4年前、カメラのキタムラのネットプリントで写真注文をしました。そのときふと「お店プリントってどのくらい耐久性があるのだろう?」という疑問が浮かびました。
早速、注文した写真を私の自室の棚に飾りました。そして今月、退色や変色が見てわかるほどの違いが出てきたので、記事にまとめます。

お店プリントの耐光性・耐久性がどのくらいなのか、一つの参考としてご覧ください!
▼カメラのキタムラ公式サイト
カメラのキタムラ・ネットプリントサービス
比較対象はキヤノンのインクジェットプリンター「MG7130」(インクはBCI-350&351の6色)で印刷したもの。
キヤノン純正の写真用紙と富士フィルムの写真用紙「画彩(光沢)」にそれぞれ同じ写真を印刷し、隣に並べて同じ条件で比較してみました。
それぞれの写真は2枚ずつ印刷し、光の当たらない引き出しの中に保管したものと比べてみます。

▲テストした元の写真。
条件を同じにするため、ネット注文したものも、インクジェットプリンターで印刷したものも24時間しっかり乾燥させました。
Epsonのスキャナ(EW-M752B)でスキャンした写真を並べた画像です。設定も同条件でスキャンしました。

▲クリック(またはタップ)で拡大表示できます。
やはり4年半、エアコンがなく気温・湿度ともに大きな変化のある部屋での展示は厳しかったようで、退色はしています。
カメラのキタムラでのネットプリントは、比べてみないとわからないくらいの変化です。この耐久性は驚き。さすが家庭用のプリンターと業務用とでは大きな違いがあるようです。
ただ家庭用のプリンターも、光の当たらないところで保管する分には、4年半でもほどんど退色・変色していないのでこれまた嬉しい驚きでした。
キヤノンの用紙は赤みがかっていて、富士フィルムの用紙は黄色みがかった色の変化があったのも面白いです。
どの用紙を使うかで色味が変わるのは知っていましたが、退色の仕方も違いがあるのですね。
キタムラの写真は表面の光沢が落ちて若干マット仕上げのようになっていますが、これは触ってみないとわからないくらいです。

▲左側が展示したもの、右側が引き出しに保管したもの。見た目では分かりません。
では改めて、引き出しにしまっておいた写真と、光の当たる場所に飾っておいた写真を比べてみます。

▲カメラのキタムラ・ネットプリント。引き出しの中にしまっておいたものです。初期設定のままだとかなり暗めの色味になります。

▲カメラのキタムラ・ネットプリント。こちら展示したバージョンです。比べてみてもほとんど違いが分かりません。すごいですね。

▲富士フィルム用紙に印刷した写真。引き出しにしまっておいたものです。発色がきれいです。

▲富士フィルム用紙。展示したバージョンです。

▲キヤノンの用紙に印刷した写真。引き出しにしまっておいた写真です。こちらも発色がきれいなままでにじみも退色もありません。

▲キヤノン用紙。展示したバージョンです。
カメラ屋さんの方が少し高価ですが、耐久性を考えるなら、やはりメリットはあります。
ただ家庭用プリンターで印刷したものも、展示するのではなく引き出しの中に入れておくのなら数年は退色なく保管できることがわかったので、目的に応じて使い分けるのが経済的に良いと思いました。
友達に配ったり、記念用に長期間飾っておくのが目的なら、お店プリント。
短期間飾ったり、普段はフォトブックに保管しておく場合には家庭用プリンターで気軽に印刷という使い方が良さそうです。
▼カメラのキタムラ・ネットプリントを試したときの記事
ただインクジェットプリンターで印刷したものも、ひと昔前のプリンターとは比較にならないほど退色や変色がありません。以前に比べ、飛躍的に進化しています。
今回比較したのはあくまでも1種類の写真で、条件も私の自室という限られたテストなので、少しでも条件が異なれば違う結果にもなり得ます。
なので、今回の結果はあくまでも参考程度にしてください。でも面白かったです。
昨年から新しいエプソンのプリンターを使っているので、こちらでもテストしてみようかと思います。
テストしたら、また記事にします(早くても数年後)。
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カメラのキタムラ・ネットプリントサービス
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早速、注文した写真を私の自室の棚に飾りました。そして今月、退色や変色が見てわかるほどの違いが出てきたので、記事にまとめます。

お店プリントの耐光性・耐久性がどのくらいなのか、一つの参考としてご覧ください!
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テストした条件
写真を置いておいた場所は直射日光は当たらないものの、エアコンがないので夏は気温が34度まで上がり、湿度は80%を超えます。冬は気温が10度ほどで湿度が20%台まで下がるなかなかの厳しい環境です。比較対象はキヤノンのインクジェットプリンター「MG7130」(インクはBCI-350&351の6色)で印刷したもの。
キヤノン純正の写真用紙と富士フィルムの写真用紙「画彩(光沢)」にそれぞれ同じ写真を印刷し、隣に並べて同じ条件で比較してみました。
それぞれの写真は2枚ずつ印刷し、光の当たらない引き出しの中に保管したものと比べてみます。

▲テストした元の写真。
条件を同じにするため、ネット注文したものも、インクジェットプリンターで印刷したものも24時間しっかり乾燥させました。
結果はいかに?!
2018年8月に印刷してから、2022年12月まで(4年半)展示したものを比較します!Epsonのスキャナ(EW-M752B)でスキャンした写真を並べた画像です。設定も同条件でスキャンしました。

▲クリック(またはタップ)で拡大表示できます。
やはり4年半、エアコンがなく気温・湿度ともに大きな変化のある部屋での展示は厳しかったようで、退色はしています。
カメラのキタムラでのネットプリントは、比べてみないとわからないくらいの変化です。この耐久性は驚き。さすが家庭用のプリンターと業務用とでは大きな違いがあるようです。
ただ家庭用のプリンターも、光の当たらないところで保管する分には、4年半でもほどんど退色・変色していないのでこれまた嬉しい驚きでした。
キヤノンの用紙は赤みがかっていて、富士フィルムの用紙は黄色みがかった色の変化があったのも面白いです。
どの用紙を使うかで色味が変わるのは知っていましたが、退色の仕方も違いがあるのですね。
キタムラの写真は表面の光沢が落ちて若干マット仕上げのようになっていますが、これは触ってみないとわからないくらいです。

▲左側が展示したもの、右側が引き出しに保管したもの。見た目では分かりません。
では改めて、引き出しにしまっておいた写真と、光の当たる場所に飾っておいた写真を比べてみます。

▲カメラのキタムラ・ネットプリント。引き出しの中にしまっておいたものです。初期設定のままだとかなり暗めの色味になります。

▲カメラのキタムラ・ネットプリント。こちら展示したバージョンです。比べてみてもほとんど違いが分かりません。すごいですね。

▲富士フィルム用紙に印刷した写真。引き出しにしまっておいたものです。発色がきれいです。

▲富士フィルム用紙。展示したバージョンです。

▲キヤノンの用紙に印刷した写真。引き出しにしまっておいた写真です。こちらも発色がきれいなままでにじみも退色もありません。

▲キヤノン用紙。展示したバージョンです。
用途によって使い分けるのが吉
カメラのキタムラのネットプリントはL版1枚40円(税込)。対して家庭用プリンターの場合、用紙が1枚約8円とインク代(推定数円)。カメラ屋さんの方が少し高価ですが、耐久性を考えるなら、やはりメリットはあります。
ただ家庭用プリンターで印刷したものも、展示するのではなく引き出しの中に入れておくのなら数年は退色なく保管できることがわかったので、目的に応じて使い分けるのが経済的に良いと思いました。
友達に配ったり、記念用に長期間飾っておくのが目的なら、お店プリント。
短期間飾ったり、普段はフォトブックに保管しておく場合には家庭用プリンターで気軽に印刷という使い方が良さそうです。
▼カメラのキタムラ・ネットプリントを試したときの記事
まとめ
4年半、写真を飾ってテストしてみて、耐久性においてはお店プリントの方が優れていることがわかりました。ただインクジェットプリンターで印刷したものも、ひと昔前のプリンターとは比較にならないほど退色や変色がありません。以前に比べ、飛躍的に進化しています。
今回比較したのはあくまでも1種類の写真で、条件も私の自室という限られたテストなので、少しでも条件が異なれば違う結果にもなり得ます。
なので、今回の結果はあくまでも参考程度にしてください。でも面白かったです。
昨年から新しいエプソンのプリンターを使っているので、こちらでもテストしてみようかと思います。
テストしたら、また記事にします(早くても数年後)。
▼カメラのキタムラ公式サイト
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