英語力をはかる目安として英検やTOEICのスコアは一つの指標になります。記録として、今までの受験歴とスコアの内訳を記します。

英検の級とTOEICスコア(計5回受験)の相関関係も分かりやすくなるかと思い、時系列でまとめます。
200809Eiken&TOEICCertificates
誰かの役に立ちたいというより自分の記録用ですが、良かったらご覧ください〜。

英検4級

一次試験:2002年度第2回 (17歳) [合格]
・リーディング29 / 30点 [96.6%] ・リスニング:29 / 30点 [96.6%] ・作文(並べ替え):4 / 5点 [80%]
点数:62 / 65点 [95.3%] (合格点:39点)

16歳の時にNHKラジオ講座「基礎英語2」から始めた英語学習も1年半となり、そろそろ自分の実力を知りたいということで受験したのが英検4級です。

満点もいけるかと思っていましたが、ケアレスミスで逃しました。

英検3級

一次試験:2002年度第3回 (18歳) [合格]
・リーディング:24 / 30点 [80%] ・リスニング:25 / 30点 [83%] ・作文(並べ替え):5 / 5点 [100%]
点数:54 / 65点 [83%] (合格点:36点)


「4級は満点みたいなもんだったし、3級も余裕っしょ」となめてかかった3級。

試験の少し前に解いた練習問題の結果が合格点ギリギリだったので、焦って勉強したのを覚えています。その甲斐あって、本番では正答率8割超え。

二次試験:2002年度第3回 [合格]
・リーディング:5 / 5点 [100%] ・Q & A:20 / 25点 [80%] ・アティテュード:3 / 3点 [100%]
点数:28 / 33点 [84%] (合格点:19点)

二次試験は、英語を話す機会が全くなかった私にとって貴重な英会話の機会。覚えた表現を使えることができ、とにかく楽かったのを覚えています。

英検準2級

一次試験:2006年度第2回 (21歳) [合格]
・リーディング:36 / 40点 [90%] ・リスニング:24 / 30点 [80%] ・作文(並べ替え):4 / 5点 [80%]
点数:64 / 75点 [85%] (合格点:42点)


二次試験:2006年度第2回 [合格]
・リーディング:5 / 5点 [100%] ・Q & A:22 / 25点 [88%] ・アティテュード:3 / 3点 [100%]
点数:30 / 33点 [90.9%] (合格点:19点 )


定時制高校を上限である6年で卒業できなかったため、編入試験を経て同じ高校に入り直した2006年。英語の勉強だけはNHKラジオ英会話で続けていました。

どんな心境で受験したのかはあまりよく覚えていませんが、二次試験は3級の時と同じくらい楽しかったです。

この頃から高校時代の友人も英語の勉強を本格的に始め、競い合う相手ができたことで、私もそれまで以上に勉強するようになりました。

英検2級

200629EikenG2Certificate
一次試験:2007年度第1回 (22歳) [合格]
・リーディング:28 / 40点 [70%] ・リスニング:21 / 30点 [70%] ・作文(並べ替え):2 / 5点 [40%]
点数:51 / 75点 [68%] (合格点:44点 )


二次試験:2007年度第1回 [合格]
・リーディング:4 / 5点 [80%] ・Q & A:18 / 25点 [72%] ・アティテュード:2 / 3点 [66%]
点数:24 / 33点 [72.7%] (合格点:19点 )


準2級合格後、私の英語学習人生最初のスランプがあり、それを乗り越えたあとの受験だったので、気合十分でした。

▼私の英語学習スランプの記事


メインの勉強法は相変わらずNHKラジオ英会話です。

英検2級合格を機に、TOEICに興味が湧いてきたので、初挑戦することになります。

TOEIC① 

2007年11月 (22歳)
560点・リスニング:305点 ・リーディング:255点

英検2級合格後の1ヶ月ほどは、英語学習をする気が全くなく焦りましたが、自然と回復。TOEIC前の3ヶ月間は英検の勉強は一休みし、TOEICの勉強に集中しました。

試験当日はこれがかの有名なTOEICかぁ、と雰囲気を堪能。試験会場まで電車とバスを乗り継いでの受験だったので、遠足気分でした。

英検準1級

EikenP1Certification
一次試験①:2008年度第2回 (23歳) [不合格B]
・リーディング:23 / 51点 [45%] ・リスニング:22 / 34点 [64.7%] ・作文:8 / 14点 [57%]
総合得点:54 / 99点 [54.5%] (合格点:70点)

英検2級の合格から1年少々。受験する前から実力不足は明白でした。そのため、この回はとりあえずの挑戦という感じです。

一次試験②:2009年度第2回 (24歳) [不合格A]
・リーディング:34 / 51点 [66.6%] ・リスニング:22 / 34点 [64.7%] ・作文:10 / 14点 [71.4%]
総合得点:66 / 99点 [66.6%] (合格点:68点)

最初の不合格から1年。私の人生で最も勉強をしたと言ってもよいくらい勉強をしたので、合格する気満々でした。直前の模試も自己採点で75%以上は毎回出ていました。

ただ勉強のし過ぎから身体への負担が大きく、試験2週間くらい前から吐き気が酷く、おかゆばかり食べて過ごしてました。当日も体調は悪く、何とか最後まで試験会場に残っていられたという感覚。

この不合格は本当にショックでした。

TOEIC② 

2010年1月 (25歳)
685点・リスニング:385点・リーディング:300点


英検準1級になかなか合格できずにいたので、せめてTOEICで自分の実力がちゃんと伸びているのか確認したくて受験しました。

問題集を1冊解いただけで、TOEICの対策はあまりせずに臨みましたが、ちゃんとスコアが伸びていて嬉しかったです。

ただ心の中では700点は超えるだろうと思っていたので、少し残念でした。

英検準1級 (3度目の挑戦)

一次試験③:2010年度第1回 (25歳) [合格]
・リーディング:37 / 51点 [72.5%] ・リスニング:23 / 34点 [67.6%] ・作文:10 / 14点 [71.4%]
総合得点:70 / 99点 [70.7%] (合格点:70点)

2回目と3回目の受験でたった4点しか上がっていませんが、3回目は試験中、腹痛が酷く吐き気もありました。そのため試験時間90分のうち、20分間は深呼吸を繰り返し、お腹をさすって痛みを収めることに必死で問題は全く解けませんでした。

残りの70分も腹痛の軽い時を見計らって解いたため、英作文は10分強で急いで解き、答え合わせをする暇もなく終了となりました。

リスニングの時も似たようなもので、痛み疲れでぼーっとした状態で解いていました。実際の英語力は点数以上の差があります。執念でつかんだ合格でした。

▼英検準1級一次試験対策に関する記事


二次試験:2010年度第1回 (25歳) [合格]
・ナレーション:15 / 15点 [100%] ・Q & A:16 / 20点 [80%] ・アティテュード:3 / 3点 [100%]
 総合得点:34 / 38点 [89.4%] (合格点:22点)

二次試験は半年以上前から準備していたので、ナレーション & アティテュード満点という成績で合格できました。試験も面接官との英会話という感覚で、楽しかったです。

▼英検準1級二次試験対策の記事


TOEIC③ 

2011年9月 (26歳)
755点・リスニング:380点・リーディング:375点


翻訳者を目指して専門学校の通信講座を受講していた頃で、せめて700点は超えておきたいと思い受験しました。

TOEIC④ 

2013年9月 (28歳)
855点・リスニング:430点・リーディング:425点


2013年7月にオンライン英会話講師となり、当時スクールでTOEICスコアが700点台は私だけだったので、焦って受験しました。とりあえず800点台を獲ることができて、ほっとしたというのが本音です。

英検1級

一次試験①:2014年度第2回 (29歳) [不合格B]
・リーディング:28 / 51点 [54.9%] ・リスニング:20 / 34点 [58.8%] ・作文:12 / 28点 [42%]
総合得点:60 / 113点 [53%] (合格点:80点)

とりあえずの初受験。直前に解いた問題でも合格の可能性は限りなく低いことは分かっていたので、練習感覚での受験でした。

▼当時の記事はこちら


TOEIC⑤ 

2014年5月 (29歳)
900点・リスニング:465点・リーディング:435点


当時の目標は英検1級合格だったので、この回も対策は問題集を半分解いたのみ。

しかし前年にオンライン英会話講師となり、さらにネイティブの友人たちと言語交換を始めたことで、英会話の頻度が飛躍的に増えたため、英語の処理能力がかなり上がった感覚はありました。それがスコアにも表れています。

英検1級 (2度 & 3度目の挑戦)

一次試験②:2015年度第1回 (30歳) [不合格A]
・リーディング:36 / 51点 [70.5%] ・リスニング:24 / 34点 [70.5%] ・作文:18 / 28点 [64%]
総合得点:78 / 113点 [69%] (合格点:83点)

試験導入された参考CSEスコア [各スコア満点は850点]:・リーディング:738点 [86.8%] ・リスニング:733点 [86.2%] ・作文:709点 [83.4%] = 合計2180 / 2550点 (合格基準点:2028点)

一緒に英語を勉強していた高校時代の友人は2014年度第3回で二次も合格していたので、とにかく悔しかったです。しかも2点はマークミスで落としているので、試験に対する集中力のなさに落ち込みました。

▼当時の記事はこちら


2015年1月に始めたTESOL(英語教授法)の資格習得に専念するため、2015年度第1回の受験後、英検の勉強から離れました。英検1級に向けての勉強を再開したのは、2019年2月にTESOLを修了してからです。
EikenG1Certificate
一次試験③:2019年度第1回 (34歳) [合格]
CSEスコア [各スコア満点は850点]・リーディング:681点 [80.1%]・リスニング: 700点 [82.3%]・作文:652点 [76.7%]
総合CSEスコア:2033 / 2550点 [79.7%] (合格基準:2028点)

TESOLを4年2ヶ月かけて取得。それから、英語を教えるプロとして、何としても欲しかった英検1級。3回目にしてようやく、ギリギリで一次通過ができました。

この年は体調が人生で最も悪かったので、試験会場に行くことだけでもとにかく大変でした。

▼一次合格の時に書いた記事


二次試験:2019年度第2回 (34歳) [合格]
CSEスコア:612点 / 850点満点 (合格基準: 602点)

素点:
Short Speech: 6 / 10 点
Interaction: 6 / 10 点
Grammar and Vocabulary: 7 /10 点
Pronunciation: 7 / 10 点
合計:26 / 40 点 (65%)

2019年6月に一次に合格したものの、7月の二次試験は持病の筋痛性脳脊髄炎の症状が猛烈で、試験会場に行くことすらできませんでした。

そのため、これ以上ないほど周到に準備して受験した11月に合格できて心底ほっとしました。本当につらかったです。よく頑張りました。

▼ついに英検1級合格!


振り返ってみて…

今回、全てのスコアをまとめてみて、思ったよりリスニング点数の低い級があるのが驚きでした。

リスニングに苦手意識を感じたことは一度もなく、試験用にリスニング対策をしたことがほとんどないことが理由です。

ただ苦手意識がないことと、実際に試験で得点を取れることは別だということが改めて分かったので、今後の試験対策はもう少しリスニング対策にも力を入れたいと思います。

試験の開催さえ不確かな今年は英語試験の挑戦予定はありませんが、来年以降はTOEIC950点以上を目指して頑張りたいと思います。

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