オンライン英会話講師はインターネットのテレビ電話を使って英語を教えます。

日本中どころか世界中、生徒がどこにいても英語を教えられる面白い仕事です。

しかしその反面、回線の調子が悪い時は映像が見られなかったり、声が途切れたりするため、用意した素材が使えなくなることもたまに起こります。そういった点では対面式の英会話教室とは違った苦労があります。

HeadsetandFMVAH53M160613
オンライン英会話講師になって以来、「ああすればよかったかな」「こうすればよかったかな」と、反省と試行錯誤の連続です。そんな日々も来月で3年になります。

そこで今回は、この仕事をしていて一番嬉しかった3つの出来事をご紹介します。

嬉しかったことベスト3

No.3 予約が入る

予約が入るなんて当たり前じゃん!と思ったかた、ちょっと待って下さい。

私の働いている英会話スクールは担任制ではないので、生徒が好きな時間に好きな講師を自由に選んで予約することが出来ます。

当然、次回の予約が確実に入るわけではないですし、つまらない授業をすると次はありません。

教える相手がいなければ、当然レッスンは実施できないわけです。なので、予約が入るといつでも嬉しくなります。

170名を超える優秀な講師の中から選んでもらえるわけですから、本当に感謝です。(さらに他の英会話スクールも入れると星の数ほどの講師がいるわけで、考えれば考えるほど凄いことです。)

No.2  生徒が資格試験に合格

これは想像に難くないでしょう。私は特に英検二次試験の模擬面接対策を得意としているので、生徒から、面接が「先生に言われた通りで全然緊張しなかった」「本番の方が簡単だった」などと言われると、嬉しくなります。

あと資格試験だけではなく、高校受験でいい点が取れた!という報告をもらえることがあり、やりがいを感じます。 

TOEICはまだちゃんと教えたことがないので、「目標の○○点取れた!」という報告が早く聞けるように、講師として努力していかないといけません。

No.1 教えた表現をすぐに使ってくれる

これは生徒の立場だった頃には全く想像していなかった嬉しさです。

私はレッスン直後、必ずそのレッスンで良かった点などを一言、Skypeのインスタントメッセージ(チャット機能)で送っています。

そのメッセージに返事を頂くこともあるのですが、その日教えた表現を使って返信をもらうと、とても嬉しくなります。

さらに常連の生徒さんが、フリートーク中に数週間前に教えた表現をサラリと言えるようになっていると、心の中でガッツポーズします。

レッスンで使う教材には、その生徒が一番使いそうな表現をいつも考えて用意するので、使ってもらうのが一番の喜びです。この仕事って楽しい!と思える瞬間です。

番外編 

・「あっという間のレッスンでした」「楽しかったです」という感想をもらえると、嬉しいです。楽しいレッスンを常に目指しているので、「楽しい」の一言は本当にやりがいを感じますね。

・共通の趣味が見つかる。車が好き、音楽が好き、飼っているペットの名前が同じなどなど。こんな時はフリートークも盛り上がり、結果として良いスピーキング練習になることが多いです。

・様々な人と話ができる。普段の生活では接点のない、世代も年齢も性別も異なる様々な職種の人と話ができるのはオンライン英会話ならではかと思います。講師にとっても生徒にとっても非常に魅力的な点ですね。

まとめ

オンライン英会話講師の仕事をしようかどうしようか迷っている人がいたら、是非挑戦してみて欲しいです。

よく言われていることですが、教えることで英語の理解が深まります。それに間違えたことは教えられないので、必死に勉強するようになり、結果的に英語力はついてきます。

またオンライン英会話を始めてみたいと思っている人は是非、その一歩を踏み出してほしいです。講師はあなたとのレッスンを楽しみにしてますよ。

今の私の課題はやる気に体調がついてこないので、あまりレッスンを開講できていないことです。もっと効率良くレッスン教材を用意できるようになって、開講数を増やせるようになるのが当面の目標です。

もっと開講できるようになれば、もっとたくさんの生徒さんと出会えるわけですから、ワクワクしますね。

あとネット上でも対面式でもオンライン英会話講師同士で情報交換できる場所があるといいなぁ。

とにかく講師として、もっと精進します。


▼ワールドトークプロフィールページ 
https://www.worldtalk.jp/mypages/instructor_profile/6988

この記事には英語版があります>>Three Best Moments as an Online English Teacher

英会話講師の仕事についての記事をもっと読む>>カテゴリ:英会話講師の仕事とTESOL

スポンサーリンク