英語を学習していても、体調を表す英会話表現を学ぶ機会は意外と少ないですよね。

今回は「だるい」を取り上げます。「だるい」には体が重苦しい・つらい状態を表す場合と、めんどくさい・やりたくないという精神的な状態を表す場合とがあります。
100102ImageOfTirednessPhoto by Pinoko
2つの用法を分けてご紹介します。Let's get started!

だるい =体が重い・動くのがつらい

基本的に、疲れによるだるさは feel tired と言います。

I feel tired. 
だるい。

ちなみに進行形の"I'm feeling tired."も、アメリカ人の友達に確認したところ、意味にほとんど違いはないそうです。 

tiredより重く、「すごくだるい」と伝えたい時は feel exhaustedが使えます。

I'm feeling exhausted from work today.
今日は仕事してすごくだるい。

I must be coming down with a cold. I feel so tired.
風邪を引いたっぽい。すごぉくだるい。
come down with は「(病気など)にかかる」という意味です。

体が部分的にだるい時も使いますね。その場合は「重い」という意味の heavyを使います。

My left arm's (= is) heavy from cleaning. 
掃除したせいで左腕がだるい。

My legs are heavy because I walked a long distance yesterday.
昨日たくさん歩いたから足がだるい。

私の場合は持病の症状として、単にだるいだけではなく、病的なだるさを感じることがあります。

健康な時には感じたことのないほどのレベルなので、説明には「〜のような」を表す"like"や"as if"などを使って具体的にどんなだるさかを表現することが多いです。

I'm feeling so exhausted as if an elephant is on top of me.
背中にゾウが乗っかっているみたいなくらいだるい。

It feels like I've (=have) just run a marathon, though it's still in the morning. 
朝からフルマラソンを走ったみたいにだるい。

I'm feeling fatigued as if I had a high fever from the flu.
インフルで高熱があるみたいにだるい。

だるい =めんどい・かったるい

だるいの俗語的な使い方として、「めんどくさい・かったるい」という意味で使うことがあるので、こちらも2つ例文をご紹介します。

I'm going to have to do the dishes. I wish I didn't have to... 
これからお皿洗わなくちゃいけないのかぁ。だるいなぁ。
めんどくさい・かったるいの用法での「だるい」は直訳できる表現がないので、「やらなくてもいいならやりたくない」という気持ちで表すと良いでしょう。

I have to do my homework. It's a pain in the neck.
宿題やんなくちゃいけないのかぁ、だりい。
a pain in the neckはイライラさせられるようなめんどくささや悩みの種について言います。

What a pain...
だっる。
言語交換パートナーに教えてもらいました。短くて覚えやすいですね。

まとめ

「だるい」の英会話表現をまとめました。取り上げた表現は今回もアメリカ人の言語交換パートナーにチェックしてもらった自然なものばかりです。

自分の体調をきちんと英語で伝えられるよう、ぜひ参考にしてください。

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