持病があると、お金の悩みは尽きません。
私は筋痛性脳脊髄炎という慢性病持ちで、普段から仕事のできる時間が極端に少ない上、突発的に体調を崩し、いつ休みが必要になるか分かりません。
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常にそんな不安定な状況にあるので、もしもの時のための貯金を増やし、仕事ができない時でも収入を得る方法がないかと、数年前からお金の勉強をしています。
今回は資産運用について、特に学ぶことの多かった5冊の本をご紹介します!
そこで、「世の中にはどのような資産運用の方法があるのだろう?」という、金融リテラシーゼロの疑問からスタート。
最初に手に取ったのが、本書「はじめての資産運用」です。
まず、資産運用には投資信託、債券、株式、REIT、外国債券・株式、金投資などなど、多種多様な方法があることがわかりました。
そのなかでも、つみたてNISAやiDecoという税制面で優遇された投資制度については、それぞれの違いや始め方、商品の選び方も載っていて、学び多し。
実際に証券口座を開設してやってみないとわからないことだらけですが、投資の基本的な考え方や、株価の暴落時の行動など、始める前に知っておいた方がよいことも学べます。
私のように資産運用に関して右も左もわからない人におすすめです。
2023年までの旧NISAとの違いや、投資による年金制度であるiDecoとの違いなど、丁寧に解説。
NISAを始めるのに必要な証券口座の開設方法も、SBI証券の申し込み画面を用いてわかりやすく説明されていて、とても親切。
目論見書の見方も解説があるので、実際にNISAの商品を選ぶ際、どこを確認すれば良いのかわかるので非常にありがたいです。
さらに本書の後半はNISAだけでなく、高配当株や優待株の選び方をはじめ、"良い株"の見分け方として、企業の業績を確認する方法や、銘柄が割高か割安かを見るための指標も解説されています。
なので、個別株に挑戦したくなった時にも参考になります。
あとは世代別のおすすめ投資プランも、どの点に気をつけてどんな配分で投資をすれば良いのかわかりやすいです。
わかりやすく、新NISAをこれから始めたい人に最高の本です。
会話形式で具体例を交えながら、資産運用が預金だけではダメなのか、わかりやすく解説。その上で、どのように投資をしていけば良いのか学べる本です。
「40代から」とタイトルにもある通り、老後の生活を強く意識した投資の仕方が取り上げられています。
受け取れる年金額の確認、退職金をどの程度のリスクで運用するか、どのような投資商品を選べばよいのかなど、老後の生活を具体的に思い描き、ゴールを具体的にした上で投資プランを立てることの重要性が感じられます。
投資をまだ始めていない私には難しすぎる内容が多かったですが、目標設定の大切さはよくわかりました。
「はじめての資産運用」を読み、債券という投資の方法があることを知った私。中でも元本割れのリスクが低く、破綻さえなければ債券が紙切れになる心配もない国債。
持っているだけで金利が定期的に入ってくる国債って最高じゃん!と思ったものの、国債はそもそもどこでどのように買えるのか、どんなリスクがあるのかさっぱりわからなかったので、債券のことも学ぼうと見つけたのが本書。
本書の特長はなんと言ってもわかりやすさ。イラストがふんだんに使われ、難しい専門用語は最小限に抑え、かつその説明も丁寧。
複雑な数式も出てきますが、数式や数字の意味がわからなくても、債券のしくみを知る上で重要なことは知ることができます。
ちなみに国債がどこで買えるかという私の疑問は、92ページに丁寧に解説されています。(答えは証券会社や銀行など、でした。)
そのほかにも、景気の良し悪しで株と債券の値動きに関係があること、国の金利政策がどのように債券価格に影響を与えるのかなど、経済活動を知る上で重要なことが丁寧に解説されているので、(債券投資をしないにしても)読んでおいて損はないです!
家計簿アプリを活用し、お金の流れを簡単にチェックしたり、ネット銀行をフル活用したり、デジタル技術を活用して、なるべく手間をかけないお金の管理の仕方は大いに参考になります。
さらにNISAの商品の選び方は、リスクの許容度に応じたおすすめがされており、具体的でわかりやすいです。
読んでいて特にワクワクしたのが、3万円から始められる個別株のポートフォリオ(=どの株にどれだけ投資するかの配分)。
NISAなどの少額長期積立はともかく、個別株への投資は、生活に相当余裕が出てからでないと始めてはいけないと思い込んでいました。
でもしっかり勉強し、リスクを理解した上で、楽しみながら挑戦するのは十分にありなのだと気付かされました。
NISAで投資そのものに慣れたら、個別株にも挑戦してみたいと思いました。
お金と楽しく向き合う方法を教えてくれる本です。おすすめ。
実際にやってみるとわからないことがたくさん出てくると思うので、その時にまた必要な知識を学びながらお金の上手な使い方・貯め方を身につけていきたいです。
実践あるのみ!がんばります。
【2024年9月2日追記】
NISA始めました♪
働き方に関する本のレビュー>>フリーランス講師としての働き方とお金について学ぶことが多かった本8冊をご紹介
本のレビュー記事一覧>>カテゴリ:おすすめの本と英字新聞
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私は筋痛性脳脊髄炎という慢性病持ちで、普段から仕事のできる時間が極端に少ない上、突発的に体調を崩し、いつ休みが必要になるか分かりません。
*当記事は広告リンクを含みます。
常にそんな不安定な状況にあるので、もしもの時のための貯金を増やし、仕事ができない時でも収入を得る方法がないかと、数年前からお金の勉強をしています。
今回は資産運用について、特に学ぶことの多かった5冊の本をご紹介します!
はじめての資産運用 頼藤太希・高山一恵 著
資産運用をネットで調べてみると、方法は様々。リスクが高くリターンの多いものから、リターンは少なくともリスクも低いものまで、ものすごい数の金融商品があり、まずは少額で始められるものがないか、それにはどのような方法があるのか知ることが大事だと思いました。そこで、「世の中にはどのような資産運用の方法があるのだろう?」という、金融リテラシーゼロの疑問からスタート。
最初に手に取ったのが、本書「はじめての資産運用」です。
まず、資産運用には投資信託、債券、株式、REIT、外国債券・株式、金投資などなど、多種多様な方法があることがわかりました。
そのなかでも、つみたてNISAやiDecoという税制面で優遇された投資制度については、それぞれの違いや始め方、商品の選び方も載っていて、学び多し。
実際に証券口座を開設してやってみないとわからないことだらけですが、投資の基本的な考え方や、株価の暴落時の行動など、始める前に知っておいた方がよいことも学べます。
私のように資産運用に関して右も左もわからない人におすすめです。
はじめてでもカンタン!新しいNISA超入門 藤原久敏 著
「はじめての資産運用」を読んだら、最初に始めるのはNISAが良さそうってことで、2024年から始まった新NISAについてもっと深く学ぶために購入したのが本書「はじめてでもカンタン!新しいNISA超入門」です。2023年までの旧NISAとの違いや、投資による年金制度であるiDecoとの違いなど、丁寧に解説。
NISAを始めるのに必要な証券口座の開設方法も、SBI証券の申し込み画面を用いてわかりやすく説明されていて、とても親切。
目論見書の見方も解説があるので、実際にNISAの商品を選ぶ際、どこを確認すれば良いのかわかるので非常にありがたいです。
さらに本書の後半はNISAだけでなく、高配当株や優待株の選び方をはじめ、"良い株"の見分け方として、企業の業績を確認する方法や、銘柄が割高か割安かを見るための指標も解説されています。
なので、個別株に挑戦したくなった時にも参考になります。
あとは世代別のおすすめ投資プランも、どの点に気をつけてどんな配分で投資をすれば良いのかわかりやすいです。
わかりやすく、新NISAをこれから始めたい人に最高の本です。
40代からの「逆算型資産運用」の教科書 山田勝己 著
あと半年で40代になる私にぴったりの本!と思い購入。会話形式で具体例を交えながら、資産運用が預金だけではダメなのか、わかりやすく解説。その上で、どのように投資をしていけば良いのか学べる本です。
「40代から」とタイトルにもある通り、老後の生活を強く意識した投資の仕方が取り上げられています。
受け取れる年金額の確認、退職金をどの程度のリスクで運用するか、どのような投資商品を選べばよいのかなど、老後の生活を具体的に思い描き、ゴールを具体的にした上で投資プランを立てることの重要性が感じられます。
投資をまだ始めていない私には難しすぎる内容が多かったですが、目標設定の大切さはよくわかりました。
債券のしくみがこれ一冊でしっかりわかる教科書 土屋剛俊 著
「はじめての資産運用」を読み、債券という投資の方法があることを知った私。中でも元本割れのリスクが低く、破綻さえなければ債券が紙切れになる心配もない国債。
持っているだけで金利が定期的に入ってくる国債って最高じゃん!と思ったものの、国債はそもそもどこでどのように買えるのか、どんなリスクがあるのかさっぱりわからなかったので、債券のことも学ぼうと見つけたのが本書。
本書の特長はなんと言ってもわかりやすさ。イラストがふんだんに使われ、難しい専門用語は最小限に抑え、かつその説明も丁寧。
複雑な数式も出てきますが、数式や数字の意味がわからなくても、債券のしくみを知る上で重要なことは知ることができます。
ちなみに国債がどこで買えるかという私の疑問は、92ページに丁寧に解説されています。(答えは証券会社や銀行など、でした。)
そのほかにも、景気の良し悪しで株と債券の値動きに関係があること、国の金利政策がどのように債券価格に影響を与えるのかなど、経済活動を知る上で重要なことが丁寧に解説されているので、(債券投資をしないにしても)読んでおいて損はないです!
はじめ時はいつも今 主婦にやさしいお金の増やし方BOOK りりな 著
無駄を減らす家計のやりくりの仕方、効果的なポイントの貯め方、ふるさと納税でお得に楽しく税金を払い、そして投資でお金に働いてもらいお金を増やす方法を紹介する本。家計簿アプリを活用し、お金の流れを簡単にチェックしたり、ネット銀行をフル活用したり、デジタル技術を活用して、なるべく手間をかけないお金の管理の仕方は大いに参考になります。
さらにNISAの商品の選び方は、リスクの許容度に応じたおすすめがされており、具体的でわかりやすいです。
読んでいて特にワクワクしたのが、3万円から始められる個別株のポートフォリオ(=どの株にどれだけ投資するかの配分)。
NISAなどの少額長期積立はともかく、個別株への投資は、生活に相当余裕が出てからでないと始めてはいけないと思い込んでいました。
でもしっかり勉強し、リスクを理解した上で、楽しみながら挑戦するのは十分にありなのだと気付かされました。
NISAで投資そのものに慣れたら、個別株にも挑戦してみたいと思いました。
お金と楽しく向き合う方法を教えてくれる本です。おすすめ。
まとめ
以上の5冊で、NISAを始めるのに必要な情報は揃った気がします。あとは実際に証券口座を開設し、商品を選び、ほったらかし投資!実際にやってみるとわからないことがたくさん出てくると思うので、その時にまた必要な知識を学びながらお金の上手な使い方・貯め方を身につけていきたいです。
実践あるのみ!がんばります。
【2024年9月2日追記】
NISA始めました♪
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