み立てたToyota 86でダボを切り取ってしまい、真鍮線を使って何とか完成させたことがあります。
▼真鍮線を使ってダボ代わりにした86の記事はこちら
ただここさえ気をつければ、内装はシールも少なく、難しいところはありませんでした。
ダッシュボードの助手席側には"Lamborghiniの文字が刻印されています。この上にシールを貼ってわからなくなるというのに、すごいこだわりですね。
完成した内装。助手席側のダッシュボードの"Lamborghini"の文字の上にシールを貼りました。
内装は半ツヤで上質な仕上がり。ドア取っ手周りのシルバーのシールがいいアクセントになっています。
さていよいよ、あとはホイールのシールを貼ったら、シャシーとボディをはめれば完成というところまできました。
…が、ホイールのシール貼りで問題発生。
シールの出来の良さを証明することに…。
ホイールは前が20インチ、後ろ21インチの異径ホイール。もちろんその違いもきっちり再現されており、シールもホイールも別々のものを使います。
ここで私が混乱したのが、E9の部品にはシール10を貼り、E10の部品にはシール9を貼るという手順。
説明書を読んだものの、E9にはシール9を貼り、E10にはシール10を貼るだろうと勝手に思い込んだまま、リアホイールにフロントホイール用のシールを貼ってしまいました(しかも左右両側)。
いざフロントホイールにシールを貼ろうとしたら、サイズが合わず…。間違いに気づいたのはこの時。
貼ってしまったシールを剥がしてやり直しをすることにしました。
剥がし途中の様子。このくしゃくしゃぶりに、完全に終わったと思いました。破れないように丁寧に剥がし、場所を慎重に決め、真ん中を綿棒でしっかり貼り付けてからリムに向かって貼っていきました。
写真を撮る余裕はなく、集中して作業。
シールの丈夫さと復元性の高さはハンパなく、貼り直しがきれいに出来ました!
▲これが貼り直したホイールです。上の写真のくしゃくしゃ状態と同じシールとは思えませんね。
リアホイールのシールも丁寧に貼り付けたら、シャーシも完成!
ボディを一度はめると取り外すのはほぼ不可能なので、内装もこれで見納め。
ほこりをブロワで念入りに吹き飛ばし、窓ガラス内側の指紋をよく拭き取ったら、完成!!
シールの貼り直しもありましたが、2時間13分でできました!
低く、ワイドなフォルムがかっこいい〜!しっかりとツライチで、大径ホイールが決まってます。
ギャラリー
ボディカラーはパールホワイト。メタリックが少し入っています。
光の当たり方や背景の色によってボディの色がかなり違って見えます。
純白のように見えたり、わずかに黄色味がかって見えたり。飽きのこない色です。
Lamborghiniのロゴもくっきり。
組み立ててみて、ミラーステーの形状が左右で異なることに初めて気が付きました。
ローアンドワイドなフォルム。かっこいいですね〜。
特徴的な尖ったノーズも見事に再現。
真正面から。
センターコンソールがいいです。この角度で見るとフェンダーラインがフェラーリ360モデナに似てると思いました。模型は色々な角度から見ることができるのが楽しいです。
チラリと見えるハンドルがいい感じです。
苦労したエアインテイクのシール貼り。もう一台作るなら、ガンダムマーカーで塗るのも良いかと思いました。
リアディフューザーも完全再現。排気口の黒もシールでの再現です。
トランクリッドのエンジン上部を覆う部分はモールドではなく、しっかり抜けています。
今まで組み立てた全4台。各車の大きさの違いもきっちり再現されているので、比べるのも面白いです。
まとめ
ホイールのシールを間違えて貼るというトラブルもありましたが、上手くリカバリーして完成させることができました。あれほどまでにくしゃくしゃになったシールがシワ一つない状態になるなんて、驚きました。
失敗したと思っても、諦めず組み立てることが大事ですね。
さて先日、なんと私の一番好きな車・GR86が来年1月に発売されることが発表されました。まだ半年先のことですが、今から楽しみです!
11月にはイニシャルDに登場するFDや、年末には新旧カウンタックの発売も予定されているので、ワクワクが止まりません!
まだ組み立てていない車が2台あるので、出来たらまた記事にします。お楽しみに〜。
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