普段からTwitterとInstagramでお世話になっている、ヨーコ先生の主催する【英検1級®︎ゆるりと読む会】に参加しました!
ヨーコ先生とは以前、英語講師勉強会も行いました。その様子はこちら→オンライン英語講師のZoom勉強会【with ヨーコ先生】)
私はオンライン英語講師として、英検1級の一次試験対策の指導も本格的にできるようになりたいと思っているのですが、現在のところ可能なのが英作文対策のみ。
長文問題の指導の参考になるのではないかと思い、参加させてもらいました。
そもそも、英検1級の長文問題はただでさえ難易度が高く、負荷の高い学習になりがちです。どうやったら "ゆるり" と読み解く会ができるのか興味津々でした。
当記事ではその様子をまとめます!
事前の予習なしで参加OK。講師が一方的に教える講義スタイルではなく、わからないところがあればメンバー同士で理解した内容を共有していくというスタイル。
ゆるりですが、参加者が積極的に参加していくことで、自然と理解が深まっていくという会です。
また、マイクをミュートにして、読む会を耳だけで参加できる見学参加も可能です。
▼詳しくはヨーコ先生のサイトをご覧ください。
https://english-one-on-one.com/yururi-report/
開始15分はウォームアップを兼ねた英語での雑談タイム。日本語でも英語でもOKなゆるい感じでしたが、やはり参加者は1級を目指されていたり、既に持っていたりで、自然と英語での会話となりました。
私が参加した回は2022年度第1回の長文問題を使用した総復習回で、長文のパラグラフごとの日本語訳や要約が中心。
画面共有を使い、今までの回で参加者全員で訳した内容を見ながら、改めて問題文の理解を確認するという流れでした。
あとで聞いたところによると、いつもより負荷の高い、難しい回だったそうですが、理解があやふやでもとりあえず口に出してみればヨーコ先生や他の参加者から意見が出るという場で、安心して発言できる雰囲気。
ゆるりと読む会とはいえ、学ぶ意欲の高い人々が集まっているため、質問がよく出てきます。参加者から飛び出した質問により、自分にない視点で文を読めることも素晴らしい点。
グループの利点として、他の参加者に見られているという程よい緊張感がありました。そのため、私が文章を口頭で訳す番になったら、自然と丁寧に行いました。
ただ受講生が訳して終わりではなく、ヨーコ先生が事前に要約や日本語の試訳を用意されていて、あやふやなところはその場で確認ができます。
実は2022年度第1回の過去問は、1級に挑戦される生徒さんがいるため、私自身も半年くらい前に解いた問題でした。
会では全問正解したパラグラフからの文章を口頭で和訳したのですが、organism(生物・有機体)という単語をorgan(臓器)とごちゃ混ぜに覚えていたことに気付かされました。
こうして会で他の参加者も交えて話したことで、強く印象に残りました。人と話すという経験をすることで単語が定着しやすくなりますが、この2つの単語も例外ではありません。
1人で単語帳と向き合って英単語を覚えていくことは大切ですが、こういった会に参加して実力試しをしたり、人から学ぶことをすれば、より効率よく語彙を増やしていけると思いました。
内容は以下の3つです。
1. 会の様子を記録した期間限定のZoom録画へのリンク
2. 会で使った日本語、要約や内容確認クイズの答えなどを載せたドキュメント
3. 今後の予定などお知らせと考察
私も英語講師をしているので、これを準備するのに大変な手間と時間がかかることは容易に想像がつきます。
これだけの内容を1回の参加費1人700円の会で毎回用意されていると思うと、びっくり仰天です。
・人と一緒にわいわい学びたい人
・長文問題に苦手意識のある人
・語彙がなかなか覚えられず苦労している人
英検1級に挑戦となると、相当な英語力を必要とします。そのため、一緒に勉強する仲間を見つけるのは至難の業。結果として、勉強はとかく孤独になりがち。
そういったなか、参加者の自発的な熱意で進む集まりは本当に貴重です。
参加者の学ぶ意欲の高さとヨーコ先生の朗らかなお人柄で、間違いが怖くなったり、恥ずかしいと感じさせない雰囲気が一番の魅力。
時間もフリートークを除いてちょうど1時間と、集中が保てる絶妙な時間設定のため、文章を丁寧に読み込んでいるといつの間にか終了時間です。
長文理解の確認に要約の練習もあるので、2024年度から導入される、ライティングの要約問題の練習にも良いです。
問題を解いて「当たった!」と喜んで終わりにせず、きちんと内容が理解ができているか、確認すると記憶にも残りやすいので、遠回りのようですが、英検1級合格へ効率よく学べそうです。
現在1級へ挑戦中の方は、見学からでもよいので参加してみては?
▼ヨーコ先生のブログ - 英検1級ゆるりと読む会「見学」希望の方へ
https://english-one-on-one.com/kengaku/
Twitter: @apple45english
Instagram: @yoko.kobetu.english
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ヨーコ先生とは以前、英語講師勉強会も行いました。その様子はこちら→オンライン英語講師のZoom勉強会【with ヨーコ先生】)
私はオンライン英語講師として、英検1級の一次試験対策の指導も本格的にできるようになりたいと思っているのですが、現在のところ可能なのが英作文対策のみ。
長文問題の指導の参考になるのではないかと思い、参加させてもらいました。
そもそも、英検1級の長文問題はただでさえ難易度が高く、負荷の高い学習になりがちです。どうやったら "ゆるり" と読み解く会ができるのか興味津々でした。
当記事ではその様子をまとめます!
英検1級®︎ゆるりと読む会の概要
英検1級ゆるりと読む会は、基本的に毎週土曜日の昼12時45分から14時まで、Zoomで開催。事前の予習なしで参加OK。講師が一方的に教える講義スタイルではなく、わからないところがあればメンバー同士で理解した内容を共有していくというスタイル。
ゆるりですが、参加者が積極的に参加していくことで、自然と理解が深まっていくという会です。
また、マイクをミュートにして、読む会を耳だけで参加できる見学参加も可能です。
▼詳しくはヨーコ先生のサイトをご覧ください。
https://english-one-on-one.com/yururi-report/
たしかに "ゆるり" しかし…
今回の参加者は主催者のヨーコ先生、そして受講生は私を含め6名。開始15分はウォームアップを兼ねた英語での雑談タイム。日本語でも英語でもOKなゆるい感じでしたが、やはり参加者は1級を目指されていたり、既に持っていたりで、自然と英語での会話となりました。
私が参加した回は2022年度第1回の長文問題を使用した総復習回で、長文のパラグラフごとの日本語訳や要約が中心。
画面共有を使い、今までの回で参加者全員で訳した内容を見ながら、改めて問題文の理解を確認するという流れでした。
あとで聞いたところによると、いつもより負荷の高い、難しい回だったそうですが、理解があやふやでもとりあえず口に出してみればヨーコ先生や他の参加者から意見が出るという場で、安心して発言できる雰囲気。
ゆるりと読む会とはいえ、学ぶ意欲の高い人々が集まっているため、質問がよく出てきます。参加者から飛び出した質問により、自分にない視点で文を読めることも素晴らしい点。
グループの利点として、他の参加者に見られているという程よい緊張感がありました。そのため、私が文章を口頭で訳す番になったら、自然と丁寧に行いました。
ただ受講生が訳して終わりではなく、ヨーコ先生が事前に要約や日本語の試訳を用意されていて、あやふやなところはその場で確認ができます。
実は2022年度第1回の過去問は、1級に挑戦される生徒さんがいるため、私自身も半年くらい前に解いた問題でした。
会では全問正解したパラグラフからの文章を口頭で和訳したのですが、organism(生物・有機体)という単語をorgan(臓器)とごちゃ混ぜに覚えていたことに気付かされました。
こうして会で他の参加者も交えて話したことで、強く印象に残りました。人と話すという経験をすることで単語が定着しやすくなりますが、この2つの単語も例外ではありません。
1人で単語帳と向き合って英単語を覚えていくことは大切ですが、こういった会に参加して実力試しをしたり、人から学ぶことをすれば、より効率よく語彙を増やしていけると思いました。
フォローが手厚い!
読む会の参加者は、毎回、会で学んだことをしっかり復習できるドキュメントがもらえます。内容は以下の3つです。
1. 会の様子を記録した期間限定のZoom録画へのリンク
2. 会で使った日本語、要約や内容確認クイズの答えなどを載せたドキュメント
3. 今後の予定などお知らせと考察
私も英語講師をしているので、これを準備するのに大変な手間と時間がかかることは容易に想像がつきます。
これだけの内容を1回の参加費1人700円の会で毎回用意されていると思うと、びっくり仰天です。
こんな人におすすめ
・長文読解の精度を上げたい人・人と一緒にわいわい学びたい人
・長文問題に苦手意識のある人
・語彙がなかなか覚えられず苦労している人
英検1級に挑戦となると、相当な英語力を必要とします。そのため、一緒に勉強する仲間を見つけるのは至難の業。結果として、勉強はとかく孤独になりがち。
そういったなか、参加者の自発的な熱意で進む集まりは本当に貴重です。
参加者の学ぶ意欲の高さとヨーコ先生の朗らかなお人柄で、間違いが怖くなったり、恥ずかしいと感じさせない雰囲気が一番の魅力。
時間もフリートークを除いてちょうど1時間と、集中が保てる絶妙な時間設定のため、文章を丁寧に読み込んでいるといつの間にか終了時間です。
長文理解の確認に要約の練習もあるので、2024年度から導入される、ライティングの要約問題の練習にも良いです。
まとめ
今回、日本語に訳したり、要約して人に伝えるという作業をしてみて、いかにあやふやな理解のまま長文問題を解いているかがわかりました。これは講師としても、学習者としても、大きな学びです。問題を解いて「当たった!」と喜んで終わりにせず、きちんと内容が理解ができているか、確認すると記憶にも残りやすいので、遠回りのようですが、英検1級合格へ効率よく学べそうです。
現在1級へ挑戦中の方は、見学からでもよいので参加してみては?
▼ヨーコ先生のブログ - 英検1級ゆるりと読む会「見学」希望の方へ
https://english-one-on-one.com/kengaku/
Twitter: @apple45english
Instagram: @yoko.kobetu.english
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