私はマンツーマンのオンライン英会話講師として働いてもうすぐ10年になります。英検英作文対策は専門分野と言えるほど得意になりましたし、オリジナル教材も増えてきて、とても楽しいです。
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そして最近、新たに挑戦したいと思っているのがオンライングループレッスンです。
生徒さん同士、ペアやグループになって練習するアクティビティやチーム戦でゲームをするといった、グループでしかできないレッスンに憧れがあります。
さらにレッスンの外でも生徒さん同士がお互いのモチベーションとなって切磋琢磨し合う、そんな場所(=コミュニティ)を作るのが夢です。
さて前置きが長くなりましたが、私のそんな夢を現実にするために少しずつ本を読んで、どういった行動をすれば良いか勉強しています。
今回はその中でも、全国・世界中から生徒を集め、オンラインで楽しい講座を日々提供している著者3名の本をご紹介します。
同じテーマの本で、内容も重なる部分があるので、各本の違いもまとめます。
オンラインでグループレッスンをしたい、でも何から始めたらいいのか分からない、そんな人に向けた、自分の強みを見つけ自分自身の持つ価値を売る方法を詳しく解説した本です。
自分の得意・好きを見つける方法から、講座を届けたい人の決め方、そしてWEB集客の方法など、一連の流れを学ぶことができます。
講座を作ることがゴールではなく、タイトルにもあるように「満席講座」を作ることがコンセプトの本書では、多くの人に参加してもらうためにどのように自分の講座を知ってもらうか、そして行動してもらうか、そのために大事なことを特に詳しく解説。
その中でも大事なのは告知。講座の開催を決めた時からSNSを通じて講座を作り上げて行く様子を発信し続け、講座募集開始前に告知し、お祭りのように盛り上がっていく様子を見せ続けること。
講座を作ってから告知をするのではなく、告知と募集のスケジュールを元に講座を設計していくことが大切であるかがわかりました。この発想はなかったですね。
著者によると「ご感想は講師の宝物」で、講座の後に懇親会を設け、受講生に気軽に講座の感想を話してもらう状況を作ると良いそうです。
確かにその通りで、感想は次のレッスンをよりよくするヒントになるので、全く同じ方法ではないにせよ、積極的に取り入れてみたいと思いました。
教えたい内容はある程度決まっていて、それをどのように自分の得意なこと、やりたいこと、そして需要のバランスをとって良い講座を作るか、そのすり合わせの方法を丁寧に解説した本です。
ふせんを使ったアイデア出しの方法は参考になりますし、顧客となる受講生のお悩みをどのように講座で解決するのか、そのヒントを得られます。
著者が営業職出身なだけあり、顧客への感想やお悩みのヒアリングの仕方は具体的でわかりやすかったです。
それから、実際に講座の参加者を募る際、機械操作に不慣れな人も想定して、あらかじめPCや通話アプリ操作方法をブログで伝えたり、早めの発信で講座の目的や進め方について理解を深めてもらったり、受講生の立場に立った配慮の仕方が大いに参考になりました。
その気配り・目配りのポイントはマンツーマンのレッスンでも活かせるものが多かったです。
そして、グループでのオンライン講座とマンツーマンレッスンの決定的な違いは、参加者同士の交流。参加者同士が仲良くなる工夫も具体的で、こんな講座なら受けてみたいと思いました。
グループレッスンを始めることになったら、もう一度しっかり復習しようと思います。
"飛常識"な経営コンサルタント、著者である高橋貴子さんは、WEB集客により全国から生徒さんが集まる大人気パン教室を運営。
満席講座を開講する教室の先生でありながら、パン屋さんの出身ではなく、講師業を生業にしていたわけでもないそう。
実は経営コンサルタントになるにあたり、まずは自分自身が全国から生徒さんが集まるような満席の教室を作ってきちんと経営のアドバイスができるようにと、パン教室を立ち上げた異色の経歴の持ち主です。
本書はWEB集客、収益化のゴール地点の設定、教室業を安定的に経営するマインドセットなどなど、具体的な先生業のビジネスの仕方が学べる本です。
著者はパン教室開業前からブログやホームページで着々とファン作りを進め、新規開業時に9割以上の席を埋めて教室をスタートさせました。
生徒を集めるのに大事なWEB集客は、設計が何より大事。
WEB集客で活用するメディアはブログやSNSなど様々ものがありますが、フェイスブックやインスタグラムなどのフロー型メディアと、ブログやYouTubeなどのストック型メディアの違いと使い方を解説。
その上で各メディアを使った発信は、最終地点(=収益を発生させる方法)を決め、そこから逆算して行動すること、集客から収益化の導線をきちっと作ってから発信することが大事なことがよくわかりました。
集客において、著者は動画の有効性を説いています。
というのも、ブログや文字だけによるメルマガでは読み手の気持ち次第で伝わる熱量に差が出てしまうのに対して、動画は伝え手の熱量そのままに情報を伝えることができることから、集客において特に効果的であることが書かれています。
私自身、動画を活用したレッスンや表現のシェアなど、ずっとやりたいと思っていましたが、収益化をどうすれば良いのか、何をゴール地点としてやればよいのか分からず、なかなか行動できずにいました。
この本を読んで、自分のことをもっと知ってもらったり、生徒さんとの信頼関係を築くツールになることが分かって、挑戦してみようと思いました(既にコンセプトを決め、投稿の方法やスクリプトを考えている最中です)。
集客、告知、講座の進め方や価格設定など、オンライン講座を一つでも形にできれば応用がどんどん効くようになると思うので、今回ご紹介した3冊の本を読みながら少しずつ準備を進めていきます。
Slow and steady wins the race. (=急がば回れ) なので、焦らず、体調に合わせて身体を壊さないように注意しながらやっていきます。
進捗状況は当ブログやTwitterでも発信していきますので、お楽しみに。
内向型でも幸せに働く>>【もう内向型は組織で働かなくてもいい 「考えすぎるあなた」を直さず活かす5ステップ】堤ゆかり著を読みました
本の紹介記事一覧>>カテゴリ:おすすめの本と英字新聞
講師業の記事一覧>>カテゴリ: 英会話講師の仕事とTESOL
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そして最近、新たに挑戦したいと思っているのがオンライングループレッスンです。
生徒さん同士、ペアやグループになって練習するアクティビティやチーム戦でゲームをするといった、グループでしかできないレッスンに憧れがあります。
さらにレッスンの外でも生徒さん同士がお互いのモチベーションとなって切磋琢磨し合う、そんな場所(=コミュニティ)を作るのが夢です。
さて前置きが長くなりましたが、私のそんな夢を現実にするために少しずつ本を読んで、どういった行動をすれば良いか勉強しています。
今回はその中でも、全国・世界中から生徒を集め、オンラインで楽しい講座を日々提供している著者3名の本をご紹介します。
同じテーマの本で、内容も重なる部分があるので、各本の違いもまとめます。
私らしさ120%! 「満席講座」のつくりかた 加藤あい 著
オンラインでグループレッスンをしたい、でも何から始めたらいいのか分からない、そんな人に向けた、自分の強みを見つけ自分自身の持つ価値を売る方法を詳しく解説した本です。
自分の得意・好きを見つける方法から、講座を届けたい人の決め方、そしてWEB集客の方法など、一連の流れを学ぶことができます。
講座を作ることがゴールではなく、タイトルにもあるように「満席講座」を作ることがコンセプトの本書では、多くの人に参加してもらうためにどのように自分の講座を知ってもらうか、そして行動してもらうか、そのために大事なことを特に詳しく解説。
その中でも大事なのは告知。講座の開催を決めた時からSNSを通じて講座を作り上げて行く様子を発信し続け、講座募集開始前に告知し、お祭りのように盛り上がっていく様子を見せ続けること。
講座を作ってから告知をするのではなく、告知と募集のスケジュールを元に講座を設計していくことが大切であるかがわかりました。この発想はなかったですね。
著者によると「ご感想は講師の宝物」で、講座の後に懇親会を設け、受講生に気軽に講座の感想を話してもらう状況を作ると良いそうです。
確かにその通りで、感想は次のレッスンをよりよくするヒントになるので、全く同じ方法ではないにせよ、積極的に取り入れてみたいと思いました。
☆本書で学べること
講座のタイトルの決め方、申し込みページの作り方、著作権やキャンセルポリシーなど利用規約を用意することなど、講座を作るまでにどんなツールが必要で、どんな風に準備を進めていけば良いか具体的に学べます。
これからどんな講座を作っていこうか、まだ構想段階の人には特に参考になると思います。
講座のタイトルの決め方、申し込みページの作り方、著作権やキャンセルポリシーなど利用規約を用意することなど、講座を作るまでにどんなツールが必要で、どんな風に準備を進めていけば良いか具体的に学べます。
これからどんな講座を作っていこうか、まだ構想段階の人には特に参考になると思います。
全国にファンができる! オンライン講座のつくりかた 原麻衣子 著
教えたい内容はある程度決まっていて、それをどのように自分の得意なこと、やりたいこと、そして需要のバランスをとって良い講座を作るか、そのすり合わせの方法を丁寧に解説した本です。
ふせんを使ったアイデア出しの方法は参考になりますし、顧客となる受講生のお悩みをどのように講座で解決するのか、そのヒントを得られます。
著者が営業職出身なだけあり、顧客への感想やお悩みのヒアリングの仕方は具体的でわかりやすかったです。
それから、実際に講座の参加者を募る際、機械操作に不慣れな人も想定して、あらかじめPCや通話アプリ操作方法をブログで伝えたり、早めの発信で講座の目的や進め方について理解を深めてもらったり、受講生の立場に立った配慮の仕方が大いに参考になりました。
その気配り・目配りのポイントはマンツーマンのレッスンでも活かせるものが多かったです。
そして、グループでのオンライン講座とマンツーマンレッスンの決定的な違いは、参加者同士の交流。参加者同士が仲良くなる工夫も具体的で、こんな講座なら受けてみたいと思いました。
グループレッスンを始めることになったら、もう一度しっかり復習しようと思います。
☆本書で学べること
講座中の講師の振る舞い方(表情、身振り手振りの大切さなど)や参加者を飽きさせない工夫など、講座の最中に意識すべきことも多くのページを割いて解説。Zoomの使い方や便利機能の紹介も丁寧。リピートを生むフォローの秘訣も公開。
オンライン講座をこれから始めたい人にも、すでに始めていてより良い講座にしたいという人にも参考になる本だと思います。
講座中の講師の振る舞い方(表情、身振り手振りの大切さなど)や参加者を飽きさせない工夫など、講座の最中に意識すべきことも多くのページを割いて解説。Zoomの使い方や便利機能の紹介も丁寧。リピートを生むフォローの秘訣も公開。
オンライン講座をこれから始めたい人にも、すでに始めていてより良い講座にしたいという人にも参考になる本だと思います。
オンライン自宅教室起業バイブル 高橋貴子 著
"飛常識"な経営コンサルタント、著者である高橋貴子さんは、WEB集客により全国から生徒さんが集まる大人気パン教室を運営。
満席講座を開講する教室の先生でありながら、パン屋さんの出身ではなく、講師業を生業にしていたわけでもないそう。
実は経営コンサルタントになるにあたり、まずは自分自身が全国から生徒さんが集まるような満席の教室を作ってきちんと経営のアドバイスができるようにと、パン教室を立ち上げた異色の経歴の持ち主です。
本書はWEB集客、収益化のゴール地点の設定、教室業を安定的に経営するマインドセットなどなど、具体的な先生業のビジネスの仕方が学べる本です。
著者はパン教室開業前からブログやホームページで着々とファン作りを進め、新規開業時に9割以上の席を埋めて教室をスタートさせました。
生徒を集めるのに大事なWEB集客は、設計が何より大事。
WEB集客で活用するメディアはブログやSNSなど様々ものがありますが、フェイスブックやインスタグラムなどのフロー型メディアと、ブログやYouTubeなどのストック型メディアの違いと使い方を解説。
その上で各メディアを使った発信は、最終地点(=収益を発生させる方法)を決め、そこから逆算して行動すること、集客から収益化の導線をきちっと作ってから発信することが大事なことがよくわかりました。
集客において、著者は動画の有効性を説いています。
というのも、ブログや文字だけによるメルマガでは読み手の気持ち次第で伝わる熱量に差が出てしまうのに対して、動画は伝え手の熱量そのままに情報を伝えることができることから、集客において特に効果的であることが書かれています。
私自身、動画を活用したレッスンや表現のシェアなど、ずっとやりたいと思っていましたが、収益化をどうすれば良いのか、何をゴール地点としてやればよいのか分からず、なかなか行動できずにいました。
この本を読んで、自分のことをもっと知ってもらったり、生徒さんとの信頼関係を築くツールになることが分かって、挑戦してみようと思いました(既にコンセプトを決め、投稿の方法やスクリプトを考えている最中です)。
☆本書で学べること
WEB集客の具体的な仕方。メディアの種類によってどのように発信していくのが良いか丁寧に解説されています。最終的なゴール設定から行動していくので、集客できたあとの売り上げを安定的に増やしていくための仕組みづくりも学べます。
特にオンライン講座のビジネスの側面を学ぶことができます。
WEB集客の具体的な仕方。メディアの種類によってどのように発信していくのが良いか丁寧に解説されています。最終的なゴール設定から行動していくので、集客できたあとの売り上げを安定的に増やしていくための仕組みづくりも学べます。
特にオンライン講座のビジネスの側面を学ぶことができます。
まとめ
実はTwitterではちょこちょこつぶやいているのですが、新人オンライン英語講師向けのワークショップもやってみたいと思っています。目標としては、30代のうちに(あと2年以内)に実現したいです。集客、告知、講座の進め方や価格設定など、オンライン講座を一つでも形にできれば応用がどんどん効くようになると思うので、今回ご紹介した3冊の本を読みながら少しずつ準備を進めていきます。
Slow and steady wins the race. (=急がば回れ) なので、焦らず、体調に合わせて身体を壊さないように注意しながらやっていきます。
進捗状況は当ブログやTwitterでも発信していきますので、お楽しみに。
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