半月ほど前、私と同じ英会話スクール「ワールドトーク」で活躍されている【Meg先生】とSkypeで勉強会をしました!
留学経験なしで未経験からオンライン英語講師となり、自作教材メインでレッスンをするなど、共通項の多いMeg先生との勉強会は、特に技術面で学ぶことが多かったです。
今回はそんなMeg先生との勉強会の様子をお伝えします。
ご自身の英語学習経験から試験対策や文法解説も得意ですが、たくさんのイラストを使って、文の構造を感覚的に学べる工夫をされています。
生徒一人一人に合わせた宝探しのようなレッスンなので、教科としての英語が苦手な学生さんにもおすすめ。
そして先生ご自身が国内での学習を通して英語を学ばれた経験から、英語学習を進めていく上で遭遇する様々な疑問にも答えられる豊富な知識をお持ちです。
キッズから社会人の生徒さんまで頼れる先生です。
講師になる前からキッズを教えたいという希望はあったそうですが、専門分野を自分で決めることはせず、生徒さんのリクエストによって英検対策をやったり、文法対策をしたりして今のスタイルになったそうです。
オリジナルの教材はMicrosoft Powerpointを使用。
スライド内の画像を動かして下にある答えが飛び出してくる仕組みや、レッスン中に文章をどんどん入力していってShow & Tellの原稿を完成させたりと、見ているこちらまでワクワクする造り。
特に道案内の練習では、目的の場所に到着するとお宝がもらえる楽しい工夫も。
実は私も以前、すごろくを画面共有を使ってやっていたことがありました。
ペイントのウインドウを駒として使い、Excelでお題となる英文を表示させるという方法でした。しかし、PCをMacに変えてから駒にしていたウインドウが小さくできず、諦めた経緯があります。
先生の教材を見て、Powerpointがここまで使えるとは!と、教材自作講師として感動しました。今使っているEvernoteだけではなく、Powerpointも使えるようになれば作れる教材の幅が広がります。
先生の教材ですごく良いと思ったのが、多くの日本人英語学習者がつまずく「関係代名詞」と「比較級」のレッスン教材。
Meg先生が文章を読み上げ、生徒さんがそれを聞き取り、イラストの中から読み上げられた人物を見つけ出すという問題。
例えば、生徒さんにたくさんの人物の描かれたイラストを見てもらい、先生が "A man who is wearing blue jeans.= 青いジーンズを着た男の人 " と言って、その人物がどこにいるか生徒が当てるという具合です。
イラストを見て、英語で何というのか聞き取った上で、その答え合わせをする。つまり、リスニング→持ち合わせの情報から推測→選択→答え合わせ→その英語の音を文字を見て確認、という流れで学べるということです。
その練習の仕方が、とても自然に英語を吸収していける仕組みになっていて、素晴らしいと思いました。
私の場合、以前作った教材には全て英語だけを載せていたのですが、英文を読み解くのに時間がかかる上に習熟度もあまり高くなく、日本語を載せるようにした経緯があります。
今ではほぼ全ての教材に日本語訳を付けています。なので、教材に日本語が必要かどうかは、レッスンの進め方に大きくかかっているのだと気づくことができました。
英文のみの教材で日本語を介さず楽しくレッスンができるなら、英語モードのまま考えたり話したりできるので特にスピーキング練習では効果的です。
さらに英語だけの教材ということは、つまり英語圏の市販教材(Grammar in Useシリーズなど)を使って楽しくレッスンもできる方法があるということなので、私にとっては素晴らしい気づきでした。
例えば、英検の長文対策では試験のテクニックばかりを教えるのではなく、長文を読み物として楽しみ、新しい情報や背景知識の少ない内容があれば、生徒さんと一緒に英語で調べたりして、共に学びます。
そして調べる過程で、必要に応じて文法・語彙の解説をし、生徒さんの学びの手助けをするといった具合です。
受け身で一方的に教えられるより、生徒さんも一緒に手を動かすことで定着率も良さそうです。
またワールドトークではスクール指定のカリキュラムがなく、教材もレッスン内容も生徒に合わせて講師が自由に選んだり作ったりできる点も気に入っているそうです。それに関しては、私も全く同じです。
さて、Meg先生の英語学習方法や講師前のキャリアなど、まだまだお聞きしたいことはたくさんありましたが、ここでお時間となりました。
またオリジナルの教材やカリキュラムはあるていど完成したら実戦投入して、実際のレッスンでどんどん改良を加えていく、そんな風に手探りで進めてこられたそうですが、その完成度に驚きでした。
先生曰く、「英語の教え方は常に進化・深化していくもので、完結することは基本なく、自分の中の最良を出したとしても必ず実践で使うことで改善点が見えてくる。それを改良してまた出してみる、の繰り返し」という考えがあるそうです。
私は100%完成したと思えないと実戦投入しないのですが、確かにレッスンで使うたびに改善点が見つかります。これからはMeg先生を見習ってどんどん使っていこうと思いました。
さて英語講師勉強会をする先生をまだまだ募集中です。興味のある先生はぜひ私のTwitterまたはInstagramのリプ、コメントまたはDMでお声がけください。
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留学経験なしで未経験からオンライン英語講師となり、自作教材メインでレッスンをするなど、共通項の多いMeg先生との勉強会は、特に技術面で学ぶことが多かったです。
今回はそんなMeg先生との勉強会の様子をお伝えします。
Meg先生をご紹介
Meg先生は英語を楽しく学ぶことを大切にされていて、オリジナル教材を用いたゲーム感覚で学べるレッスンが人気の先生。ご自身の英語学習経験から試験対策や文法解説も得意ですが、たくさんのイラストを使って、文の構造を感覚的に学べる工夫をされています。
生徒一人一人に合わせた宝探しのようなレッスンなので、教科としての英語が苦手な学生さんにもおすすめ。
そして先生ご自身が国内での学習を通して英語を学ばれた経験から、英語学習を進めていく上で遭遇する様々な疑問にも答えられる豊富な知識をお持ちです。
キッズから社会人の生徒さんまで頼れる先生です。
勉強会
約束の時間きっかりに通話開始!生徒層
まずは教えている生徒さんの話から。Meg先生の生徒さんはキッズから社会人の生徒さんまで幅広いですが、小中高校生が主で、キッズ英語、英検対策や文法の解説が多いそうです。講師になる前からキッズを教えたいという希望はあったそうですが、専門分野を自分で決めることはせず、生徒さんのリクエストによって英検対策をやったり、文法対策をしたりして今のスタイルになったそうです。
レッスン方針とオリジナル教材
先生のレッスン方針は「英語を楽しく学ぶ」こと。そのために目で見て楽しめるオリジナル教材の作成に力を入れてらっしゃいます。オリジナルの教材はMicrosoft Powerpointを使用。
スライド内の画像を動かして下にある答えが飛び出してくる仕組みや、レッスン中に文章をどんどん入力していってShow & Tellの原稿を完成させたりと、見ているこちらまでワクワクする造り。
特に道案内の練習では、目的の場所に到着するとお宝がもらえる楽しい工夫も。
実は私も以前、すごろくを画面共有を使ってやっていたことがありました。
ペイントのウインドウを駒として使い、Excelでお題となる英文を表示させるという方法でした。しかし、PCをMacに変えてから駒にしていたウインドウが小さくできず、諦めた経緯があります。
先生の教材を見て、Powerpointがここまで使えるとは!と、教材自作講師として感動しました。今使っているEvernoteだけではなく、Powerpointも使えるようになれば作れる教材の幅が広がります。
先生の教材ですごく良いと思ったのが、多くの日本人英語学習者がつまずく「関係代名詞」と「比較級」のレッスン教材。
Meg先生が文章を読み上げ、生徒さんがそれを聞き取り、イラストの中から読み上げられた人物を見つけ出すという問題。
例えば、生徒さんにたくさんの人物の描かれたイラストを見てもらい、先生が "A man who is wearing blue jeans.= 青いジーンズを着た男の人 " と言って、その人物がどこにいるか生徒が当てるという具合です。
イラストを見て、英語で何というのか聞き取った上で、その答え合わせをする。つまり、リスニング→持ち合わせの情報から推測→選択→答え合わせ→その英語の音を文字を見て確認、という流れで学べるということです。
その練習の仕方が、とても自然に英語を吸収していける仕組みになっていて、素晴らしいと思いました。
教材に日本語は必要?不要?
そして驚きだったのは、レッスン教材に載せている文章が全て英語だったことです。日本語を介すくせがつかないようにするためだそうですが、関係代名詞など文法レッスン教材でも全て英語。私の場合、以前作った教材には全て英語だけを載せていたのですが、英文を読み解くのに時間がかかる上に習熟度もあまり高くなく、日本語を載せるようにした経緯があります。
今ではほぼ全ての教材に日本語訳を付けています。なので、教材に日本語が必要かどうかは、レッスンの進め方に大きくかかっているのだと気づくことができました。
英文のみの教材で日本語を介さず楽しくレッスンができるなら、英語モードのまま考えたり話したりできるので特にスピーキング練習では効果的です。
さらに英語だけの教材ということは、つまり英語圏の市販教材(Grammar in Useシリーズなど)を使って楽しくレッスンもできる方法があるということなので、私にとっては素晴らしい気づきでした。
未経験から英語講師に
Meg先生は私と同じく講師業未経験からワールドトークを始め、最初はかなり戸惑ったそうですが、自身の英語学習者としての経験をフルに活かして、講師自身も楽しめるレッスンを心がけているとのこと。例えば、英検の長文対策では試験のテクニックばかりを教えるのではなく、長文を読み物として楽しみ、新しい情報や背景知識の少ない内容があれば、生徒さんと一緒に英語で調べたりして、共に学びます。
そして調べる過程で、必要に応じて文法・語彙の解説をし、生徒さんの学びの手助けをするといった具合です。
受け身で一方的に教えられるより、生徒さんも一緒に手を動かすことで定着率も良さそうです。
またワールドトークではスクール指定のカリキュラムがなく、教材もレッスン内容も生徒に合わせて講師が自由に選んだり作ったりできる点も気に入っているそうです。それに関しては、私も全く同じです。
さて、Meg先生の英語学習方法や講師前のキャリアなど、まだまだお聞きしたいことはたくさんありましたが、ここでお時間となりました。
まとめ
Meg先生の自作教材は文字だけでなく、画像やイラストをふんだんに活用されていて、見ているだけでも楽しかったです。またオリジナルの教材やカリキュラムはあるていど完成したら実戦投入して、実際のレッスンでどんどん改良を加えていく、そんな風に手探りで進めてこられたそうですが、その完成度に驚きでした。
先生曰く、「英語の教え方は常に進化・深化していくもので、完結することは基本なく、自分の中の最良を出したとしても必ず実践で使うことで改善点が見えてくる。それを改良してまた出してみる、の繰り返し」という考えがあるそうです。
私は100%完成したと思えないと実戦投入しないのですが、確かにレッスンで使うたびに改善点が見つかります。これからはMeg先生を見習ってどんどん使っていこうと思いました。
さて英語講師勉強会をする先生をまだまだ募集中です。興味のある先生はぜひ私のTwitterまたはInstagramのリプ、コメントまたはDMでお声がけください。
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Twitter:@yasunosukey
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Meg先生情報
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