現在使っているα6000が購入から9年半となり、不具合が出るようになってきたので、新しいカメラを買いました。
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その新しいカメラは、APS-Cセンサーを搭載したソニーの【α6400】です!
α6000 (2014年3月発売) はエントリーモデル、対してα6400 (2019年10月発売) はミドルクラスという位置付けだったので単純比較はできませんが、α6000からの進化がものすごいです。
まだ購入から10日ほどですが、現時点で気づいたこと、気に入った点などまとめます。
1. α6000と同じレンズとバッテリー(NP-FW50)が使える。
2. オートフォーカス(AF)がα6000より速い。
3. サイズや重さがα6000とあまり変わらない。
何しろレーシングカーや鳥など、動きの速いものを撮るのが好きなので、AFの速さは絶対条件。
さらに近年、持病の悪化で体力が落ち、望遠レンズをつけても1kg程度の軽さになることも大事なポイント。
予算は15万円以下。この全ての条件に合致したのが、α6400です。
▲レンズは2016年に購入した【E18-200 F3.5-6.3 OSS (SEL18200)】(生産終了)を引き続き使います。
レンズのレビュー記事>> 快速オートフォーカスの万能ズームレンズ【Sony E18-200 F3.5-6.3 OSS (SEL18200)】使用3年レビュー
実は今年のSUPER GT最終戦(11月)に間に合うように買おうと思っていました。
しかし、α6000が1日に200枚以上撮影するとシャッターボタン半押し状態が解除できない不具合が発生するようになり、さらに全体的に露出が暗めに設定されてしまうことが多くなったため、予定を前倒しで買うことにしました。
1月なので、自分の39歳の誕生日プレゼントとして買いました♪
▲付属品:説明書と保証書のほか、バッテリー(NP-FW50)、ACアダプター、アイピースカップ、ショルダーストラップ。ボディキャップは本体に装着。あとα6000と違い、シューキャップが付属してました。ありがたい。
レンズは今まで使っていた高倍率ズームレンズ(SEL18200)とキットレンズ(SELP1650)を引き続き使うので、ボディ本体のみを買いました。
あとKenkoの液晶保護フィルム(KLP-SA6600)と、サンディスクのSDHCカード(Ultra Plus 32GB)を同時に購入しました。
幅120mmで高さ66.9mmなのでα6000(写真右)もα6400(左)も全く同じで変わりません。違うのは本体の厚みで、α6000は45.1mm、α6400は49.9mmです。
色味がα6000が若干ゴールドっぽく、α6400が白っぽいです。
α6000はプラスチックボディに対し、α6400はマグネシウム合金。それもあり、74gほどα6400の方が重いです。
手に持った感じは少しずしっとします。ただグリップ部がα6000より深くなっているため、ホールド性が高く、全く違和感なく使えます。
上の写真で見ると小さく見えますが、高倍率ズームレンズをつけると、両手で持ってちょうど良い感じです。
バッテリーとSDカードを含めたα6400は403gでそれに524gのSEL18200を装着すると合計927g。フルサイズ換算300mmの高倍率レンズとしては、かなりコンパクトで軽量なレンズではありますが、けっこう重いです。
ファインダーを覗いた時、実際の被写体の動きと、ファインダー内の被写体の動きにほとんど時間差(=遅れ)がなく、動きが非常に滑らかです。
動くものを撮るとき、今まで以上にうまく撮れそうです。
Aperture: ƒ/7.1, Focal Length: 54mm, Exposure Time: 1/100, ISO: 3200
木が生い茂っていて暗い場所でしたが、手持ちでも余裕で撮れました。ファインダーでピントを確認しながらの撮影です。
α6000では黄色や新緑の緑色はモニターを明るくすると色味が変わってしまい、ファインダーかPCで確認する必要がありましたが、α6400ではとても自然な色味です。
Aperture: ƒ/9, Focal Length: 200mm, Exposure Time: 1/320, ISO: 200
α6000のライブビューモニターを最大の明るさにすると、黄緑っぽい色に表示されてしまいましたが、α6400ではファインダーと同じような色で表示されるので、良いです。
Aperture: ƒ/7.1, Focal Length: 156mm, Exposure Time: 1/40, ISO: 3200
木の生い茂ったところを流れる川。ISOが3200と高いですが、ノイズが少なく撮れました。α6000も高感度撮影には強かったですが、α6400も正常進化していると思います。あとα6000よりISO感度を細かく設定できるようになりました。
そのため私の場合、家族写真を撮るときやSNSのプロフィール写真を撮るときは母のカメラ(Canon Powershot G7X Mark II)を借りて撮影していました。
α6400では美肌モードが加わり、不自然にならない程度に肌をきれいに写してくれるようになりました。
モニターも自撮り用に撮影者の方向に向けられるようになっているので、自撮りや動画撮影には便利に使えそうです。
フラッシュも格納されています。
α6400では、しっとりとしたマイルドなシャッター音になった上、「サイレント撮影」をオンにすれば無音で撮影できます。
静かな公園で野鳥を撮影する際、重宝しそうです。ワクワク。
Aperture: ƒ/6.3, Focal Length: 200mm, Exposure Time: 1/320, ISO: 250, Cropped
雨の日のイソヒヨドリ。頭のツンツンがシャープに写っている気がします。雲が厚く暗かったですが、ピントはすぐに合いました。さすがです。
Aperture: ƒ/7.1, Focal Length: 200mm, Exposure Time: 1/320, ISO: 100
枝の一本一本まできれいに写っています。
▼Imaging Edge Webcam
https://support.d-imaging.sony.co.jp/app/webcam/ja/
α6400の場合は「スマートフォン操作」を「切」にすることと、「USB接続」を「PCリモート」に切り替えるだけです。(あとUSB給電を「入」にすればバッテリー切れの心配もなく使えます。)
詳しくは上のURLからImaging Edge Webcamのページを開いて使い方を確認してください。私はPCの再起動も含め、10分程度で使えるようになりました。
画質はPC内蔵ウェブカメラとは比較にならないほどくっきりはっきりで、最高です!
オンライン英会話講師としてウェブカメラは日常的に使うので、嬉しいです。新人英語講師ワークショップに使おうかと思います。
母の使っているCanon Powershot G7X Mark IIはカメラのON/OFFボタンを押さなくても、再生ボタンを押すだけで撮影内容の確認ができるので、便利に感じています。
その機能が追加されたら最高でした。ただα6000も同じなので、今までのように使えば全く問題はないです。
保護フィルム貼りに失敗
カメラが届いた当日に、保護フィルムを貼りました。
貼るのは得意なのですが、珍しく失敗。チリが一つ入るくらいの失敗は何度かありますが、ここまで盛大に失敗したのは初めてです。
チリも気泡も一切入らずに貼れて、保護フィルムを保護するシールを剥がしたらそのまま保護フィルムごと剥がしてしまい、ホコリだらけになってしまいました。
失敗した日にすぐ新しいフィルムを注文し、2日後に届いたので貼り直し。
貼り直しは大成功です。よかったー。
実際、2016年に高倍率ズームレンズ(SEL18200)を使い始めたときは、その高い画質に衝撃を受けました。レンズ一つで見える世界が大きく違うことにびっくりでした。
α6400を使い始めて、その時と同じくらい衝撃を受けています。レンズを変えなくても、カメラ本体を変えることでこんなに写りが変わるとは想像していませんでした。
これからα6400でしか見えない美しい世界を、どんどん撮りに行きたいです。
α6000で撮影したSUPER GTの記事>>SUPER GT 最終戦もてぎ 2023に行ってきました!【レース前半】
ソニー純正・高倍率ズームレンズの記事>>快速オートフォーカスの万能ズームレンズ【Sony E18-200 F3.5-6.3 OSS (SEL18200)】使用3年レビュースポンサーリンク
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その新しいカメラは、APS-Cセンサーを搭載したソニーの【α6400】です!
α6000 (2014年3月発売) はエントリーモデル、対してα6400 (2019年10月発売) はミドルクラスという位置付けだったので単純比較はできませんが、α6000からの進化がものすごいです。
まだ購入から10日ほどですが、現時点で気づいたこと、気に入った点などまとめます。
α6400を選んだ理由
α6000からの買い替えということで、すでにα6400を買おうと決めていましたが、その理由は主に以下の3つです。1. α6000と同じレンズとバッテリー(NP-FW50)が使える。
2. オートフォーカス(AF)がα6000より速い。
3. サイズや重さがα6000とあまり変わらない。
何しろレーシングカーや鳥など、動きの速いものを撮るのが好きなので、AFの速さは絶対条件。
さらに近年、持病の悪化で体力が落ち、望遠レンズをつけても1kg程度の軽さになることも大事なポイント。
予算は15万円以下。この全ての条件に合致したのが、α6400です。
▲レンズは2016年に購入した【E18-200 F3.5-6.3 OSS (SEL18200)】(生産終了)を引き続き使います。
レンズのレビュー記事>> 快速オートフォーカスの万能ズームレンズ【Sony E18-200 F3.5-6.3 OSS (SEL18200)】使用3年レビュー
実は今年のSUPER GT最終戦(11月)に間に合うように買おうと思っていました。
しかし、α6000が1日に200枚以上撮影するとシャッターボタン半押し状態が解除できない不具合が発生するようになり、さらに全体的に露出が暗めに設定されてしまうことが多くなったため、予定を前倒しで買うことにしました。
1月なので、自分の39歳の誕生日プレゼントとして買いました♪
▲付属品:説明書と保証書のほか、バッテリー(NP-FW50)、ACアダプター、アイピースカップ、ショルダーストラップ。ボディキャップは本体に装着。あとα6000と違い、シューキャップが付属してました。ありがたい。
レンズは今まで使っていた高倍率ズームレンズ(SEL18200)とキットレンズ(SELP1650)を引き続き使うので、ボディ本体のみを買いました。
あとKenkoの液晶保護フィルム(KLP-SA6600)と、サンディスクのSDHCカード(Ultra Plus 32GB)を同時に購入しました。
α6000と大きさ比較
幅120mmで高さ66.9mmなのでα6000(写真右)もα6400(左)も全く同じで変わりません。違うのは本体の厚みで、α6000は45.1mm、α6400は49.9mmです。
色味がα6000が若干ゴールドっぽく、α6400が白っぽいです。
α6000はプラスチックボディに対し、α6400はマグネシウム合金。それもあり、74gほどα6400の方が重いです。
手に持った感じは少しずしっとします。ただグリップ部がα6000より深くなっているため、ホールド性が高く、全く違和感なく使えます。
上の写真で見ると小さく見えますが、高倍率ズームレンズをつけると、両手で持ってちょうど良い感じです。
バッテリーとSDカードを含めたα6400は403gでそれに524gのSEL18200を装着すると合計927g。フルサイズ換算300mmの高倍率レンズとしては、かなりコンパクトで軽量なレンズではありますが、けっこう重いです。
α6400の気に入ったところ!
ファインダーが超きれい!
有機ELディスプレイの採用で解像度が高く、画の密度が高いおかげか、くっきり見やすいです。ファインダーを覗いた時、実際の被写体の動きと、ファインダー内の被写体の動きにほとんど時間差(=遅れ)がなく、動きが非常に滑らかです。
動くものを撮るとき、今まで以上にうまく撮れそうです。
Aperture: ƒ/7.1, Focal Length: 54mm, Exposure Time: 1/100, ISO: 3200
木が生い茂っていて暗い場所でしたが、手持ちでも余裕で撮れました。ファインダーでピントを確認しながらの撮影です。
ライブビューモニターもきれい
ライブビューモニターもすごくきれいになっていて、モニターで見た時とPCで見た時の差が少なくなった気がします。α6000では黄色や新緑の緑色はモニターを明るくすると色味が変わってしまい、ファインダーかPCで確認する必要がありましたが、α6400ではとても自然な色味です。
Aperture: ƒ/9, Focal Length: 200mm, Exposure Time: 1/320, ISO: 200
α6000のライブビューモニターを最大の明るさにすると、黄緑っぽい色に表示されてしまいましたが、α6400ではファインダーと同じような色で表示されるので、良いです。
Aperture: ƒ/7.1, Focal Length: 156mm, Exposure Time: 1/40, ISO: 3200
木の生い茂ったところを流れる川。ISOが3200と高いですが、ノイズが少なく撮れました。α6000も高感度撮影には強かったですが、α6400も正常進化していると思います。あとα6000よりISO感度を細かく設定できるようになりました。
美肌モードが優秀
α6000はそのシャープな描写が魅力ですが、人物写真を撮るときはそのシャープさが欠点になることがありました。ひげの剃り残し、肌の荒れ、吹き出物、目の下のクマなど、残酷なまでにリアルに描写してしまい、残念な写真になることもありました。そのため私の場合、家族写真を撮るときやSNSのプロフィール写真を撮るときは母のカメラ(Canon Powershot G7X Mark II)を借りて撮影していました。
α6400では美肌モードが加わり、不自然にならない程度に肌をきれいに写してくれるようになりました。
モニターも自撮り用に撮影者の方向に向けられるようになっているので、自撮りや動画撮影には便利に使えそうです。
フラッシュも格納されています。
シャッター音がいい…さらに静音モードもあり
α6000を使っていて、少し気になっていたのがシャッター音。乾いた甲高いシャッター音は、困ることはなかったものの静かな場面では存在感がありました。α6400では、しっとりとしたマイルドなシャッター音になった上、「サイレント撮影」をオンにすれば無音で撮影できます。
静かな公園で野鳥を撮影する際、重宝しそうです。ワクワク。
Aperture: ƒ/6.3, Focal Length: 200mm, Exposure Time: 1/320, ISO: 250, Cropped
雨の日のイソヒヨドリ。頭のツンツンがシャープに写っている気がします。雲が厚く暗かったですが、ピントはすぐに合いました。さすがです。
Aperture: ƒ/7.1, Focal Length: 200mm, Exposure Time: 1/320, ISO: 100
枝の一本一本まできれいに写っています。
ウェブカメラとしても使えます!
ソニー純正のアプリ「Imaging Edge Webcam」をパソコンにインストールし、カメラをウェブカメラ用に設定し、同梱のマイクロUSBケーブルでパソコンとカメラを接続するだけで使えるようになります。▼Imaging Edge Webcam
https://support.d-imaging.sony.co.jp/app/webcam/ja/
α6400の場合は「スマートフォン操作」を「切」にすることと、「USB接続」を「PCリモート」に切り替えるだけです。(あとUSB給電を「入」にすればバッテリー切れの心配もなく使えます。)
詳しくは上のURLからImaging Edge Webcamのページを開いて使い方を確認してください。私はPCの再起動も含め、10分程度で使えるようになりました。
画質はPC内蔵ウェブカメラとは比較にならないほどくっきりはっきりで、最高です!
オンライン英会話講師としてウェブカメラは日常的に使うので、嬉しいです。新人英語講師ワークショップに使おうかと思います。
気になった点
新しい機能満載で楽しいα6400ですが、一つだけ不満な点を挙げるとすれば、撮影した写真・動画の再生に、電源をONにしなくてはならないこと。母の使っているCanon Powershot G7X Mark IIはカメラのON/OFFボタンを押さなくても、再生ボタンを押すだけで撮影内容の確認ができるので、便利に感じています。
その機能が追加されたら最高でした。ただα6000も同じなので、今までのように使えば全く問題はないです。
保護フィルム貼りに失敗
カメラが届いた当日に、保護フィルムを貼りました。
貼るのは得意なのですが、珍しく失敗。チリが一つ入るくらいの失敗は何度かありますが、ここまで盛大に失敗したのは初めてです。
チリも気泡も一切入らずに貼れて、保護フィルムを保護するシールを剥がしたらそのまま保護フィルムごと剥がしてしまい、ホコリだらけになってしまいました。
失敗した日にすぐ新しいフィルムを注文し、2日後に届いたので貼り直し。
貼り直しは大成功です。よかったー。
まとめ
カメラ誌を読んでいると、「カメラ本体よりレンズにお金をかけた方がきれいな画が撮れる」という言葉をよく目にします。実際、2016年に高倍率ズームレンズ(SEL18200)を使い始めたときは、その高い画質に衝撃を受けました。レンズ一つで見える世界が大きく違うことにびっくりでした。
α6400を使い始めて、その時と同じくらい衝撃を受けています。レンズを変えなくても、カメラ本体を変えることでこんなに写りが変わるとは想像していませんでした。
これからα6400でしか見えない美しい世界を、どんどん撮りに行きたいです。
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ソニー純正・高倍率ズームレンズの記事>>快速オートフォーカスの万能ズームレンズ【Sony E18-200 F3.5-6.3 OSS (SEL18200)】使用3年レビュー
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