日米のオタクが本気で作った単語・フレーズ集というキャッチフレーズの『世界が広がる推し活英語』(劇団雌猫 著)を買って読んでみました。
海外コンサートを観に行きたい、英語でファンレターを書きたい、世界中のファンと交流したいなどなど、いわゆる「推し活」に必要な英語表現を網羅した一冊。
とにかく熱い本で面白かったので、おすすめポイントなどまとめます。
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オタクではない人が読むと、正直、日本語を見てもよく意味がわからない言葉が多数。難しい日本語に対し、英訳は意外とシンプルで、私の場合は英語の方がよく理解できるほどでした。
それだけ現場で使われているリアルな表現が多いので、英語でファン同士の交流がしたい人にはこれ以上ないほどぴったりの本です。
本書で取り上げられた単語・フレーズには全て音声もついていて、スマホアプリで再生するか、MP3ダウンロードが可能です。
音源を聴いて音読練習をすれば、発音が分からなくて言えなかった!なんて悲しい事態が避けられます。
そしてこの本は、その大好きな気持ちを英語でいかに自然に表現できるかを学べます。
例えば「推しが尊い」(75ページ)や「これから初めて読む人たちが羨ましい」(98ページ)など、その世界にいないと思いつくことすらない表現がたくさんあります。
さらに、「なぜこのチケットでは通れないのですか?」(136ページ)といった、聖地巡礼や海外でのコンサートで遭遇する可能性のあるトラブルに対応するために必要な英語表現も学ぶことができます。
これはそもそもコンサートに人生で一度しか行ったことのない私には全く想像できない表現でした。
あと電子チケットについての表現もあり、スマホ全盛の今はチケットもデジタルなのか、と勉強になりました。
世界中のファン同士の交流で使える表現としては「ファン歴は何年ですか?」(87ページ)や「ネタバレしないでください」(88ページ)など、推し活でなくても使える一般的な表現も紹介されています。
最後の章は「オタクたちの座談会」と「100人のオタクに聞いてみた グローバルな推し活事情」と題して、世界中のファン同士の交流でのエピソードや、海外の聖地巡礼をする場合の必需品や心得などを紹介。
これから海外でオタ活をしたいと持っている方には、いわば教科書のように活用もできるかと思います。
そして巻末にさくいんが掲載されており、本書で紹介されている全単語・フレーズを簡単に見つけられるようになっています。
英語表現を辞書のように調べることもできるので、ファン同士の交流の際には手元に置いておくと便利ですね。
好きっていいですね。崇めたくなってしまうほどの好きが本を通して伝わってきました。
私も大好きな車やモータースポーツについてもっと関わって、発信していきたいと思いました。
実際に海外のコンサートやイベントに参加する人や、国内にいてもSNSを駆使し、世界中のファンと交流を楽しみたい人にとっては、辞書代わりに使える本です。
一冊手元にあると、本書のタイトル通り、世界が広がると思いますよ。
英語表現も自然に分かりやすく紹介されていますが、私が特に良いと思ったのが、抜け出せなくなるほど夢中になることを表す「沼にハマる」です。
英語でなんというか分かりますか? "be stuck in a marsh"ではありません。答えは本書の15ページをご覧あれ。納得の表現です。
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海外コンサートを観に行きたい、英語でファンレターを書きたい、世界中のファンと交流したいなどなど、いわゆる「推し活」に必要な英語表現を網羅した一冊。
とにかく熱い本で面白かったので、おすすめポイントなどまとめます。
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どんな本?
著者は「劇団雌猫」というオタク女子4人組。著者自身がオタクであることを存分に活かし、実際の場面で使われるオタク専門用語(?)が全編にびっしり。オタクではない人が読むと、正直、日本語を見てもよく意味がわからない言葉が多数。難しい日本語に対し、英訳は意外とシンプルで、私の場合は英語の方がよく理解できるほどでした。
それだけ現場で使われているリアルな表現が多いので、英語でファン同士の交流がしたい人にはこれ以上ないほどぴったりの本です。
本書で取り上げられた単語・フレーズには全て音声もついていて、スマホアプリで再生するか、MP3ダウンロードが可能です。
音源を聴いて音読練習をすれば、発音が分からなくて言えなかった!なんて悲しい事態が避けられます。
好きがあふれている熱い本
自分の好きなアイドルや歌手、漫画のキャラクターを神のように崇め、関連グッズを飾る棚を祭壇と表現するほど好きという気持ちが、本書を開くと溢れ出てきます。そしてこの本は、その大好きな気持ちを英語でいかに自然に表現できるかを学べます。
例えば「推しが尊い」(75ページ)や「これから初めて読む人たちが羨ましい」(98ページ)など、その世界にいないと思いつくことすらない表現がたくさんあります。
さらに、「なぜこのチケットでは通れないのですか?」(136ページ)といった、聖地巡礼や海外でのコンサートで遭遇する可能性のあるトラブルに対応するために必要な英語表現も学ぶことができます。
これはそもそもコンサートに人生で一度しか行ったことのない私には全く想像できない表現でした。
あと電子チケットについての表現もあり、スマホ全盛の今はチケットもデジタルなのか、と勉強になりました。
世界中のファン同士の交流で使える表現としては「ファン歴は何年ですか?」(87ページ)や「ネタバレしないでください」(88ページ)など、推し活でなくても使える一般的な表現も紹介されています。
最後の章は「オタクたちの座談会」と「100人のオタクに聞いてみた グローバルな推し活事情」と題して、世界中のファン同士の交流でのエピソードや、海外の聖地巡礼をする場合の必需品や心得などを紹介。
これから海外でオタ活をしたいと持っている方には、いわば教科書のように活用もできるかと思います。
そして巻末にさくいんが掲載されており、本書で紹介されている全単語・フレーズを簡単に見つけられるようになっています。
英語表現を辞書のように調べることもできるので、ファン同士の交流の際には手元に置いておくと便利ですね。
好きっていいですね。崇めたくなってしまうほどの好きが本を通して伝わってきました。
私も大好きな車やモータースポーツについてもっと関わって、発信していきたいと思いました。
まとめ
世に英語学習の本は数あれど、これほど推し活に使える英語を網羅した本が他にあるでしょうか。実際に海外のコンサートやイベントに参加する人や、国内にいてもSNSを駆使し、世界中のファンと交流を楽しみたい人にとっては、辞書代わりに使える本です。
一冊手元にあると、本書のタイトル通り、世界が広がると思いますよ。
英語表現も自然に分かりやすく紹介されていますが、私が特に良いと思ったのが、抜け出せなくなるほど夢中になることを表す「沼にハマる」です。
英語でなんというか分かりますか? "be stuck in a marsh"ではありません。答えは本書の15ページをご覧あれ。納得の表現です。
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